長年自営業をしている人から見た、会社員や公務員(給与所得者)の利点。
「花見」「飲み会」「親睦会」「忘年会」なども、「福利厚生費」と言って、会社のお金で遊ぶことが出来る。
"研修""視察""出張"とかいう言葉を使ってますが、遊びに行っているようなもの。
たまに「○○さんは平日に休んで遊びに行けていいですねぇ」とか言われますが、そのお金は全て自己負担です。
出社したら、立っていても、座っていても、喋っていても、黙っていてもお金がもらえる。
200,000÷26日 = 日給7,692円
7,692÷7時間 = 時給にすると1,098円
1,098÷6 = 183
10分ぼーっとしていても183円必ずもらえるんです。
個人経営者は草むしりをして、お金がもらえることはありません。
サラリーマンの場合は、横領や犯罪を犯すなど、余程のことがない限り
それが例え相手がクレーマーであっても、ヤクザであっても、全責任を負わなければなりません。
サラリーマンの場合、謝罪会見で頭を下げるとお金がもらえます。
「もうしわけありませんでした」この13文字を言って頭を下げると、はい10万円。
「ふかくおわびもうしあげます」この13文字を言って頭を下げるとまたまたお金が入ってきます。
謝罪してお金がもらえるんだったら、喜んで頭を下げます。東京電力社長然り。
でも自営業者は、どれだけ謝っても、1銭も入ってきません。
ところで、「社員は悪くありません」と言った人、その後別の証券会社の高級取りになったみたいですね。
サラリーマンは、仕事の方法・技・技術・ノウハウなど色々教えてもらって、それだけでお金がもらえる。
これらの受講料は、一部とはいえ会社が出してもらえるし、なんと国から資格取得の費用が出る場合もある。
でも個人事業主の場合は受講料・テキスト代・受験料・交通費その他もろもろ費用は100%自己負担。
…しかし、折角会社から多額の研究費を出したというのに、何か発明したら
「その発明は会社のものじゃない!俺のものだ!訴えてやる」という青色発光ダイオード訴訟。
ああいうのがあると、会社を興して従業員を雇うのが実に馬鹿馬鹿しくなってきます。
近所の家から電話がかかってきて「○○の操作方法が分からん、教えてくれ」
(無論タダで。しかもウチで買ったことのない人ばかり。)
田舎なので最初は近所付き合いの関係上電話口で操作方法を教えていたのですが
また別の人から「○○が動かん」という電話。これも近所だったので色々教えてたのですが、専門的になってきたので
「ここからは料金をいただきますけどよろしいでしょうか」「ガチャ、ツーツー」
その相手に「ジャパネットで買ったんなら無料電話相談やってる筈だからそこに電話したら」と訊くと「いくらかけても話し中」
そりゃ大手は繋がらないでしょう。だからウチに問い合わせるのか。うちは無料電話相談じゃないっての。
やっぱりサラリーマンは「教えてもらって当然」と思ってるんでしょうな。
サラリーマンが楽だと思うなら、サラリーマンになればいいのに。 なぜそうしないのですか?