オンラインミーティングやチャットツールが普及したことで「電話ってすごく暴力的なコミュニケーションだな」と思うようになった
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1917823
オンラインミーティングや社用チャットの普及によって、いよいよ「電話コミュニケーション」の特殊性が際立ってきたなと思う。特に突然かけてくる人の特権性。いや機能上、常に突然だから当然なんだけど、かけられる側の事情一切無視でデバイスにアラーム(着信音)鳴らして会話させるってすごいなと。
この人がどんな仕事してんのか知らないけど、事情一切無視でかかってくる電話を暴力とみなせるような条件下で仕事してるんだったら電話の電源切っとけよ!!
そうでないなら電話はただのリアルタイムな通信手段であって、あなたの勤務時間中にかかってくるあなたの業務に関係した連絡はあなたがその場で受け取る義務があんだよ! それがあ・な・た・の・仕・事・な・の!!
オメーが今手元で何の作業をしてるか知らんが、かかってきた電話にもそれと同じくらいのプライオリティがあるの!! 少なくとも、取って用件を聞くまではね!!
電話が発明されてからの150年間、電話は社会においてもっとも主要な連絡手段であり、かかってきた電話を取るのは控えめに言って読み書きと同レベルで誰でもできなきゃいけないことなの!!
だから、マジで手が離せない時は出なくていいっていう暗黙の了解もあるわけ。
蕎麦があと10秒で茹で上がるタイミングでは出なくていいし、一番微妙な箇所のハンダ付けしてる時も出なくていいし、バランスの悪い大きい荷物を持ち上げて運んでる時も出なくていい。
相手は「今手が離せないのかな」とか「トイレに立ってるのかな」とか適当に良い方に解釈して数分後とかにまたかけ直してくれる、そういうシステムなの!!
とりあえず受けて用件聞いてどうでもよさそうだったら一旦切ってもいい。そういう暗黙の了解もある。
「お調べして折り返しますねー」って言っとけば「ああ、今忙しいんだな」ってわかってくれる、そういうシステムなの!!
だから「事情一切無視の暴力」っていうのはオメーさんの子供じみた妄想なの!!
在宅ワークでチャット以外のコミュニケーションするのやだようやだようって言ってる甘ったれたお前のような業種ではなく、不特定多数のお客様を相手にしてるB2Cな「お店屋さん」は誰でもわかってることなの!!
蕎麦屋にもレコード屋にも本屋にも宿屋にも、電話は「主要な通信手段」としてお客さんからも取引先からも毎日毎時毎分じゃんじゃんかかって来るし、むしろ電話がないと成り立たない商売なわけ。いまだに。これからも。ずっと。
どうしてかっていうと、「電話は事情一切無視で暴力的にかけてよいものとする」っていう社会通念があるからなの!!
社会の大多数が受け入れて活用してる社会通念をお前の都合で勝手に世の中から消し去らないでくれる?
てか、逆に疑問なんだけど、150年間まったく暴力とはみなされておらず現代もほとんどの業種で暴力とみなされていないものが、なんでインターネットが普及しただけで暴力に変化するわけ?
キミが「いやだなあ」って感じただけでしょ?
たとえば、電車のガード下の家で在宅勤務してる人にとっては電車の走行音は間違いなく暴力的なものだろうと思う。けど、その電車に乗ってる乗客たちに「うるさくて仕事できません」って言ってわかってもらえると思う?
「お気の毒としか」って言われて終わるよね。
電話だってそうなんだよ。オメーが電話に耐性がないのは本当にお気の毒としか言えない。
けどな、パソコンカチャカチャやってEnterキーをスターン!って叩いてればいい狭ーい狭ーい世界以外の、社会の大多数の業種ではな、電話をかけたり受けたりするのは、ご・く・普・通・の・営・み、なの!!