http://kirik.tea-nifty.com/diary/2013/05/post-d264.html
ほぼ全面的に同意で、ここから派生して結局クールジャパン構想は最終的に文化侵略の体を為さなければいけないだろうと言うが持論。
人類皆兄弟、真実はいつも一つというのは夢物語で、少なくとも文化と道徳というのは人々が経てきた歴史と生活スタイルによって異なる。
だので、某カード屋さんの首魁で某ブロッコリー創業者の人も言ってたように、クールジャパン政策は本質的には「生存圏」を拡大するというどっかの大東亜共栄圏構想もかくやの大事業だろうと思われるわけです。
そりゃABCD包囲網も辞さないわけですよね。
で、これがいやなら文化的鎖国をしなくてはならないのだけど、これはおそらく将来的な日本の外貨獲得プロセスにおいて非常に大きい痛手になりかねない。
基幹産業はおそらくアベノミクスやTPPを以てしてもかつての栄光を取り戻せないまま没落の一途を辿ることが火を見るよりも明らかな今、我らの希望は人的リソースさえあればゼロからいくらでもチャンスを生み出せるコンテンツ産業しかないわけです。
では政府的にはどうするか。
一番根本的かつ実効性が高い方法は積極的に国家機関がコンテンツ制作に積極的にコミットして、完全に浄化してしまうこと。
それがいわゆる昨今の表現規制の流れであるわけです。技術はそのまま魂には死んでもらう。だから実は昔の表現規制問題とはちょっと論点が違うんですよねたぶん。
外圧と自身の世界的国家戦略が根底にあるので、今まで以上にお役所は躍起です。で、おそらく世論もこれに乗っかかりやすいでしょうから巨大な流れになる。
じゃあ我々HENTAIアニメ・漫画・ゲーム大好きっ子はどうすればいいのか。
一つは本当にこいつらに向かって文化闘争を仕掛ける。孤立無援。敵はセカイ。なんて厨二病。
といってもそいつは無理な話なので、もうちょい現実的に行くと、国家的ゾーニングの徹底。
すなわち、HENTAIコンテンツを見せない、持ち出さない、持って行かせないという非HENTAI三原則でございます。
物理的コンテンツに関してはご禁制品のごとく徹底した検閲を各税関で行い、これを没収。この際技能取得者の海外渡航も禁じて技術漏洩も防ぎましょうか
ネットではHENTAIコンテンツを集中させた上で海外アクセスを完全に遮断する。
その上でお上が認定したいい子ちゃんコンテンツを海外に持っていく。検閲と事前抑制の禁止?知るか。
パンチの足りないコンテンツで禁断症状を発症したGAIJINさん達は日本に来ていただいてそのまま永住していただきましょう。移民万歳。
こうして出来上がるTHE・ユートピア、最後のエデン。盛り上がる経済。日本はHENTAIアニメで救われたのであった。
ビバ・クールジャパン。