2014-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20140718135408

通学路の安全対策について-2012年6月13日議会質問

http://www.y-yamasita.com/diary.cgi?no=110

通学路の安全対策についてです。

通学路は、学校や家庭では学ぶことができない子供社会性を成長させる貴重な場であると考えます

家と学校の移動だけではなく、家と地域地域学校とを結ぶ活動の場でもあります

小学生とき、通学路の思い出が心の原風景となっているというお話もお聞きし、地域で共有できる記憶としても重要ものと考えられます

日本は、世界比較して公園が少ないと言われてきましたが、かつては道路子供の遊び場でした。

5歳児が自宅の前の道路で遊べるか否かが、その子供の成長と発達に重大な影響を及ぼすという意見は、チューリッヒ・スタディーとして有名であります

しかし、柏市内では、自動車交通量が多く、歩道車道も狭く、ガードレールのない通学路もあります

伸びた草木枝や落ち葉ごみでふさがれ、児童が車のすぐわきを歩かなければならない歩道路側帯もあります

中には、歩道もない通学路さえあります

見通しの悪いカーブや、制限速度が守られずに、子供たちのすぐわきをトラックが通り過ぎていくような通学路があります

抜け道として利用され、朝の通学時間帯に自動車飛ばして走っている通学路もあります写真を使います

これは、ある小学校付近ですが、この歩道に枝が伸びていて歩きにくくなっていましたり、このように歩道が狭くなってしまっております

そういうところに、この大きなトラックが通ったりすることもあります

また、学校のそばの交差点なんですけれども、このように狭い道路もありまして、大きな車がすれ違うときは、ちょっとはみ出てしまって、なかなか、本当にすぐわきを車が通ってしまうような状況です。

これは、手賀の杜から40分から50分かけて、手賀西小学校に通っている児童も通る通学路であります

そういった状況の中で、京都亀山市千葉県館山市愛知岡崎市などで、通学中の児童が巻き込まれてしまうという痛ましい事故が起こっております

これらの事故は、遠いほかの地域出来事ではありません。柏市でも一刻も早く対応して、事故を未然に防がなければいけません。

保護者教員によって、通学路に立ち安全指導が行われてはいます

その負担もさることながら、いつ事故が起きるかもしれないという不安は大きなものです。

大切な子供安全な通学路の確保は、最優先の課題であると考えます

そこで、通学路の歩道の整備、ガードレールの設置、速度制限大型車交通規制など、通学路における安全確保について、柏市の考えをお聞かせください。

また、歩道路側帯の草や木、枝葉などの伐採について、歩きやすい通学路の整備についてもお答えください。

◆三問目 山下洋輔

かい現実的ないろいろな調整しなければいけないことというのがたくさんあるというのも、お話をお聞きしております

そういった全体の流れであったり、基本的道路をどうあるべきか、そういった考えは、先ほどお答えしていただいたような人間中心に移り変わっていくような、

そういった理念を持って、これからも続けていっていただきたいなと思いまして、ここで一つ紹介させてもらいたいことがあります

デルフト宣言といって、子どもにやさしい都市環境に関するデルフト宣言というのがこのフルタイトルなんですけれども、

ここで子供に優しい都市は、すべての人に優しい都市であることを考慮するということを念頭に置いて、以下のことを提案していくというような宣言があります

これを、紹介いたします。

過去数十年の間に世界じゅうの子供たちは、伝統的に子供たちの屋外の居場所とされてきた空間の多く、

特に都市道路公共スペースなどを徐々に失ってしまった。

このような居場所喪失は、多分に自動車の増加によってもたらされてきたものである

子供にとって家庭環境は、健全な発達を遂げる上でも基礎となっている。

国連子どもの権利条約では、すべての子供が身体的、心理的、精神的、道徳的社会的に発達するための適切な生活水準享受できる権利を認めている。

そして、192カ国がこの条約批准しており、各国政府はこの権利を実行に移す責任を認めている。

この宣言は、ロンドン宣言に基づいている。

ロンドン宣言というのは、政策の決定、立案及びそれらの過程への関与方法を考える上で、小さい児童若者が有している物理的、

社会的環境に関する権利を十分に満たすことを優先して取り組むべきである

ということが含まれている文章です。

ここにありますように、これから未来に向けて、

私たちの大人であったり、社会経済のそういった利便だけに流されずに、

未来を担う子供たちがすくすくと健全に育っていけるような社会を築くために、

私たちはいろいろな障害だったり難しい状況というのがあると思うのです。

そういったことに対してもできないということではなく、

全力でいろいろ知恵を絞って、ここにいる議員であったり市役所の皆さんであったり、

そして社会全体の方々と協力して、子供たちが安全に、そして生き生きと過ごせる、

育つことができる社会をつくっていかなければいけないと考えております。これで質問終わります

記事への反応 -
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    • いろんな国でドライブするけど 住宅街の制限速度はみんな順守してるイメージ

      • そういう意味ではほんと日本は恥ずかしいよ。先進国と称される国の経験がある人ほど、日本とその国との自動車運転手のモラルの差にやるせなさを感じるらしい。 もちろん、日本のド...

        • 日本は昔から非欧米圏の多神教国家でありながら高度な工業化社会を築いたというキワモノジャンルだから 変態的で恥ずかしい事を追究するのが運命(さだめ)だと思うよ。 常識を斜め...

        • それは聞いたことあるな。 ヨーロッパでは歩行者優先はかなり徹底されてるって。日本はそこんとこダメダメだって。 日本人も、忘れてしまっただけで、歩行者優先をちゃんとキャンペ...

          • 日本は歩行者優先じゃなく機械を優先して、国民の名前を廃止して番号で管理するべきだ。 何かに失敗したら頭を拳銃で撃ち抜いて、周囲も淡々と死体を整理して速やかに代わりの人間...

    • 住宅街には速度制限標識がない路地とか結構あるけど、ああいうのって 規制上は60km/h出してもいいのかね。(それが倫理的にどうかはまた別として)

    • 家の近所に狭い生活道路が交差している地点があるんだが、 ノーブレーキで突っ込んでいく車やバイクもしょっちゅういて事故が非常に多い。 事故った奴の言うことを聞いていると、 ...

    • 制限よりそこそこ速いのが自動車の暗黙の基本速度であって、それで出来てるのが「車道の流れ」であって あくまで道路は自動車だけの物っていう自動車脳も根強いから、仕方ないね。

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