2019-03-27

過労死しかけている薬剤師

https://togetter.com/li/1331557 のまとめを見た。

「うちの職場そっくりだ。」と思って書かずには居られなかった。

まず、調剤薬局というといくつかのパターンがある。

門前型(大病院の前に各大型チェーンが店を出しているパターン)

マンツーマン型(開業医の前に店を出しているパターン)

医療モール型(一つのビル複数開業医が入って、その角に店を出すパターン)

・面応需型(特にどこの医療機関にターゲットを絞らない店)

の4つと考えていいだろう。

この4つのうち、門前型と面応需型は閉店時間比較的早い。病院は診察終了時間が決まってるし、面応需はターゲットになっている医療機関が無いため。

逆にマンツーマン型と医療モール型はターゲットになっている医療機関の最後患者まで店を開けていないといけないので閉店が遅くなりがちになる。

うちのメインの先生だと、正式な診察時間は9時~12時・17時~19時。しかし、実際は診察が伸びがちでが終わるのが21時を過ぎる日が日常茶飯事。

仮に21時半に診察が終わったとなると、それから店の閉店作業を行い、薬歴(薬の服用記録。どこかのチェーンで未記載問題になった奴。)

入力すると終業が23時なるのがざら。

帰宅午前様も多い。

「昼は1217時は暇なのでは?」

という質問が出るかも知れないが、実際にメインの先生12時に終わることはほとんど無い。15時頃まで続いていることも多い。

それでも昼間は時間に空きが出ると言うことで、「在宅業務」「施設業務」が待っている。

在宅業務医者の往診の薬剤師版。

寝たきりのお年寄りなどをお邪魔して、お薬カレンダーにお薬をセットしたりして、様子をうかがってくる。

飲み忘れなどがあったら回収も行う。

この在宅の「薬歴」はパソコン入力だけでは無く、プリントアウトして都度先生ケアマネージャーに郵送しなければいけない。

施設業務はいわゆる老人ホームのお薬の調剤業務

数十人入っている老人ホームのお薬を調剤して、定期的に老人ホームにお届けする。老人ホームに入っているお年寄りのお薬は一包化と言って1回毎の飲み方にパックしたり、粉砕したりするのもよくあるので調剤時間がかかる。しか老人ホーム複数箇所担当しているからお届けで近隣地区を周回する業務みたいになる。そして、この施設患者さんについても全員分「薬歴」をパソコン入力しなければならない。

この結果、過労死ラインギリギリ時間で働いている。

表向きの定休日は水・日だが、水曜も出勤しないと施設業務の準備が終わらない。実質の休みは日曜だけ。

さら24時間対応を謳っているので会社携帯電話を持たされて、店に掛かってきた電話24時間365日出なければいけない。

「どうしても辛いので、近所の歯科から処方箋が出た。店を開けて調剤してくれ」

「この間貰った薬の錠数が足りないんだけど、お宅のミスなんじゃ無いの?ちょっとうちまで来て確認しに来てよ。」

という電話も、夜間・休日でも対応しなければいけない。

医者のオンコール対応と同じ事を薬剤師も行っている。

これだけ働いているにもかかわらず、

薬剤師仕事は袋に薬を詰めているだけなので、コンビニ店員と変わらない。登録販売者最低賃金で雇っている時代だし、薬剤師も同じでいいだろ。」

「飲み合わせチェックはAIがやればいいから、薬剤師は要らない。」

インフルエンサーの御方が薬剤師不要論を振りかざしている。

今やっている業務が非効率なのは分かっているけど、医療保険と介護保険で定められたルール仕事をしなければ行けないので勝手効率よく出来ないのが辛い。

繰り返すが、現段階で過労死ラインギリギリの状況。

1人あたり40枚の処方箋範囲内でギリギリ人員配置職場を回していた。

ところが、1名の若い薬剤師退職することになった。それを知ったら何故か退職ラッシュ。一気に3名退職することになった。

補充は新卒だけ。今年の国家試験を受かっていることが前提。他に補充は無いと上から言われた。

本当に過労死しそうです。

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