あーごめん。
これ書こうとしたら長くなるかも知れないから後で書くわー。
と思ったけど、長く書くんだったらネットでもうガッツリやってる人がいそうだからもうソレ読んで満足するわ。
てことは俺の考え方がズレてんのかな。
じゃあもう手身近に書くわ。
俺はハヤテのごとく!ってのは駄目なオタクのくっだらない妄想を受け止めてくるような漫画だと思ってたんだよ。
大金持ちだったりイケメンだったり天才だったりしたら人生らくちんでめっちゃ楽しいしオタクライフもウッキウキだよなって気持ちを受け止めてくれる漫画。
だけど物語がクライマックスに向かうに連れて、ナギがただ天才でワガママで身勝手ででもお嬢様で天才だから人生がどこまでも恵まれていくって話じゃなくなってきた。
そんで最後には立派な真人間として更生することを物語の側に余儀なくされた。
これはもう全くもって、物語にそう仕向けられたと言うしかないんだ。
ナギのハヤテに対する思いは本物なのか、ハヤテにとってナギは本当にただの恩人でしかないのか、ナギは果たして人に思われるに値するような人間なのか、52巻も続いた漫画の主人公が単なるぐうたらだったで終わっていいのか。
あまりにも長過ぎた連載期間が漫画そのものに容赦なくそれを求め、それが主要キャラ達へとハルマゲドンのように降り注いできたのが終盤の展開だ。
その中で、ナギはそれまでの自分から脱皮することを求められ、グウタラなニアリーニートライフから健康的で健全な自立した女の子に育つことを強いられた。
オタクの幼稚園児レベルの妄想が形になったようなモラトリアムサブカル漫画は、クライマックスというデウス・エクス・マキナの引力に逆らえぬままに成長物語へと羽化していった。
それをハッピーエンドと捉えるオタクもいるんだろうし、そうやって変わりゆくナギの姿を見て現実に適応することを余儀なくされて変わっていく自分を重ねたオタクもいることだろう。
でも俺はこれをバッドエンドだと感じた。
アニメ版のNHKにようこそがアルバイトを始めたのだって大丈夫だ。
でもそれは、カズフサや佐藤くんはあのままじゃ本当にどうしようもなくて、いつまでも終わらない夢を見続けた所でいつかは現実に追いつかれて決して幸せにはなれないと分かってしまったからだ。
でも三千院ナギは違う。
彼女なら、彼女のような天才でお金持ちであるなら、死ぬまで人生をなめきったままでもこの世界で幸福にグウタラ暮らせていたじゃないか。
なんでそんな宙にフワフワ浮いたままで死ぬことが出来るような存在を作っておいて、わざわざ物語の中で引きずり下ろして地に足を着かせた。
それは違うだろう。
ラブやんがご都合主義のハッピーエンドなら、ハヤテのごとく!はご都合主義のバッドエンドだ。
物語っぽく終わらせるために地獄から這い上がる話は歓迎するが、天国から叩き落とす話は許容しがたい。
これが俺の1年ごしの結論だ。
割と同感
王石の伏線はずっとあったんだから、ある程度当初の想定通りだったんじゃないかなあ? もし物語外部の都合があったとしたら、52巻もフワフワ続いてしまったことの方で……。 でも...
これみてふと思ったけどカズフサのキャラデザってあずまんがのあの好きだからー!のセンセイのパクリだ
ハヤテのごとく!は最初期が一番笑えるけど、その頃は登場人物にとってはそんな楽しい話ばかりじゃないんだけどな。 ナギは両親を亡くして寂しい女の子として描かれているし、ハヤ...
作品と作家をドキュメンタリー的視点でみるの禁止
はやては最後まで読んでないけど分かる気がする あの漫画途中から大事な何かを落っことしてると思う
anond:20180911232226 漫画家バックステージ情報のうろ覚えなんだが、漫画の人気が出たことによって 10話打ち切りエンド(1巻ラスト)→途中打ち切りエンド1(4巻1話)→途中打ち切り...
ハルヒのアニメ一期の最後も似た感じのこと思った 宇宙人やら超能力者やらの非日常要素で盛り上げておきながら 「退屈でも何気ない日常のほうが大事」とかいう安っぽい説教で終わっ...
ハヤテの両親が制裁されたから全て良しとする。