Youtubeやニコニコで「在日」「韓国」と検索する。またある時はツイッターでそしたらレイシストの動画が上位に表示されて高評価を得ている。コメントがたくさんある。レイシストのツイートが何百RTもされている。それを見てホッとする。ヘイト法が施行されてもレイシズムはまだ衰えていないことに安心する。
それでも大分減っている。ネトウヨ批判も増えている。そのことに焦る。
在日韓国人の方に恨みはない。彼らが日本人より悪だとか劣っているとかは微塵も思わない(むしろ日本人の方が嫌い)。政治思想だって左だ。ネトウヨの差別は悪だと、間違っていると心から思う。少し前まではレイシズムがなくなるよう心から祈っていた。
在日韓国人差別と女性差別はネット上の二大差別だったから、協力してなくしていこうと思っていた。
なのにレイシズムはミソジニーをおいて解決の方向に向かってしまった。レイシストは「ネトウヨ」と呼ばれて2chやまとめですら馬鹿にされ、ネトウヨに反論するブログやサイトは沢山ある。レイシストの攻撃対象は在日韓国人よりもっぱら「パヨク」になり、ネトウヨは一昔前より明らかに減った。話題の森友学園だってネトウヨは意外と擁護しない。これをきっかけに益々ネトウヨは弱体化するだろう。
だが女叩きは増える一方。大手メディアでもそれを受けて「女尊男卑」「男性差別」を唱えるようになり、海外で殺されたりストーカーに刺された女性は激しいバッシングとセカンドレイプを受ける。ミソジニーと無関係でなさそうな事件も次々起こる。さらにヘイト法ができてからレイシズムがやりにくくなったまとめサイトなどが女叩きに方向転換し始めた。今や女は最も安全に叩ける対象。
https://twitter.com/odasaburo99/status/857057211645743104
それにこういうのが一万以上RTされるようになってしまった。もうミソジニストは一部の男性なんて思えない。
それでなくても、レイシズムには反対、だがミソジニーには賛成、というアカウントは多い。
ミソジニーにも反対してくれたリベラル男性も多かったが、それでもどこかミソジニーを甘く見ているようで不満だった。
レイシズムが解決され反レイシズムがネットの主流になったら、「【悲報】ま~ん、韓国人を差別する」とかされるだろう(事実嫌儲にはそんなことを言ってるやつがいる)
そして反レイシズムの人たちは目的は達成されたとばかりに去って行ってしまい、共闘なんかできなくなるだろう。
はっきり言って私は反レイシズムに嫉妬している。ネトウヨとは別の意味で「韓国人はずるい」と感じてしまっている。韓国人の方たちは悪くない、むしろ被害者なのに。ごめんなさい。それでも差別解消を喜ぶことはできない。ミソジニーだけひどい日本より、レイシズムもミソジニーもひどい差別国家の日本の方がいい。あなたたちだけずるい。
そして海外にも嫉妬している。ネットのミソジニーが同じくひどい韓国にも、ミソジニーが社会問題化されていることに嫉妬している。アメリカで女性差別主義者のトランプが大統領になったときには内心喜んだ。アメリカは日本なんかと違うから、平気で「ま~ん」とか吐ける日本と違ってポリコレの根付いた国だから、ちょっとくらいはこんなことになってもいいんだ。もっともっとひどくなって日本に近づけばいい。日本よりひどくなればいい。あなたたちだけずるい。
この文章が反レイシズムとフェミニズムの分断になるのを恐れて投稿できなかったが、とうとう我慢できなくなってしまった
増田の男叩きってこんな基地外が書いてんのかよ