「正しさハラスメント」という言葉にマサカリ被害者の会もモヒカン族も盛り上がってる今日この頃いかがお過ごしでしょうか。
「マサカリを投げられると萎縮する」とか「そんな言葉を出すと指摘する側が萎縮する」とかの発言や、
文章に書かれていない相手の意図や感情を推測して藁人形をせっせと作ってる姿が見受けられ、
SA☆TSU☆BA☆TSUとした感じがインターネッツって感じがして大変よろしいかと存じます。
そもそもどちらの立場も相手の話を聞かずにワーワー喚いてるんだから、そりゃ収まるわけないでしょ。
お互いに妥協点なり落とし所を探ろうとしないんだし。
なんでそう「0か1か」みたいに極端な考え方しかできないんかね。
他人と意見を交わすのであれば、色々な前提が相手と食い違っているのを覚悟しなきゃ。
それが分からずに、あーだこーだ説明して理解されずにただ怒鳴ったり、
言葉が足りないのだと勘違いしてひたすら説明を積み重ねて余計に相手を混乱させたり。
まったくどこの幼稚園児だよ。
まずは相手の信頼を掴みなさい。
見ず知らずの赤の他人にとやかく言われたって、門前払いにされるか、体よく遇われて言葉は右から左に聞き流すだろ?
だから最初に信頼を得て、最低限の人間関係を築き、その信頼関係に乗せて言葉を届けなけりゃいけない。
お前が本当に何かを伝えたいのであればね。
そしてお互いの前提を把握しろ。
相手が「何を大事にしているのか」「何を基準に善し悪しを測っているのか」を質問を投げ掛けつつ理解しろ。
特に「相手のプライドの根幹がどこなのか」ははっきり見定めないといけない。
相手のことをちゃんと知ろうぜ。お前が本当に何かを伝えたいのであればね。
すごく子供っぽいと思うのが、ストレート過ぎる否定の言葉を投げる迂闊さだね。
「バカ」と「アホ」が関東と関西でニュアンスが逆になるように、
冗談で言ったつもりの表現が相手には屈辱的な表現に聞こえることだってあるんだよ。
ちゃんと言葉は選ぼうね。
お前が本当に何かを伝えたいのであればね。
程度問題ってね、0か1かの結論がスパッと出ないから程度問題って言うんだよ。
そういう問題の性質を無視して「これはダメだ」とか「これでいいんだ」とか言ってても無意味だ。何の役にも立たん。
むしろ相手がそういう決め付けた主張をしているときに「具体的にはどんな場面を想像していますか?」くらいの質問ができなきゃ大人じゃないよね。
単純な基準で割り切れる話じゃないんだから、色んな立場、経験、人生を持つ多くの人が意見を公開して、
お互いの意見の違いを知った方がいい世の中になるよね。
最後に「自分の理屈は完璧で、相手は論破されているが、それに気付かず無駄な反論をしてくる」と思ってる輩へ。
バカかと。アホかと。
そのお前の理屈にも意識していない前提があってそれが正しいと思い込んでるから、そんなふうに思えるんだよ。
そこんとこ、よーく内省してご覧よ。
お前が本当に何かを伝えたいのであればね。
結局、相手に自分の意見を本当の意味で伝えて、相手に受け入れられなくても一意見として受け止めてもらえなければ、周囲を変えていくことなんてできない。
お前が今色々吠えているのは、周囲に無視されたいからじゃないんだろ? 話を聞いて欲しいんだろ? 何かしら自分の望む方へ変わって欲しいんだろ?
え、そうじゃない? 単にムカ付く主張を潰したいだけ?
どうでもいいけど、この世の中の「仕事ができる優秀な人」って それがかつて藁人形であったことがわからなくなるくらいに藁人形をめった刺しにして、 それでも自分から離れてい...