2021-12-30

最後勝利宣言しないと終わらない人狼

きっか

人狼は身内でやるのと、オンラインでやったのが多分それぞれ10回程度で、つまりそんなに人狼はやったことないんだけども、表題みたいな妄想を始めたのは、小野ほりでい氏の

さら聞けなくなった人のための「超簡単人狼入門

https://omocoro.jp/kiji/163991/

 を見てたとき

 

>たとえばこのように、参加者全員が「市民」だった場合どうでしょう。この村で争いごとは起こるでしょうか?

 

この記述を見て「人狼がいなくなったのに身内を疑う村人だけの村」があったら楽しいんじゃないかとふと思ったのです。騒動元凶は去ったのに疑心暗鬼から自壊していくコミュニティ結構絵的に面白くないですか?

ルール

通常の人狼ルールに加え、

1.勝利宣言

村人、人狼、妖狐各陣営は昼の議論中に

村人:全会一致

人狼:村の半数以上

妖狐:一人以上

の賛成で「〇〇陣営」の勝利GMに対して宣言することができる(人狼と妖狐の勝利宣言は同時に起こりうるが、その場合人狼勝利宣言があったものとして勝利判定へ移行)

勝利宣言がない場合は通常通りに吊り投票

2.勝利判定

勝利宣言があった場合

村人

人狼、妖狐が全滅している場合:村人の勝利

人狼、妖狐が残っている場合:妖狐>人狼の順で勝利

人狼

勝利宣言に賛成した人物の中に村人、妖狐がいる場合:反則行為として人狼勝利(村の狼騙りによる勝利宣言を防ぐためのルール)

妖狐が残っておらず、人狼の人数が村人の人数以上場合:人狼勝利

妖狐が残っておらず、人狼の人数が村人の人数未満の場合:村人の勝利

妖狐が残っている場合:妖狐の勝利

妖狐

村人、人狼勝利条件が満たされている場合:妖狐の勝利

村人、人狼勝利条件が満たされていない場合:勝利宣言をした人物がその場で死亡し、議論続行(勝利判定で唯一勝負が決まらないケース)

3.得点計算

村人勝利場合:村人陣営全員に(生き残った人数)×5pt

人狼勝利場合:人狼陣営全員に(生き残った人狼数)×10pt

妖狐勝利場合:妖狐陣営全員に(ゲーム開始時の人狼数)×10pt、妖狐の勝利宣言により勝利した場合+5pt

 

問題点

人狼に噛まない能力を付加するべきか

「夜に襲撃しないことができる」(「月夜の人狼」でいう慎重な狼)ルール適用すべきかどうか、このルールがあれば平和な朝を迎えても狐噛み、護衛成功、狼全滅以外にも潜伏の可能性が出てきてゲームの幅が広がるが、連続非襲撃を認めると狼に有利すぎる。「2日連続での能力使用は不可」としたら結構バランスいいと思う

勝利点、ボーナス点による評価

このルールだと、生き残った人数によってスコアが加算される方式(早めに勝利宣言することによるインセンティブ付与)にしないと、村人にとっては最後の1人になるまで殺し合うのが最適解になるディストピアと化すのが目に見えているが、そのポイント基準をどうすべきか。上記ポイントは厳密に勝率等を考慮したわけではない適当ものなのでプレイ結果に対して適正な評価ができる基準があった方が望ましい

 
メリット

○終盤の攻防が過熱する

○死んだ人も疑心暗鬼に陥る生存者を見るのが(多分)楽しい

 

デメリット

○点数制の場合複数回プレイが前提になるのでまとまった時間必要

○狐が自動的勝利できない、特に人狼数=村人数達成の見極めが困難で難易度が高い?

○狐の勝利宣言失敗でゲーム展開が大きく崩れる?

オンラインシステム)でのプレイ不可能

GM心理的負担が増加

 

(デメリット多くね?)村人勝利宣言に紛れ込もうとする狼と狐とか、平和な朝を迎えた時の議論とか、面白そうな場面が結構出てくると思うのだけど、正直経験が少なくてこういうルールにしたときにどういう推理の幅が出てくるのか予測しきれないところがあるので誰かやってみてほしいですね…

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