私は、東日本大震災当時は大学3年生で、4月から始まる就活戦線に備え、履歴書づくりと、WEBテストに励んでいるところに、地震が来ました。
就活は大混乱。私は東北地方出身なので、同年代の被災した友人も数多くいました。
採用活動は6月開始となり延期され、採用数は激減でした、スポット就職氷河期時代でした。
本当の就職氷河期を経験された方、お察しいたします。(壮絶な苦労があったと、容易に推察できます)
原発事故と震災の混乱で、大学の授業は機能しておらず、休校が続きました。もちろん学費の返還はありません。
今年のように一人10万円給付なんてことも、全くありませんでした。
大学院に進学し就活戦線を先延ばす人、テキトウに入れる中小零細企業に入社し景気回復後の転職を試みる人など、いろいろな人がいました。
テキトウな中小企業に入った、もしくは大企業に入った方は、私含め、うつ病、体調不良のオンパレードでした。
友人の中で、新卒入社の会社にとどまってるのは、2割程度でしょうか。私は、とどまっています。というか、コロナで転職機会を逃したように思います(もっと早く動けばよかったと後悔)。
入社した地方にある企業は、パワハラ・セクハラあたりまえ、教育体制皆無のテキトウな中小企業でした。相手は(上司)は日本人ですが、日本語が通じないという特殊な在日日本人ばかりでした。おそらく治外法権なのでしょう。
会社という形はありましたが、組織はなく、属人的で、とりあえず、営業している露店という感じです。
入社しても教育はなく、仕事もなく(当初は暇でした)、ただ、部署によっては、過労死ラインの2倍のサービス残業はあたりまえ、という、いびつな体制です。
こんなことを思い出していると、今年の大学4年生の方もこれから相当大変だろう案じます。
私の友達でも、震災が遠因で、震災から数年立ってから命を落とした人がいます。
なんとか、生き延びて欲しいです。
とても辛いと思いますが、決して自己責任論者などに騙されてはいけないです、新手の新興宗教のように思えますので、学生の方々、十分お気をつけください。
氷河期世代です。 初めて正社員になったのは、大学を卒業してから12年ほど経ってからでした。 とにかく、健康を大事にしてください。 自分の身をいたわれるのは自分しかいない。 自...
コメントありがとうございます。 12年ですか、、、 正社員で入れた自分からすると、なんとも言えなくなります。 残業代稼いだって、たかが知れてると思って、お金は苦しいですが、...