正直いうと、ここに各内容は完全なる邪道だ。
でも、いまのエンジニア採用市場で正攻法で攻略するのは大変厳しい。最近は有名大卒の新卒が応募してくる。そんな状況で未経験のきみたちを採用する理由ははっきり言って全くない。あっても事業が特殊で優秀な人材を採用しにくい会社や、ブラック企業や人売り企業などだろう。
結論から言おう。君たちはITエンジニアとしてすぐ就職することできない。
未経験でITエンジニアを目指す君たちの気持ちを代弁して差し上げよう。
リモートワークがしたいんだろう?土日祝日休みで有給も消化したいんだろう?エアコンの効いた部屋で仕事がしたくて、出来れば高給が欲しいんだろう?
わかる。手に取るようにわかる。少なくとも、面接官はそう思って君たちを見ている。
そんな面接官を騙す方法を色んな人が熱弁しているが、はっきり言って無理だ。
だってそうだろ?
何かを作る?出来たらやってるよな????
そんなのが出来たら君はもう既にフリーランスエンジニアとして案件の一つもこなしてるだろう。そんなの出来ないからこんなページを見てるんだ。わかるよ。
そんな君がやるべきことはひとつ。
はっきり言うと、ITエンジニアはすごくプライドが高い生き物だ。世の中にはそんなプライドの高い人がやりたがらない仕事をやるための人を雇っている企業がある。
人力でのテスト、顧客へのメールの返信、その他もろもろ、そんなことはITエンジニアはやらないのだ。
そしてそういう人たちのことを内心見下している。本人のいないところではテスターの〇〇さん、SEの〇〇さんって呼んでるんだ。クオリティアシュアランス?誰も彼がクオリティをアシュアランスしているなんて思ってない。
それに君はなるんだ。
日本語が喋れて、文句を言わなさそうなことが大切だ。さらにパソコンに理解があることがアピールできたら最高だ。Ctrl + X を知っている?素晴らしい!
ITエンジニアと仲良くなってプログラミングを教えてもらえ!!!!!
これである。
ITエンジニアはプライドが高い生き物である。彼らは大抵教えたがりで、自分は人に教えるに値する知識を持っていると思っている。
注意すべきなのは、あくまで個人的に教えてもらうことだ。ITエンジニアはプライドが高い。そのプライドの高さをうまいこと利用したら「俺様が君にプログラミングなる高尚なものを教えてやろう」と思うが、みんなの前で教えを乞うと「底辺の人がプログラミング覚えて何になるの?w会社の利益になるんですか?w」となる可能性がある。彼らはプライドが高く、理屈っぽいのだ。
さて、個人的にプログラミングを教えてもらったら、その知識をもとに転職活動をしよう。
大丈夫、IT企業は「自力で勉強できるやつ」にとにかく弱い。元気よく「IT企業で〇〇として就業していたところ、プログラミングに興味を持って、自分でXXを勉強しました!」と言おう。実際には優しいITエンジニアに手取り足取り教えてもらったとしても、そんなこと面接官は分からない。
重要なことは、「現場で使われてる技術を勉強する意欲がある」「ITエンジニアになりたい動機に無理がない」この二つの属性を得ることだ。