もうイライラばっかりしているけれど、まずは自己紹介しておく。
わたしは今年度からの新入社員。研修やらを終え、ここ数日エクセル使う仕事をやってみていた。
ちなみに今までエクセルの経験値はほぼない。これまでも、なんとなくエクセルに嫌悪感を感じていて、なるべくエクセルを避けていたし、これまではそれでなんとかなってきた。しかし今般、エクセルを業務で触っていて、今まで何に嫌悪感を感じていたのか、その理由がはっきりしてきた。
今回ここにその理由を記録しておこうとおもう。
なお、事前に断っておくが、エクセルが有用かつ重要であることは認識している。
・入力と閲覧が一緒
もう色々クソすぎて何が重要なクソ加減かを理解するのに時間がかかったけど、おそらくここが最大にして最悪のクソなポイントではないだろうか。
今回、とある共有フォルダ(社内NAS)を参照していた。そこに置いてある某かが作成したファイルを参照しながらデータ作成の作業しなければならなかったからだ。ウインドウ並べたりするのにさえ難儀しながら、やっとこさデータを作成し終えた時、参照していたファイルの一部を書き換えてしまっていることに気がついた。慌てて☓ボタンを押して消したものの、ファイルは書き換えられたままになってしまっている。
…なんということだ。こんなことが起こるのか…。唯一の救いだった CTRL+Z さえ、ウインドウを消してしまった今はもう使えないではないか。
記憶を頼りに、なんとかデータを復旧させておいたが、他にも何かデータを書き換えてしまっていないか気が気ではない。
どーしてこんなクソ仕様になってしまっているのだ。理解不可能だ。
なんなのだこの汚いタブやらアイコンだらけのインターフェイス。おえー。
テレビのリモコンかよってくらい並んでるやんけ。何より統一感がなさすぎる。上に、下に、ポップアップに、右に左に。
アップル製品のように直感的に操作できるように!!とまでは言わないけど、せめてインターフェイスのルールの数は減らすべきではないのか?おかげで、シートの枚数が他にもあることに気が付かなかったじゃないか。
・機能を充実させすぎ
子供の頃、10得ナイフに憧れて、買ったはいいけどプラスドライバー以外全く使わなかった事を思い出した。この機能てんこ盛り!!もりもりさせればいいってわけじゃなくないですか?機能の取捨選択とか、そーいうのじゃないのですか??
そして何より私にとって問題なのは、それらの機能がONの状態で始まること。あらら〜突然グラフが出てきたり、あらら〜入力した小数点以下が勝手に表示されなかったり、困っちゃうじゃないか。これの何が問題かって、ONの状態で始まるということは、「知ってなきゃいけない」ってこと。学習コストが必要で、新規参入の障壁をとても高くしている。もちろんその機能の分だけインターフェイスは増えてぐちゃぐちゃになるしね。データを閲覧、参照したいだけの人も知っていなければならないルールになっている。オフィス検定含めたトータル商法かよって。
変化がわからない
セルにはいろいろな数式やら書式やらで書かれているが、そのセル自体を参照してじっくり見ないと何がどう変わっているのかわからない。変化の具合を一つ一つのセルを見なきゃいかん。具体的には結局そのセルの挙動を見なきゃいかん、あるいは、変な挙動したセルに「ん?」っと思って調べなければならない。これはなんだか、広い砂浜で一粒一粒の砂の形を確認しているような気分にさせられる。
この線は印刷されるのかされないのか、この非表示領域のデータはコピー範囲に入ってるのかいないのか、ほうほう、こんなA列の左の線はちゃんと入ってるのか。そしてなぜ私はエクセルの挙動テストをしているのか。