ホントどのメディアを見ても、保育園不足の理由(の一つ)として
「若者世代の所得が減って夫婦共稼ぎでないと家計が成り立たない世帯が増えたから」なんて言ってる。
家庭問題に詳しい専門家がしたり顔で主張している。それをコメンテーターが疑いも挟まずに肯定している。
だから、若い夫婦世帯への支援が必要だ、子育て支援が必要だ、なんて結論に至って番組が終わる。
でもさ、よく考えたらそんなわけないじゃん。ありえないよ。ホントありえない。
だって、「共稼ぎでなければ家計が成り立たない」レベルの男が 結 婚 で き る わ け な い じゃ ん ! ! !
そりゃあ、世の中には出来た女性もいて、
「あなたと一緒に暮らすためなら私も頑張るわ」と言ってくれる天使みたいな人もいるだろう。
でも、現実を見れば、そんな女性はごく少数派。ガツガツしたら上昇婚志向の婚活までいかなくとも、
女性が婚約者に対して「経済力」を重要視しているのは常識的な皮膚感覚でも明らか。
普通、結婚して経済的にラクになったり、せめて安定したりするから結婚するわけだし、
どのみち子育てを考えているならどうしたって男性の経済力が不可欠になるだろう。
だから、結婚してより状況が悪化するような相手と一緒になりたがる女性なんてほとんどいないですよ。
別にこれは女性差別じゃなくて、男目線からしても「そりゃそうだよねw」と自然に受け入れられる話。
(経済力度外視で相手が好きなだけだったら、別に結婚せずに交際続けていればいいだけ)
実際、似たような少子化特集だと、「彼女はいますが、正社員にならない限り結婚できません」
メディアの皆さん、明 ら か 矛 盾 し て る だ ろ ?
若者は「金ないから結婚できない」のに、「結婚しても金がない」ってなんだよ。
男は経済力なかったら原則的に結婚できないんだから、結婚後に経済力がないことに悩むのはレアケース。
(失業したり、事故や病気で働けなくなったり、そんなところでしょう)
だから、少子化問題が語られる場面って、必ず自分の政治的主張をゴリ押しする奴が登場してくるんだよ。
リベラルなら「何とか支援政策」、保守陣営なら「伝統的家族観の復権」とかそんな感じね。
実際、少子化自体は現実で、それが将来的に大問題になるであろうことも確からしいから、