2021-05-21

エスカレーターの歩行を禁止してはいけない。

確か埼玉県エスカレーターの歩行を禁じる条例が可決された(ただしま施行されていない)。

これについてはてブでもエスカレーター歩行弾圧主義者が絶賛していた。しかし私は釈然としない。その理由を以下に述べよう。

エスカレーターの歩行は素晴らしい

エスカレーターの片側を立つ人、もう片側を歩く人と分ける事の良い点は、多様性が認められている事である。つまり、急ぎたい人は急ぐことができ、のんびりゆきたい人はのんびりと立って行くことができるという点である。これは高速道路で通常車線と追越車線があるのと同じだ。

これに対して、「急ぎたい奴は階段を歩け」とかい妄言を放つ馬鹿がいる。しかし、階段普通に歩いた場合は、エスカレーターに立った場合と速度はほとんど変わらない。そこに多様性は無いのであるしかし、エスカレーターを歩行、または走行した場合人間の脚力に電力によるエスカレーターの速度が加わることで素晴らしい効率的速度が生まれるのである。ここに本当の多様性選択の自由生まれる。

反論その1「エスカレーターは歩くことを想定していない」

これは簡単論破できる。実際に歩いても事故は起きない。つまりエスカレーター設計段階で歩くことを想定していなかったが、実際歩いてみても故障や破損といった問題は起きないのである。これに対してエスカレーター歩行反対派が出してくる例は常に的外れで、ヨーロッパでチームの勝利歓喜したサポーターエスカレーターの上でバンバン飛び跳ねて起きた事故映像を示したり、そもそも整備不良だったエスカレーターの両側に人をギッチリ立たせたことで起きた事故(誰も歩いていない)の例を出してくるが、どちらも歩いたことで起きた事故ではない。エスカレータを歩行したことが原因であると明確に定められた事故世界存在しないのである

私が知っている例では、例えばJR赤羽駅では上野東京ライン埼京線京浜東北線などの乗り換えで時間が1〜2分の場合エスカレータを沢山の人たちが轟音を立てながら駆け降りたり駆け上がったりしているが、それが原因で大事故が起きたことは無い。実際のエスカレーター強靭であり、勝利に酔いしれるサッカーサポーターが飛び跳ねると言った異常事態は別として、通常の紳士淑女の皆様が通勤通学で駆け降りたり駆け上がったりした程度ではビクともしないのである

反論その2「両側に立つ方が輸送効率が良い」

これもエスカレーター歩行否定派がよく出してくる馬鹿げた主張である。この主張のもとになったシミュレーション最初から作為的で悪意に満ちている。このシミュレーションでは、「歩行しない場合」では両側にギッチリと人が立っており、「歩行する場合」では「片側にギッチリと人が立ち、もう片側をパラパラと人が歩く」という想定をしている。この想定自体エスカレーター歩行否定派に都合の良い想定であることは言うまでもない。なぜ歩かない場合は両側にギッチリ人がいるのに、歩く場合パラパラにしているのか?

ちょっと頭の良い人は気づくだろう。ただ単に「輸送効率」だけを考えるなら、もっと効率が良いのは両側が歩くことであり、最も輸送効率が良いのは両側にギッチリ詰まった人々がエスカレーターを走ることである。もちろんそのような状況は想定し難いが、「輸送効率」を理由にした「エスカレター歩行否定論」が馬鹿げた妄言なのは明白である

結論 エスカレーターを歩く、もしくは走ることで脚の筋肉を鍛え、健康を増進しよう

エスカレーターの一段は通常の階段の一段よりも大きい。なのでエスカレーターを歩いたり走ったりすることは階段を歩いたり走ったりするよりも脚力を鍛える効果がある。足腰を鍛えることは健康の基本である

  • エスカレーター歩く人は階段一段とばしするだろ

  • エスカレーターは毎月毎月ちゃんと点検してるからだろ やはり朝8時に点検して整備の存在をアピールする必要があるな 新御茶ノ水とかで

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