2019-01-23

オタクに対する蔑視海外進出の話

https://forbesjapan.com/articles/detail/25073

m-flo海外進出の話をしています


まり言うと反感を招きそうなのですが、国の色んな統計データ等を見る限りだと、エンタメ業界国外と繋がっているのはオタクカルチャーだけです。


実写邦画バラエティドキュメンタリーもぜんぜん売れていません。放送コンテンツ売上高海外売上比率2017年は77%がアニメでした。ドラマバラエティがそれぞれ10%でドキュメンタリーは2%位だったと思いますしかドラマ特撮が込みの数値です。

こんまりメソッド話題になりましたがgoogleトレンドを調べると"konmari"より"Dragon Ball"の方が検索数がはるかに多いです。今ドラゴンボール映画海外で上映しているからです。既に全世界興行収入日本円相当で約95億円に到達しており2018年公開邦画としては1番になります。これはコードブルーより上です。しかもまだ数値が伸びます


これが「日本に対して、日本人がかっこいいと思うことと海外の人がかっこいいと思うことが違う」の理由です。

オタクカルチャーはその産業規模的にも文化的にも常にマイノリティーとしての抑圧を受けざるを得ない立場にありました。様々な作品でもそういった要素が表出しています悟空サイヤ人移民だし、ナルト人柱として迫害されていました。今アメリカでプチHITしているヒーローアカデミアの主人公無能力者のマイノリティでした。そういう要素に引かれてアニメに嵌った黒人ヒスパニックの方が大勢ます自分と重ねあわせていたんですね。また、日本アニメ製作側も昔からアフロアメリカカルチャー積極的引用し答えてきました。こんど実写ドラマ化されるカウボーイビバップNujabesと呼ばれるアーティスト参加したサムライチャンプルーはその典型です。

でも日本でも海外でもあくまマイノリティサブカルチャーに過ぎません。ゲームアニメ漫画も。私にはそのギャップ果たして日本人に克服できるのか疑問に思います。彼らはweeb(日本かぶれ)と呼ばれて馬鹿にされることすらあります。そういうコミュニティの複雑な事情理解することができるんでしょうか。

  • ドラマはアジアにはかなり売れていると聞いた気がしたけど、韓流に負けたんかね。

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