と言ってもしばらく前の話ですが。終わってからもしばらくモヤモヤが治まらないので文字にしました。
以下、通過中もふんわり思ってはいたけど通過後に情報整理して感じた不満点です。
人によってはだいぶ悪口に見えるかもしれないので好きな方はご注意下さい。
なお、当たり前ですがネタバレなので未通過、現行の方はご遠慮ください。
KP:回してくれたのは有難いけどもう少しリアルのスケジュールどうにかしてほしかったしHO1のPLを贔屓したいのはわかった
HO1:主人公。このシナリオはHO1のためといっても過言ではない。PLはKPと仲良し。卓の主催
HO2:サブ主人公。死体入れ違い周りをごたつかせるために出した感もなくはない
HO3:HO2とギスらせるためのキャラ。通過後に取ってつけたような特殊技能を持っていることが判明した
テキセ、適宜セーブして別日、てやり方をしてたんだけど、そんなやり方をしていたらラスト回とその前で1ヵ月空いた。
そこまで間空けるのキツイから分けたいって言った私の意見は割と無視された。このKPでの長期卓は二度とやりたくない。
そして1ヵ月空いて余計なことを考える時間ができてしまったせいで自視点での不満点がたくさん見つかってしまった。
まずHO1が相模原と付き合ってたことを隠していたことに納得がいかない。死ぬ可能性のある職場で隠す理由ってなに?実は付き合ってた、とか後から聞かされても困る…。というかこのシナリオ自体が、ラストの展開とかからしてHO1のために作られてる感じが凄い。だってあんなの絶対HO1にトドメ刺させる接待というか忖度出るじゃん。
最初からあの植物が出る度にやかましいほど言われてたアイビーの花とかもさ…花言葉ありきで植物の選択してない?アイビーって蔦と葉の印象強すぎて花のこと全然わからないんだけどパッと思いつく人いるの?調べたら花の形は可愛かったけどすごい控えめな花だったよ。申し訳ないけど、他の花が咲いてたら引き立て役にしかならなそう。
HO2の妹探しがいつから始まったかは知らないけど、警察に所属して人探ししたいなら別の課に異動願いでも出せばいいのに。事件関係で泊まり込みまでする課に所属して自力でまともに人探しなんてできる?他の行政とか探偵とかそういうのに頼ってるならいいけど、自力で妹探しは無茶でしょ。
というか、妹と生き別れた理由がないせいでここもだいぶ納得できない。両親が亡くなって施設に引き取られた→別々に引き取られて生き別れ、だとしても施設に問い合わせればワンステップで引き取り先に連絡つきそうなんだけどそういう感じではなく?両親離婚からの生き別れなら話はもっと簡単だからこの可能性はないとして、妹探しに本気度が感じられない。一緒に行った方が妹大事執着ムーブをかましてくれたおかげでなおさらHO2の設定に無理が生じてしまった。
HO3はほんとただただHO2を煽るための役だったな。後から話聞いたらHO1とHO2がそれぞれ私とギスってて、HO4大変そうだな~って眺めてたとか言うから本当にHO2とギスるための役だと思った。KPが大変になるのはわかるけど、神童・猪狩の役回りをHO3・HO4で受け持っても問題なさそう。KPが本当に大変だけど。
HO4はHO1に質問攻めにされるわ、(自分が余計なこと言ったせいもあるけど)HO2とギスるわ、設定不備がボコボコ見つかるわで本当にしんどかった。話の要の相模原に種を渡した張本人のはずなのに渡した動機が謎だし、種の品種改良の時間短縮されすぎだし、相模原が刺される前後の棒立ち案山子っぷりも謎だし…。そこら辺のことは秘匿でもいいからHOとか記憶回復時の内容に盛り込んでほしかった。
「他者の気持ちを慮ることが不得意」とか書いておいてくれれば相模原へ種あげたのも「自分が好きだからって理由で種あげたんだろう」て納得はできるし、「刃物が苦手」とかあれば刺されそうになった時に刃物が見えて動揺して動けない理由付けとして納得できた。医学の心得があるくせにその後の救命行動しなかった理由はマジでわからないし、血で急成長するようなヤバイ植物の種を他人に渡す理由もわからないしそもそも何のお礼に渡したのかもわからないけど。
HO4には「相模原にお礼として渡した」としか情報が落とされないし、それも南へ渡したついでに書かれてるだけだから、もしかしたらお礼じゃないかもしれない。というか、改良の依頼者(?)である南より先に相模原に渡してそうなんだけどそれはどうなの?南の日記に「同僚の女性に渡したと言っていた」みたいな記述があったはずだから南より先に相模原に種渡してそう。
というか、どれだけ前に渡したかの記述はないけど、相模原は貰った種を事件当日までポケットに入れっぱなしにしてたの?種を貰ったことが迷惑だったならすぐに捨てればいいけどHO1に明かされてた記憶回復情報の中だったかに「植物が好き」てあったからそういうことはしないだろうし、でもそんな女の人が種を雑に扱うのにも違和感がある。ここら辺もめちゃくちゃ気になるけど種を渡した順番については「人の気持ちを慮ることが不得意」ならまだわかる。
でも正直、そこまで他者に対して鈍感な人間は植物サークルに所属してても他人と関わらないと思うよ。
相模原が刺された後の棒立ち案山子は単にシナリオの不備だと思うけど、ここも「救命行動をとっているHO4の体を巻き込んで蔦が伸びて、HO4を救うためにHO1が相模原の死体を撃った」とかにしてくれれば追っていたはずの的場を逃がす理由にもなるしHO4が添え物にならなくて済んだと思う。
シナリオと言えば、ラスト付近の神童と猪狩もね。猪狩は一緒に来てたらしいけど教会ついてから空気だったし、神童も助けてから空気だった。エンディングで猪狩と神童のおかげで謹慎で済んだ、みたいな記述はあったけど戦闘パートに参加させる気がないなら猪狩は教会の入口で待たせるとか、神童は助けられてすぐその部屋から抜け出して応援を呼ぶとかしてくれればよかったのに。いない理由付けができないからいるはずなのに空気になってしまっていた。助けられたのにお礼も言えない神童…一緒にいるはずだし武器も持ってるのに何もせずにただ見てる神童…そして的場とか植物からもシカトされる神童…。エンディングから動き出すんじゃなくてその前からきちんと動いておきなさいよ。
一応、シナリオの流れとしては面白かったことは言っておきます。
開始からラストまで述べ2ヵ月もかかった通過中のスケジューリングの杜撰さとか、それによってどうでもいいことまで考えてしまった自分が原因の不満点が大半なので普通にスムーズに通った人は問題なく楽しめると思います。