本音。吐き出し。
個別指導の塾でバイトしてるんだけど、担当生徒の1人がどう見ても何らかの障害持ち。
・言われたことができない。次は図に書き込んでみてね、と言っても平然と謎の計算式を書き始めること多数。
・単語を使った意志疎通ができない。例えば、「底辺」や「仮定」、「証明」などを理解できない。
「底辺」は図形が少しでも傾いているともう”底”ではない=底辺はどこ?という思考になってしまう。
そして「仮定」などの抽象的な概念は根本的に理解できていないっぽい。「もし」や「ならば」などの単語がある時だけ「仮定」と判断できる。
・図形認識ができない。「線の上にある点を指さしてみよう」という指示に対して、全く別のところにある点を指さす。勿論、当然のようにグラフも読めない。
・宿題ができない。出したとして存在を忘れてしまうか、もしくは間違えたところの答えを丸写ししてくるかの2択。
どんなに説得しても丸写ししてしまう(「答え合わせ」は赤ペンで答えを写すだけの行為と認識しており、自分で間違いを見直すという発想ができないっぽい)ので、宿題で復習してもらうというコマンドが実質封鎖された状態。
「数学が苦手な子なんだな!」と責任感に燃えて図書館で指導マニュアルの本を借りたりして、なるべく平易な言葉を使う、シンプルに区切った指示を出す、一工程ずつ一緒にやって次は自力で反復練習させる……とか色々頑張って指導してた。
学校のテストの結果が期を追うごとに悪くなっていっても、次はできるよ!よく頑張ったね!って励ましていたし、自分自身もっとわかりやすく教えられるように工夫して宿題プリントとか用意してた。
無理!!!!!無理ですわこれは
もうなんか…賽の河原の石積みやってる気分だもん。いつまでも手ごたえが返ってこない。
どれだけ丁寧に数カ月教えたとしても、今日の1回はまた「底辺ってなんだろう、角ってなんだろう」の定義から始めなきゃいけない。たすけて……
流石に上司にも相談したけど、そのうち「アッ…」っていう顔になって見て見ぬフリをするようになってしまった。
成績がめちゃめちゃ下がってても何も言われん。総スルー。
いや、そりゃでもそうするしかないというか、ご家庭に対して「お宅のお子さんは発達障害だと思いますのでうちでは手に余ります」とは言えないんだろうけど、”そういうもの”として直視せず扱い続けるしかないんだろうけど…。
あとね、非常に人間として恥ずかしいことですが赤裸々に書かせていただくと、
物凄いストレスが溜まるんだよ。もう目の前にいる子どもがだんだん憎らしくなってくる。
何も知らない頃は「例え発達障害の子だったとしても地道に対話していけばわかりあえる!」と思ってたけど、それは『対話』が成立する場合なんだよね。
自分の言葉を何一つ覚えていなかったり、投げた言葉にとんちんかんな答えを返したままぬぼーーっと椅子に座っている子どもを見ていると、もう優しく教えるべき「知識が足りない、発達途上の子ども」ではなく、「いくら話しかけても自分と目を合わせようとしない、憎らしい子ども」になってくるんだよ。ずっとずっと見ていると。
アルバイトの自分でさえこうなのだから親御さんとか、担任の先生とか、この虚無に常時相対しなければならない人のことを考えるとマジで腹の底が冷たくなる。恐ろしい。
そんなこと発達障害しかいない増田で言われても…
バイト辞めるしかねえな 塾なら他もあるでよ
しょせん臨時雇いなんだろ、待遇の悪い職場で続ける(嫌なことやる)意味なくない?