低価格の張り合いのおかげでサービスの質が落ち、商品の質も落ちてきた。
どこかのジャーナリストが年々向上していると言っていたが嘘だ。実際は落ちている。
販売業で様々な商品を見てきたが、確実に落ちているのは間違いない。
まず、サービスの質だが低価格を攻めるせいで働く側に対しての管理が悪くなった。
例えば飲食業。ワンオペで働かせたりするのは当たり前になっている。
販売関係だと、覚えることの多さがサービスを悪くしている。それでさえサービスを次から次へと作っており、販売側の知識が追いつかない。
研修を適度に行っていても、普段から残業も多く、臨時休業で研修を行おうとも上が認めてくれない。人件費の無駄だという。
そうやってケチる事で生まれるのは、人材の定着率の低下だ。これも低価格の商品を販売側にとって非常に痛い。
育成研修を行っても従業員が定着しないのだ。早期で退職されれば、時間のロスになる。また研修を行い、また退職の繰り返しでは、目も当てられない。
低価格というサービスは今では全くといっていいほど珍しくはないが、このバトルは無駄だ。
上記のような問題も発生するし、何より低価格による品質も低下する。工場の人件費もひどくなり、手抜きとまでは言わないが生産率を上げるために
でも、上はまったく理解出来ていない。
企業同士が鎬を削り合い、自分たちに入る利益さえも無駄に削っている。
安ければ良いという問題ではない。
何かアクシデントが起これば、その対応に困るし下手をすれば大炎上を起こし被害が甚大になる。
物によってはリコールも発生する。
今の時代だからこそ、企業は低価格を止める時ではないかと思う。
低価格を止めたらユーザーが減るというのは事実だろう。が、それは一時だとも考えられる。
必要であれば購入されるし、ユーザー間の評価が上がれば、当然人気も上がり需要が増えるのだ。
安いから全てが良いというわけではないということを上は理解しなくてはいけないのに、理解できない。
反面で、低価格から脱却した場合に同時になんとかしてほしいのは、税金だ。
「消費税」
こいつがユーザーの一番の敵になる。
それでさえ経済が潤い始めただ、潤っているだ、などという訳のわからない政治家の言い草、ジャーナリストのあてにならない分析も鬱陶しく
実際は仕事している人たちの給料は上がったかというと、それほどでもない状況で苦しいというのに
高い買い物をするほど消費税は邪魔をしてくる。こいつがここまで上がったおかげで商品が買いづらい人も出てきている。
5%で定着しはじめた矢先に8%という状況だ。実に買い物をするのが馬鹿らしくなる。
昭和世代としては、3%がちょうど良かったと感じる。適度な税金だと。
まぁ、当時は当時できっと大人になっていたら高えなぁと言っていたんだろう。それも間違いない。
それは置いておいても、やはり消費税がネックだ。このままでいくのなら、国民の給料がなんとかならないとどうしようもない。
車買おうと思っても、税金がね…という人もいる。消費税のみではなく、車にかかる税金ですらネックなのだ。
この2つがなんとかならないと、日本のサービス・品質は低くなる一方であるし、若い人だってお金を使いたくとも使いにくい。
定番の若者の○○離れ~などと政治家が吐き出しているヒマがあったら、税金をなんとかするのが先決だ。
なんでもかんでもむしり取ろうむしり取ろうという姿勢ばかりで、今の政は先へ進むどころか足踏みして無駄な税金でふざけた議会ばかりを行っている。
挙げ句には、総理が気に入らないので国会参加しません、旅行いってきますというような馬鹿な政治家も増える一方だ。
なんとかしろよ、日本のお偉い政治家さんたち。 これがダメなんだよ。なんでそこでいきなりお上に任せちゃうんだよ。
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