2018-03-17

わたしの作ったもの

数週間前、とあるbotを消した。

わたしの好きなとある漫画作品の、とある4人組仲良しキャラたちがわいわいしてる完全自己満足アカウント、を4人分で計4アカウント

いわゆる「コピペbot」ではなく、ただただわたしが「彼らの日常妄想して書いてるアカウント」だ。雰囲気としてはSNSを利用したプチ小説(?)、もしくはピクシブにある○○ちゃんねるパロ系の小説に似たようなものだ。

最初は仲良しな相互さんが見たい〜!って言ってて、わかる!って反応してまあそんな具合でわたしが書き始めた。ほんとに身内だけでやってるつもりだったのに、いつのまにか界隈の神絵師様だったりにも反応いただいて、そこそこ認知度も上がった。とても嬉しかった。

わたしが考えた彼らのやりとりを、可愛いと言ってくれる人がいた。ツイートするたびにふぁぼをくれたり、リツイート先で○○君可愛い!って言ってくれる人がいた。分かる〜○○君こういうこと言いそうって理解してくれる人もいた。

けれど、とある理由でその界隈が居づらくなった。わたしには全然関係のないことだったんだけど、すごく居心地が悪くなる事件(というほどの騒ぎでもないけど)があったり、マナーの悪いジャンル者が増えたりとか、まあ色々あって、作品は好きだけど界隈を離れることにした。

同時期に鬱になった。ほんと何も気力がわかないし、死にたい気分なのに毎日キャラになりきって明るいツイートをするのがなんかキツイなあと思い始めてしまった。原作特定はしないけど、元気で将来が希望に満ちてるような男子高校生キャラ死にたいとか言い出したら引くだろ。わたしなら引くわ。

そんなわけでしばらく休止してた。それも、休止しますって言うのすら面倒でぱったり閉じてしまった。とにかく何も考えたくなかったんだ。自分今日死なない(死にたくならない?言語化が難しい)だけで精一杯だった。

自分今日死にたいと思ってる精神状態他人生活想像するなんて、すごく疲れるものだった。

そして鬱になったと同時に社会との繋がりが薄れまくり外出もしなくなったので、単に書くネタもなくなった。

そして数ヶ月が経つ。ツイートもしていないのでbotに通知は来ない。まあそりゃツイートもしないbotなんか見てても仕方ないよなあ。どうせ見てる人もいなくなっただろうと思って、だんだんアカウントを残しておくことが重圧になった。またこアカウントツイートをしなければならない、消すなら消すと言わなくてはならない。そんな重圧だ。

すごく、消したいと思う気持ちが強くなってしまった。誰ももう見てないだろうし、いいやと思い始めた。もちろん書きたいことはまだいくつかあるにはあった。けれど数ヶ月もツイートしない状態からいきなり話し出すのもおかしいかなあと思った。今更ノコノコでてきて「こんちはー☆!」とかい雰囲気、出せそうにない。

それならいっそ、みんな忘れてるであろうからこのままひっそり消そうと思って、消してしまった。

大好きだった。彼らの日常妄想するのが楽しかった。大して小説を書く技能もなく、絵も描けないわたしなりの2次創作ができたと思ってた。好きだと言ってくれる言葉が嬉しかった。なのに重圧が勝ってしまった。

そして今日、ふと思い立ってそのbot名で検索をかけてみた。

すると、「○○bot見当たらない、消しちゃったみたい。悲しい」「○○bot好きだったのになあ」といったツイートが何件か引っかかった。

泣きそうになった。

そうかあわたしみたいなのが作った、自己満足妄想アカウントツイートでも、好きだって言ってくれる人がいたんだ。なくなったら悲しいと思ってくれる人がいたんだ。

なんか、悪いことしちゃったのかなあ。でももう多分30日経っちゃってるから復旧もできないだろうしなあ。復旧しても多分、あの頃みたいなツイートはできないと思う。前述の通りbot元ネタ作品漫画作品なんだけど、連載の追っかけはやめて単行本派になったから、今の界隈のネタについていけないだろうし。なによりモチベーションだ。まだ時々ものすごい憂鬱感が襲ってきて、精神不安定になる。そんな状態で書いても、面白くはないだろう。わたしもつらいし、ツイートもきっと面白みのないものしかならない。

から、もう続けない。

ごめんなさい。

あのbotを知ってる方がここを見ているとは限らないけど、一応。そしてありがとう。好きって言う人が1人でもいてくれたのが、本当に嬉しかったです。

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