はてなキーワード: 進学校とは
もう、あの話は思い出したくなかったんだけどな。20年くらい目を背けていたんだが、今これを読んでまた思い出しちゃったよ。
俺たちの高校もそんな感じだった。歴史ある公立高校(うちの田舎じゃ公立のが上な)ってことで進学率は高いしやっぱ地域の中学から頭のいい奴らも集まっていた。で、たいていそんな連中は(俺も含めて)天狗だろ?それを教師達が上から威圧感でぐいぐい押さえつけていた。若手の先生連中なんかは平気でびんたを飛ばしてた。まぁ、殴られて後で文句を言う奴はいたが、殴ること自身を暴力だ何だって騒ぐ奴はいなかったな。とにかく、そんな雰囲気だから体育教官室には近寄りたくなかったし、体育教官もいくらか横暴だった。校長も生徒に対する重石として大目に見ていたんじゃないかと思う。
体育大会の練習でまさに、「お前らちゃんとやれ!」ってのがあったよ。まぁ、頭は良いけどやっぱりそれはそれ、昭和後期の甘やかされて育ったがきだからな。中には俺から見ても躾のなってない馬鹿がいた。とうぜん、行進なんか何度怒鳴れてもちんたらちんたら歩くわけよ。教官によっては「停まれ!」と大声を出した後、自分が見つけた「欠陥」まで走っていって殴り飛ばしていたが、違う教官はそれこそ
「違う、やりなおし」
を何度でも繰り返した。午後の合同体育授業が全部行進なんてこともざらだった。当たり前だが、この方法は本当にうんざりした。教官に対する不満も相だが、いつまでもテレテレやる馬鹿に対する怒りが蓄積していった。そういう連中は学年でも有名なワルだった。ワルといっても別に本格的な不良じゃないんだが、進学校に来てドロップアウト、成績が悪いだけならともかく、明らかに人間の芯が馬鹿でしつけが悪い。あとはどうするんだこいつ、と周りが思うような連中が数人居た。
あるとき、とうとう怒りが臨界点を越えたやつが出てきた。学年合同体育の授業で、その日何回かのやり直しを食らった後、とうとう一人が声を上げた。
「先生、お願いがあります。僕達で話をさせてください」
「なんだと!」
と、スピーカーを持った体育教官が怒声を飛ばしたが、それでも聞いたのはその生徒が学年でも数人いる骨のある奴だったからだ。剣道部のエースで成績も上の中。発言も明晰で礼儀も折り目正しい。職員室の覚えがよかったのは当然として、生徒の人気も男女を問わずあった。人気ってのは尊敬じゃなくて友達としてな。快活な奴だったよ。違うクラスだったが俺だって好感を持ってたくらいだ。
そいつは150人の隊列から教官のほうに数歩歩みだして、何度やり直しを言われてもうまくなっていない事実、教官が今日はどこが悪いか指摘しない事実、このままでは午後の2時間が無駄になろうという考えを述べた後、だから自分達で何が悪いのか検討させてくれといった。
俺はそいつが…田中としておく…教官にぶん殴られると思っていたが、そうはならなかった。後から考えると、言われるままに手足を動かすにとどまらず、自分達で与えられた課題を考えさせろというのが、体育教官の胸を打ったのかもしれない。体育教官が許可を出すと、田中は俺達のほうを向いて演説をぶった。
俺達は、時間を無駄にしている。お互い何度も繰り返すのはもううんざりだ。クラスごとに分かれて悪いところを検討し、一発で気持ちよく終わらせようじゃないか。
見事な正論だった。何人か大声で同意を唱えたのは、それぞれのクラスにいたりいなかったりするムードメーカー風の奴だ。校風にかすかに男っぽさが残っていて、そういう堂々とした生徒がいる雰囲気が残っていた。小声で愚痴る連中はもちろんいたが(そして、誰が愚痴るか実に予想通りだったが)多数の同意でその場でクラスごとに集合して話し合いになった。元々隊列はクラスごとだったので集合は簡単だ。で、ムードメーカーが音頭を取る形で話が始まった。俺のクラスではやはりムードメーカー…佐藤にするか…が音頭をとって、正直面倒だから早く終わらせよう、そのために気合を入れてきちんとやろうという雰囲気がすぐできた。
ただ、茶々が入った。そういうことを決してまともに受け取らない馬鹿が、めんどくせーよ。と声を上げた。普段、周りがそれで黙っているので考えなしに言ったのだろうが、そいつの誤算だった。なにしろそいつのせいで体育の授業がめんどくさくなっているのだ、気の短いやつが「おまえのせいだろうが」と声を上げると、まわりから賛同の声があがった。一瞬でその馬鹿と数人の小馬鹿対クラスのほかの連中の対立構造が出来上がった。普段どっちつかずの奴らもこのときは周囲の圧力で意見を強制的に明らかにされた。だから「当事者を挟んで周りが見守る」構図にはならなかった。クラス真っ二つ。気がつけば運動場中がそんな感じだった。クラスごとに対立の激しさや構図は違うようだが、五十歩百歩だろう。
馬鹿のほうは何でもかんでも不満があればわめき散らす。本当に分かりやすい反応。一方、嫌々ながらまじめに授業を受けていた連中は誰のせいでこんなことになっているかはっきり理解しているのでものすごく攻撃的になっている。とにかく、どっちもひかない。双方お前らが悪いの一点張り。結局あてが外れた体育教官がスピーカーで怒鳴り散らして全員を整列させると、なぜか田中が呼び出されて全員の前で殴られた。さすがに相当数がぶちきれて
「田中は悪くねーだろ」
と怒号が飛んだ。俺もその口。すかさず
「今、口をあけた奴は出て来いっ」
と怒鳴る体育教官。俺達も幾分バンカラな校風にそまっているたもんだから、出てってやろうじゃないかと出て行く。30人くらいが一列に並べられて右から左にびんたを張られた。俺は張られるとき、これまで人をそんな風に見たことがないような憎悪で教官を見ていた。全員そうだったんだろう。俺達は2往復殴られた。列に戻るとき、馬鹿がニヤニヤ笑いながら「いい子にしてろよまじめちゃん達」と小さな声で俺達をからかった。その日の行進連中はめちゃめちゃ繰り返されて苦痛だった。ずっと「まじめにやんねーからだぞ、お前らのせいだぞ」と馬鹿連中が教官に見えないようにつぶやいていた。
殺伐とした空気のまま授業とホームルームが終わった。職員室にも連絡が行っていたのだろう。ホームルームではわざわざ「お前達、気持ちに任せて軽率なことをするなよ」と釘を刺された。
翌朝、田中が入院したというニュースが飛び込んできて俺達は呆然とした。「リンチじゃないのか」と憶測が飛び交う中に、やはりリンチらしいと別の憶測が飛び込んできた。後になって分かったのだが、憶測は正しくて田中は帰宅途中馬鹿連中に囲まれて袋にされたらしい。骨折していた。次の大会は絶望的。全校生徒に緊急放送で体育館に来るよう呼びかけがあったが、遅かった。教室の端でニヤニヤ笑う馬鹿に佐藤が「何がおかしい」と大声を浴びせると突進していった。佐藤にあおられた様子で、ほかの何人かも殺気立った顔つきで同じ場所に殺到した。一瞬で教室で乱闘が始まった。
結局9クラス中7クラスで乱闘があった。男女クラスでは女が泣き喚いてそれが一種のブレーキになったらしいが、俺達は男子クラスだった。双方入院者が出た。ガラスが割れて結構な血が流れたクラスもあったらしいが、一番ひどい怪我をしたやつは左目破裂だった。
違う大騒ぎがこの後に来た。怪我をした奴の親が学校に乗り込んできて、初めて大乱闘だったと気づいた。夜からPTAの緊急会合が召集され、校長が詰め寄られた。当たり前だが新聞沙汰、裁判沙汰になり、田中を殴った体育教官はクビ、校長は左遷された。田中を袋にした連中は結局3人が退学。学年で20人以上が停学をくらった。俺も1週間くらい家でごろごろしていた。その年の体育大会はなかったし運動部もたぶん全部が一年くらい大会出場を辞退した。
その年の進学は相当わるかった。俺のほうは軽い怪我をしただけで、4月に考えていた志望大学より上に受かった。何しろあれから火がついたように勉強したからな。もう、馬鹿と一緒くたに扱われるのはこりごりだと思ったから。もう二度とチームで何かしたいとは思わなかったし、話し合えば何とかなるなんてことも信じなくなった。
今?そこそこうまくいってるね。田中や佐藤がどうしているかは知らない。俺達の学年って同窓会出席してるのか? 残念ながらサラリーマンだから、気楽な一匹狼ってわけじゃない。仕事では部下の自主性なんか信じてないよ。細かいところまでゴリゴリ俺のやり方を押し付けてる。部下に考えさせる必要なんかないよ。
今回は学校は訴えられていないだけ評価できるけど(県のインストラクターの責任で、学校の責任じゃないから・・・)
学校としては、やっぱり、「訴えられたら怖いから、できるだけ、危険なことはやらせないようにしよう」っていう傾向になっちゃうよなぁ。
別に、そういう学校行事を減らしても、学生数に大差ないだろうし・・・
プールのない中高一貫の進学校に通っていたんだが、今考えると、プールがなかったのは、そういう理由もあったのかなぁ、と思う。
水の事故って起きやすいし。5年で一人ぐらい死んでもおかしくないんじゃない?それで訴訟起こされて、悪いイメージできたら大損害だし。
学校行事で水に触れたのって、6年間で一回だけだったなぁ。
内申点で思い出したんだけどね。
同じ内申点でも普通の中学行くのと進学校行っちゃうのでは、当然の事ながらエライ違うのね。
ほら、内申て相対評価の通知票がベースになるじゃん。
そうすると、模試とかで同じ成績取ってても、進学校と平均的な中学に通ったのでは相当な差が出てしまうのよ。
自分は家から一番近かったっていう理由で歩いて10分の中学(進学校)に行ったんだけど、そこは学校内の偏差値と都内のそれとでは10??15も差が出ちゃうってことに親も自分も気が付かなかったの。
当時、都内の偏差値でいうと5科目平均で65??70前後だったんだけど、学内では55??63位だったんで内申が思ったよりよくなくて、公立の上の方の高校は諦めざるを得ないってことに3年最初の三者面談で知らされて親から怒られちゃった。
塾とかでは「お前の成績だったらクラスでトップだよ」って他校に進んだ友達とか塾の先生に言われたけど、実際には中の上だったし。
文章、キモくてごめんね。
おいおいちょっと待て。嘘言ってもらっちゃ困るよ。
まぁ、私立トップだとクラブとか禁止で勉強するらしいから、それに比べて平均値が低いのはしょうがないけど、トップの層の東大、京大、阪大に行ってる数とかがリアルに桁違い。
俺は灘だったんだけど、クラブ禁止なんて聞いたことないぞ。確かに運動部は高2の秋ぐらいに部活を引退することが多いんだが、それでも高3で試合に出たりする奴もいないわけじゃなかった。むしろそういう奴は周囲から一目置かれていたしな。それに、学校で受験指導らしい受験指導も受けたことがない。
そして、俺の知る限り、甲陽とか洛星とか東大寺とかそのへんの関西のトップ校はどこも似たような感じだったぜ?関東のトップ校のことは余りよく知らないけど、開成とか麻布とかの知り合いから部活禁止なんて話は聞いたこともない。
それに、進学実績も君が信じてるほど私立が図抜けてるわけじゃないぞ。兵庫県で言うと、長田高校や姫路西高校に進学実績で勝ってるのは灘と甲陽だけだ。そして、これらの学校は地域的に離れているので事実上住み分けができている。灘や甲陽は本質的には「西宮北高以上の進学校がない地域」の人間の避難所として機能しているだけで、別に受験に特化した学校というわけじゃない。
別に進学実績なんかどうでもいいんだが、「私立トップ校は受験少年院」みたいなデマを流すのは勘弁してほしいんだよね。そういうデマのせいで、「中高時代勉強しかしてなかったのか」みたいなうざい奴が続出して、正直かなり迷惑してるんだよね。
つーか、そんなことよりもっと気になるんだが、「偏差値30」とか「偏差値70」とか、「偏差値」を絶対的な指標みたいに使うのやめてくれ。
「偏差値」ってのは純粋に統計的な量にすぎないのであって、同じ学力でも母集団が変われば偏差値ってのは大きく変動する。早い話、「偏差値50」ってのは「平均点」っていう意味しかなくて、たとえばレベルの高い模試での「偏差値50」と、誰でも受けられる模試の「偏差値50」の学力はだいぶ違うはずだ。
「戦闘力」じゃないんだからさあ、「俺の偏差値は70だ」みたいな言い方はやめてもらえないかなあ。「偏差値」ってのは母集団が決まってないと全く意味のない数字なんだよね。
追記 ブクマの人へ
ということは、大阪にはそもそもトップレベルの中等教育(高校教育)のニーズはない。のか。/必要なら、兵庫、京都、奈良あたりに越境通学させるから。
そういう面もあるけど、実際問題として大阪のトップ公立校を蹴ってまで隣接府県に行くメリットはあまりないんだよね。私学トップ校と大阪の公立トップ校の差ってのは非常に微妙な差しかないので、入学時の平均学力がちょっとでも高い学生をかき集めることに意味があるかというとこれは一概に言えないからね。むしろ私学のメリットは高校受験の内申点を回避できることと、私服だったり部活が盛んだったりして校風が自由なところじゃないかな。後者は公立でも結構満たされてるけど。
259 名前: 社会保険庁職員(東日本) :2008/10/24(金) 20:28:41.18 ID:sFNyaW70
父が他界母子家庭に
これじゃいかんと番長を味方につけるために一緒のラグビー部へ。
→日本代表に選ばれラグビーへ明け暮れるも、大阪1、2を争う進学校の為ついていけずに落ちこぼれる
→弁護士めざす、二期で受かる
仕事がなかなかなく、家族の為に危ない橋を渡り独自のセンスで仕事をこなす。
仕事は増え、子供も増え、再婚した両親、嫁の両親、妹夫婦に同じ場所にマンションを買ってあげる。
後はご存知の通り。
こういうのを見て、「橋下って凄い経歴なんだ。こんな中でよくがんばってきたなあ。すごいなあ。こんな人が言うのだから納得だあ!」とか無邪気にはしゃいでる奴が俺は一番嫌い。
嫌いというか、その頭の悪さに軽くめまいがする。
俺からすれば、こんなんで喜んでる奴らって、恋空見て泣いちゃう層と同じレベル。
安っぽい物語に感動して、そこまではまあ個人の趣味だからいいとしても(それでも俺が嫌いな事に変わりはないが)、「こんな人が言うのだからすごい」「こんな人が言ってるのだから説得力ある」とか言っちゃってるところ。
何?お前ら、バカなの?
橋下がいくら苦労しようがそんなことは主張と関係ないから。甘ったれんな。苦労して育ってきたからそれが何だ?それでも論理的に間違っているなら間違いなんだ。橋下がいくら俺は底辺からでも頑張ってきたとかいったところで所詮それはお前の人生であって、その基準で他者の事を語るなど無礼千万に尽きる。人一倍苦労したからって他者に説教できるわけじゃない。勘違いするな。苦労したから、人生論ぶてるわけじゃない。甘えるな。
いくら橋下が苦労していようがあるいはもともと金持ちだろうがなんだろうが、今こいつが主張していることとそれは全く関係がない。議論というのはそういうことだ。バックグラウンドなど、猫の抜け毛ほども関係が無い。それを、あんな安っぽいストーリーに感動した挙句、それを安易に橋下の主張と結びつける、この愚鈍さ。その頭の悪さに俺は絶望する。日本人ってこんなものなのか?
それと、どうせ「うんうん橋下はすごい、偉い」とか言ってるお前ら自身はといえば、どうせこの高校生と大差ない、ほどほどに恵まれてて大学もそれなりに行った奴らが大半のくせに、「橋下はこんなに辛くても頑張ってたのに、このゆとり高校生どもは…」とか、勝手に橋下の苦労を虎の衣のように着込み、高校生を見下してるのがまたクズ。
バカじゃないのか。そんなの橋下にとっても失礼だろうが。勝手に人の苦労を借りてそれで他人を見下そうとするな。人がした苦労を他人を見下す道具にするな。他人の苦労でオナニーすんな猿どもが。
百歩譲って、橋下が、はいはい、逆境の中物凄く努力しました、凄い人です、としても、だから何なのか。
だったら逆にそんな人が知事なんてやるのは迷惑だ。
「凄い人」ってのは、扱いに気をつけなきゃならない。「凄い人」は、そのとおり、「凄い」のだから、「だからこそそんなものを基準に府民に求めるべきじゃない」のだ。「貧乏?橋下はそんななかからはいあがったぞ?」なんていうのは逆に橋本を「普通の凡人」扱いしているともいえる。
極端な話、ほぼ全ての不幸を背負った事がありそれを全て克服した、なんて人がトップにたってみろ。
「実はこんな不幸が」「俺は乗り越えた」
「実はあんな不幸が」「俺は乗り越えた」
「こんな不幸であんな不幸が」「俺は乗り越えた」
話にならない。それじゃ政治なんていらないだろうが。あくまで橋下ってのは、「不幸な境遇からなりあがった」というイレギュラー的存在である。「不幸を克服したえらいひと」、OKそうだとしよう。しかしならば尚更そんなものは基準におくべきじゃない。お前達は、天才を基準に教育を考えるのか?数学が神レベルにできる奴が数人いたからといって、そいつらのレベルに合わせてたらほかのやつはどうしようもなくなる。
不幸な境遇からなりあがった、そうだねそれはすごいね。で、どうしてそこから「だからその他の不幸なお前らもがんばれよ、橋下がやったんだからやれよ」になるのか。すべきことはそうじゃなく、橋下のような「不幸な境遇」をまず政治的に是正することだろうが。不幸な境遇からなりあがりましたすごいすごい、それはいいとして、そもそもはその不幸な境遇自体が、よくないものだったんだ。なくすべきものだったんだ。その不幸を「あってもいい」などと肯定しては、いけない。乗り越えたからといって。そもそもの悪はその不幸であった。そしてそういったものをなるべく軽減するのがある意味政治の役割なのだ。(当人が自身の胸の内で一人だけひっそりと肯定するのは構わないが)
不幸な境遇からなりあがった人間というのはこの辺りが面倒くさい。なまじ不幸を経験しそれを克服したからと、他者にもそれを要求する。「不幸な境遇があったこと自体がもともと正すべきことだった」などと言われると自分を否定された気になるのか知らんが、妙に「不幸な境遇はあって当たり前」としようとする。不幸を乗り越えた者が言ったことだからと、皆が妙に否定できなくなる。この悪循環。不幸を乗り越えたものは、その自身の不幸を正当化しようとするのだ。なぜならば自身の成功はその不幸と地続きであるから。なればこそそういったものはやけに「不幸はあって当たり前、そんなものに文句を言うな」となりがち。不幸を乗り越えたものの乗り越え方には、一見の価値があるかもしれない。しかし彼らの根性論は決して聞いてはいけない。語弊を招くのを覚悟で言えば、彼らはやや歪んでいるのだ。幼き頃の不幸ゆえに。まるで幼き頃性的虐待にあった子供が、かえって大人になり風俗につとめてしまうように。不幸を彼らは認めざるをえない。そういう人物なのだから、一概に「えらいひとだ、えらいひとだ」などと持ち上げてその全てを肯定などするな。甘やかしてはいけない。いくら不幸で成功した人だからといって全てが正しいわけではない(当たり前すぎるのだが)。
「不幸からなりあがった人」の話は話半分に聞くべき。
彼らは自身の不幸を正当化している。
個人レベルの話なら一向に構わないが、それを他者への基準にするな。
お前が不幸を乗り越えた凄い人なのはわかった、しかしだからといってその不幸をこれから「乗り越えられるはずだ」といって無視するのなら、もう、不幸を乗り越えた人なんて不幸な人にとって邪魔なだけだ。(なまじ悪意がないから余計にどうしようもない)
俺の文章から「俺は予備校に対して否定的である」と言うふうに読まないでください。
それは書いてないことで、そう言うふうに感じたかもしれませんがそれは作者の気持ちじゃないです。
妄想を含んでいて、よく選択されるのですが、間違いの選択肢です。
この文章からも「ちょっとむかついてるなー」って思えるでしょうが、それ自体は正解で、その理由は会話がかみ合ってないからです。
実際予備校とかはまぁ好きにしたらいいんじゃね?
効果があると思うんなら行った方がいいじゃん。ぐらいにしか思っとりません。
うちの妹なんかは進学校だったけど、楽しそうに塾通ってたし。
その塾の効果もまぁ個人差あるでしょ。
なんかなー最近受験の話とか予備校の話とかになっているが、それ一般則じゃねーじゃんって話が多い。
じっさい書いてる人にとってはそういう世界なんだろうけど、全体的にそうじゃないって言うか。
限定された環境じゃないって気づいてない。
それと、妄想だって言うことに気づいてなかったり。
それ自覚しないことは悪いことだと思わないけど、会話かみ合わなくない?
前提条件が違い過ぎる。
友達の話とか聞いてみると、就職か大学かって高校と、一応みんな大学だけどMARCH推薦万歳!ってとこと、進学校じゃやっぱり環境違った。
大学でも、卒研終わったよーって人がいたが、それはその学校だからだった…。
卒論見してもらってもつっこんじゃダメだって言うかつっこむのめんどくさいというか。
大学生暇だよねーって確かに忙しくもないけど、それは違うし。
あと、理系だからくそ忙しいってわけでもないし、社会人だから忙しいってわけでもない。
わりとどこも共通しているのって、学年進むほど授業がないってことぐらいじゃない?
あと、蛇足。
うちの学校じゃほとんどの人大学受験の時予備校に通わなかった。
けっこうこういうとこ多いと思うんだけど、学校だけで、十分大学対策してくれた。
全日制を3年。でも、拒食症になって3年の二学期から登校していなかったから出席日数足りなくなって。いや、出席日数挽回できたかもしれなかったんだけど、担任の先生の説明が母親に上手く伝わっていなかったみたいで。俺の母親は中卒だから、高校の単位取得の仕組みとか、いまいちよく分かっていなかったみたいなんだよね。だから、「今から行けば卒業できるかもしれん・・・って言っていたような気がする・・・」みたいな、すごく曖昧な理解の仕方をしていて、最後には「あの先生の説明が下手やったんや」でおしまいだった。
留年したくなかったし体調も戻っていなかったら、通信制へ編入。そこで4年間。だから延べ7年高校生やってた、ってわけ。
ある程度単位が蓄積されていたから本当は1年通うだけで高校卒業できたけど、体調が回復しなかった、体調が回復したら母親(うちは母子家庭)が「はよ働け、この穀潰し」って罵るので仕事をし始めたらとんでもない肉体労働で勉強なんかできる体力残らなかった(病み上がりでこれはきつい)、などが4年かかった理由。
当時は運転免許を持っていなかったから、スクーリングで学校に通うのが億劫だったというのもあったかもしれない。電車で二時間かかるところに学校があったんだけど、地元には電車が走っていないから、まず始発のバスに乗って電車の駅まで30分かけて行く時点で、病み上がりの俺にはきつかったのかもしれない。田舎は車がないと何もできないからね。
高校生時代、母親の財布から500円玉を10回くらい抜き盗ってしまったこと
そして自分名義の貯金十数万円をゲーセンや本やCDなどで使い切ってしまったこと
そして母親と当然のように対立して、いつものように口論になって、結局母親はよりヒステリックになって離婚して、弟とともに家を出て行ってしまった
自分が名門の進学校に通っていたからといって自惚れて、周りに多大な迷惑と苦痛をもたらしてしまった
書ききれないようなこんな数々の迷惑、というか犯罪的な行為を行ってしまったことを、そして現在もそれに近い罪を犯しながら生きていることを後悔している。
これからよりよい方向に日々努力し生きていくのが最善の方法なのだろうけど、死にたい、というか消えてしまいたい。
生まれてきてごめんなさい。ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…
先日、大変ヒマをもてあましていたので、エロサイト巡りをしていました。
巡ってる最中のとあるサイトで「ライブチャット新規会員20分無料!」というのを見かけ、
ようし、ヒマつぶしに、ちょっとチャットレディでもおちょくってやるか…!と、
待機中の女の子一覧を眺めていると、ひとりだけものすごいタイプの子が…!
名前はここでは仮にPちゃんとしておきます。
この子に決めたー!と、入室してチャットを始めました。
最初こそ「こんな時間まで起きてるんですかー?」とか「おいくつですかー?」みたいな、
なんてことのない雑談を続けていたのですが、僕が
「Pちゃんは出身はどこですか?ちなみに僕は○○です!」
というと、少しえっ!?という顔をするPちゃん。
僕:「もしかして…?」
P:「○○のどのへんですか…?」
僕:「××ですよ!」
P:「!!」
僕:「…もしかして、高校は△△とか…?」
P:「いえ、□□の近くにある…」
僕:「!!」
僕:「じゃあ、高校の●●は、■■だった??」
P:「はい…」
完全に後輩です。本当にありがとうございました。
だって、校歌まで歌えるんだもの…。
年齢差的にはギリギリ同時には通っていないものの、前半はお互いに「これは…ヤバいぞ…!」と思いつつ軽く牽制しあっていました。
しかしPちゃんも、故郷の懐かしさと思いがけない共通の話題からか、お互い段々とめんどくさくなり、
ふたりで「これはヤバいねー!」「秘密だよ!」と言いつつの「本当にこれ、特定されちゃうよ??」レベルのお話を、何時間もしてしまいました。
(最後には結局、エッチなこともしてもらいました(全力で恥ずかしがっててすごいかわいかった…!))
ぼくとPちゃんの通っていた高校は、地元ではわりと有名な進学校です。
遠い田舎から進学のために上京し、なんやかんやで今ではチャットレディのPちゃん。
妻も子供もいる身なのにひまつぶしでライブチャットに入った、しがないサラリーマンの僕。
その後も何度か、彼女とのライブチャットやメッセージ交換を楽しみました。
もちろん、僕以外の人と2ショット中だったりすることもあります。
そんな時は、僕はやっぱりただのお客のひとりなんだろうな…と思いながら、
僕にはそれでもいいと思うに十分な、奇妙な縁と、ふたりだけの秘密と、少しのお金がありました。
彼女と出会ってから、僕は同郷の先輩としてPちゃんを応援したい、困ってるなら援助したい、
ずっと笑顔でいて欲しい、そんな気持ちに、僕の心は支配されていました。
(エッチなこともしてもらってましたが…!)
僕はキャバクラも風俗も行ったことがないので正確には分からないのですが、
そういうところにハマる人の気持ちが、今なら理解できると思います。
しかし家庭のことを考えると、僕はもう彼女とチャットをすることはできませんでした。
でも彼女には、愛くるしい顔と、若さと、愛嬌と、かしこさと、大きなおっぱいがあります。
きっと僕が案ずるまでもなく、不自由なく幸せに暮らしていけることと思います。
彼女にとっては気持ち悪いことかと思いますが、僕は、
これからも頑張っての気持ちを込めて、このエントリーを書きました。
いつか地元で、幸せに暮らしてる彼女とすれ違える日を、楽しみにしています。
本当にありがとうございました。お元気で!
id:kokorosha 誰か「東大卒を騙るときに気をつけるべき5つのポイント」という記事を書けば、こういうミスが減るんじゃないかしら…
じゃあ、頑張って!
ブクマで突っ込まれてますが、なんか、後半は一般論になってしまいましたね。
あとはどれだけ具体的なエピソードが書けるかだと思うので、やっぱ足つかって取材してください(笑)
で、補足ついでに少々。
家庭教師、塾講師系は確かに多いようですけど、知り合いにバーテンダーとか、ホテルのフロントもいたし、バイト関連は結構個人差が大きいんじゃないでしょうかでしょうか?
開成みたいな東京の進学校出身の学生だと、知り合いがかなり多かったりする。
ラ・サールみたいな地方進学校も、石を投げればぶつかるとは言わないけど、多い。男子校出身者多すぎ。
サークルや部活動以外でもスタート時点で既に知り合い多いという学生は結構いるんじゃないかと思う。
そこらへんは東京六大学や京大も一緒だろうけど、地方の公立出身者は、違和感あるんじゃないかな?
その点、東大より「芸」があって、芸大より「学」がある学芸大は、地方の公立出身者が多くて、高校時代の知り合いはなかなか見つけられないと聞く。
ついでだけど、
笑ってしまったのが筑駒出身で後期過程で教養に行って大学院も広域科学に行った人。
id:y_arimさんが書いていたので、自分も少々。
駒場だと苗場のチャーハン大盛り。あれはまだあるのだろうか?あれは好きだった。
本郷(内部的には本郷と呼ばれない某所)にいたころは、赤札堂の時間セールで餃子とか。
デジチッの常時3割引の石焼ビビンパもよかった。
東邦(とうほう)と桐朋(とうほう)が激しく紛らわしい
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20080915020743
関東の高校受験だと私立の進学校の最難関は開成・巣鴨・海城ってイメージがある。
しかし、受験の難易度から考えると開成とほか二校には超えられない壁や谷がある気がするなぁ。
開成>筑駒>慶応>>巣鴨・海城・城北≧立教って感じ。(共学は含まず)
麻布や武蔵は海城・巣鴨に劣るほどしょぼい学力の学校なのかぁ?
御三家ってそもそも
ある方面で有力、または有名な三人。
って意味だけど、海城ってそんなに有力なのかね。
少なくとも有名ではなさそうだけど。
ちょwww笑わすな。それは大げさ過ぎるだろ。せいぜい高2というならともかく。
あと中学で合格できるレベルのヤツがいる、というだけならともかく。
でも、私立進学校ならたいてい高2までには授業は終わらせるわな。
ちなみに東大の問題って「レベル的には」それほど難しくない。問題はそれが大量なことで、時間内で正確に解ける程度に問題が見えて/解法が自動化されているか否かが問われるから、上の話(高2までに東大レベル終了)はぱっと見て思うほど雲の上の話じゃないよ。文系の問題なら、私立のひねくった問題なんかの方が遥かに回答に要求される知識レベルや思考レベルなどの「レベル」は高い。まあほとんど役に立たない「重箱の隅」知識を問う私立の問題もどうかとは思うけど。
内部の推薦は楽とか思ってるかもしれないけど、実際は外部からのほうが簡単だと思うよ。
少なくとも俺の経験から言えば。少なくとも慶應の内部については。
女子高なんてたぶん、今のところ全国の女子校で一番入りづらいんじゃないの?
早稲田の高校が共学化してどんどん偏差値があがってるけど、いまだ志木高が早慶の高校で偏差値トップだし
塾高もそれなりに難しい SFCとかNY学院とかは知らんけど。
校風が独特だから、開成を蹴ったり筑駒を蹴ったりして入ってくる人もいるし
15年間アメリカにいましたーみたいな帰国子女も普通にいるのよ。
加えて幼稚舎や中等部・普通部からあがってくる変人・変態もたくさんいる。
大学受験を気にせずに、教員それぞれの専門のことを高校生の範囲なんてこだわらずにとことん教える。
こういう高校生として最上位の実力をもった人たちのなかで上位の0.5割りくらいに入らなきゃ
大学受験なんて受験に必要な科目をとことん鍛え上げればいいだけだけど
内部で推薦を得るためには実技教科も含む10教科以上すべてをがんばらなきゃいけない
受験は得意教科だけ勉強して、あとはセンター試験レベルの問題を解ければいいんだから
外部から受験するほうがよっぽど楽だと、 俺は思う。
俺は大学受験を経験していないが、高校受験と高校生活の経験から考えて、普通の進学校で大学受験をしたほうがよかったと思っている。
俺はある地方の進学校(公立)の出身で、うちの高校は現役の東大京大入学者をぼちぼち輩出していた。俺の仲間でも現役合格した奴がいたが、そいつが特別に猛勉強していたかというとそうではない。まぁ俺の見えないところで勉強していたのかもしれないが、高3の12月まで学校帰りは週1で野球→カラオケ。昼休みはサッカーしてたし、予備校は俺と同じで週1だったことは確かだ。少なくとも中学は俺より成績が悪く塾にも行ってないことは知ってる。
ここで「学歴高い奴の方が自頭が良い確率…」とか言うつもりはなくて、有名私立の中高一貫校で6年勉強して1浪2浪で同じ大学入ってる奴ってなんなの?と思ってしまう。だって公立高校よりはるかにカリキュラム整備されてて、教師の質も高いんでしょ?多分予備校も行ってるし。
僕はそう親父に言ったら、嫌な顔をされたことがある。
そもそも、嫌いなおじさんがいた。
奥さんを早くになくして、高卒ながらも上の娘は中位駅弁、下の娘はどっかのEラン私立に入れた。
僕は彼のするお話が大嫌いだった。
「○くん(彼はこう僕を呼ぶ)は大学に行くべきだよ、おじさんはそれで相当苦労した」
「だから僕は上の娘(本当は名前)も大学にやったし、下の娘(同左)も大学にやった」
「上の娘は偉いよなあ、中位駅弁(本当は大学名)に入ったんだから」
うるっせえよばーか。
そんなんわかってるからこちとら進学校入って夏休み返上で勉強してたんだよ。
それを偉そうに中位駅弁くらいで誇ったりするなよ。自分の子供の人生にすがってるんだぜ、それは。
そんな大人が大嫌いなんだ、僕は、昔も、今も。
だから、きっと田舎が嫌いなんだ。
あそこに住んでいると、自分以外の何かに期待をかけるしかないから。
そして、それがリスクの小さくて、安全な、夢のみかただからだ。
昔、マンション不況になったとき、ローン返済に「ゆとり償還」という制度があったのね。最初の数年間はローンの支払いを安く押さえるかわり、その期間(ゆとり償還期間)終了後は少し高い額を返済する、という。それなんて朝三暮四ですか?
例:http://www.h4.dion.ne.jp/~tamasabu/houseyutorishoukan.html
その人のゆとり償還は10年。この人の場合は、10年間は、
通常の支払いを約半額にしているのだそうです。
………
そんなの払えるわけないだろうJK。つーかそれゆとりとか言って実質負債増やしただけだろう。鬼か。
まあこれあんまりひどいと思ったのか、始まってしばらくたたないうちに(平成12年度)廃止されたんだが、実は「ゆとり教育」にもそれと同じペテンが採用されてるんだよね。
ゆとり教育と聞くと「授業内容3割減」とかそういうことを聞いた人は多いと思うけど、ゆとり教育を実施する際に、その減らした3割分の知識は高校と大学で習えばいいじゃん大げさだなあ、という論法が罷り通っていた、というのを知らない人は結構多い。図示すると下の(4)の部分。
(1)最近の小中生には思考力がないよ
↓
(2)知識偏重でゆとりが無いからだよ
↓
(3)小中の授業内容減らしてゆとりを作るよ
↓
自分は進学校高校教員だけど、多分大学の先生は上の構図を分かってない。少なくとも肌身で実感してない。なんでそんなことが言えるかというと、生徒に課す入試を見れば、上の事情を考慮してるように思えることがほとんど無いから。特に良い意味でも悪い意味でも京大とかはそう。例外は教育大で、こちらはむしろ積極的に教育界の空気読んで、入試のレベルだけでなくスタイルや問う力に関してもかなり変化させはじめている。まあ一番その辺の空気読んでるのはおそらく各都道府県の教育委員会(文科省から直轄して指導を受ける立場)なので『高校入試』の変化が一番大きいとは思うけど。
だから、高校では全然授業時間が足りない。下からは7割の知識で送られてるのに上からは10割の知識を要求される、オマケに週休二日で授業時間減……って馬鹿じゃないの?やむなく土曜日に補習授業したりしてるよ。意味無え。
2年前に各都道府県の進学校でいわゆる『未履修問題』が起こって大騒ぎになったけど、あの問題だって表面的に片づけるんじゃなくて、本当はもっと原因を掘り下げて考えるべきだったんだよ。「なんで土曜講習までやって授業時間が足りないんだぜ?」ってね。誰にでも良いから聞けば分かることなのに、まともにそこを論じてるマスコミはほとんど無かった。ホント終わってる。
まあそんなわけで、京大工学部の教授が『ゆとりの学力低下』云々宣ってることについて疑問を呈している下のブログの意見には大きく賛成。大学生が一番頭良いな。ほんと。
おはこんばんちわ。上記のエントリを書いた17で子持ちになった増田です。思いのほかはてブ等で反響があったので、誰も気にもしていないのに17歳で子を持つに至るまでの4半生についても勝手に自分語りを始めます。前エントリで最初で最後といったくせにね。17歳以後と比べるとたいして特殊でもないDQNのつまらない話です。
親が転勤族だったこともあり小学校では転校を三回経験。その経験のせいで「人間関係をあまり重要視しない」という性格を形成するようになったんじゃないかと思いこんでいたりする。そのため自分の子供には転校をできるだけ経験させないであげたいなと思っているんだが、、、まぁ考えすぎなのかな。
やはりこれだけ転校すると今だに連絡を取るような小学校時代の友人は一人もいなかったりする。でも当時は転校に対してネガティブなイメージはなくて前の小学校で失敗した小さなことを次の小学校ではこう直そうとか考えたりしていた(大学デビューみたいなもんか)。やっぱり「人間関係をあまり重要視しない」ってのは天性のものだったのかもね。
学校の成績とかは苦労はまったくしなかったが、単に塾に通っていたからだと思う。「勉強しなくても特に苦労することはなかったなぁ」とかいっている天才とは多分頭の作りが根本から違うんだろう。
中学は都内の私立男子校に入学することになった。いわゆる御三家に落ちた人たちが集まる滑り止め校で、自分もそのパターン。
入ってから半年ぐらいは成績も中の上ぐらいなもんだったけど(試験の全順位発表する学校でした)、次第に成績は落ちていって1年の終わりぐらいには最下位グループに固定化されてたと思う。
そういえばそのころ初めて「いじめ」みたいなのも経験した。こういう進学校もどきの特徴なのかは分からないが基本的にターゲットは成績の悪いやつなんだよね。成績がそれなりだったころは仲も良かったクラスメイトが急に自分を攻撃してくるようになったのだ。といってもうしろから消しゴムを投げてくるとか漫画を持ってきているのを先生にチクられるという些細なもんだけど。
もうひとつそのクラスの特徴と言えるのかもしれないけど、自分以外の例を見ても基本的には「攻撃する奴」「攻撃される奴」の1対1というのが多かった。いわゆる同調圧力なんかはなかったように思う。だから集団シカトとかそういった類のものは発生していなかった。他の人間はそれを積極的に止めたりもせず「あーあいつらまたやってらー」ぐらいの感じで眺めていたように思う。
そして2年生になり、ますます成績は落ちていくんだけどまったく勉強はせず学校帰りにゲーセンに寄ったりしてそれが見つかって反省文みたいなことを繰り返していた。そういえばそのころ流行っていたNBAのトレーディングカードを持っていっただけで反省文だったなぁ。
「お前は腐ったミカンだよ」
担任にそう言われたのはそんな反省文を何度目かに命じられた時だったと思う。正直その時はそれが金八で使われていたというのも知らなかったけど。金八先生のファンなんだろうかあの先生は。
そんなこんなでいろいろとやさぐれて中間試験や期末試験をさぼったりするまでになって2年の終わりに留年勧告。いや、本当のところはよくわからないけど。親が呼び出されて話をしたので。そしてそれを親が断わり自主退学。
別に自分は中学留年でもいいんじゃないかなぁとも思っていたけど、まぁどっちでもいいかと思って了承。
親の都合もあり東北地方に引っ越して3年は普通の公立中学に転入。でも3年の授業は前の学校で終わらせちゃっていて、つまらなくてほとんど寝てばっかだったとおもう。試験も相変わらずさぼったり白紙提出したり。でも公立はそれでも卒業させてくれるんだから楽なもんだよね。
試験が白紙ばかりだったんで内申点で落ちるよと担任に脅されながらも一応その地域の進学校を単願で受検。落ちたら東京にいって働くかなんてことを考えていたりした。ところが進学校のくせに倍率0.99倍とかになったせいか合格。
これを機会にやり直してみるかーと思ったのは最初だけで、燃え尽き症候群的な態度は変わらず授業は寝てばっかで試験は白紙提出を繰り返していた。(そういえば燃え尽き症候群ってのは中三のときの担任にいわれたんだったっけか)
一方そのころとあるネット上のコミュニティサイトにはまっていて。誰でも知ってるようなサイトですが。で、そこの東京でのオフに足を運ぶことになる。そうすると高校落ちていたら東京に戻るはずだったという思いが再燃してくるんですよね。2年弱東北にいたせいで東京コンプレックスみたいなのを持ち出していたんだと思う。その時に会った人にそんな自分の思いを伝えていたらじゃあ東京に出てきて単位制の学校に通ったらと勧められることに。まぁ学校に行くってのは親へのポーズであってとにかく東京にでたいんだという気持ちだったんだと思う。今思い返しみてもその時のその情熱はちょっとよく分からない。
なんとか親を説得して高校を自主退学。その単位制の学校を受験するんだけど落ちました。やっぱ都立って内申点重視するのね。で、急きょ同じ学校の通信制と他の私立の夜間定時制の学校も受験して一応合格。学校あまりいきたくないという思いもあったので通信制に入学。土曜日だけスクーリングがあったんですが、校内に生徒用の喫煙所がある変な学校でした。
で、入学して2か月ぐらい働き先を探したりもせずに彼女の家に転がりこんだりしていたら、妊娠発覚。前エントリに続くという感じです。
(学年的には2年生)とか書いていた理由も分かりましたかね。小学校4つ、中学校2つ、高校2ついったというのはちょっとした自慢だったりもします。
ときかれて
「花のお江戸に御旗を立てるんです。学校にいきながら働くつもりなんです。」
といったら
「ププッ。何かスキルでもあるの?」
「いえ…。でもプログラムをこれから勉強しようと思っています!」
「あのねぇ、そんなに簡単に世の中はいかないんだよ。まずは学校でしっかり勉強しなさい」
みたいなことをいわれた。その1年半後には400万弱の年収で子供が離乳食を食べ始めていたわけなんだが。
あれから8年、まだ御旗は立っていないけど。
http://anond.hatelabo.jp/20080730043540
何かに集中していないと、常にああ鬱だなあと感じてる。
増田の皆さん一喝してやってください。
なんだかんだで学校である程度一定の状態に保たれていたんだと思う。
もともと僕は精神的にすごく弱い人間で、何事もすぐに逃げたいという気持ちをもってしまう。
本当に逃げ出してしまうことはめったにないけれども。
勉強ってつまらない。くそつまらない。
一応全国でも有数の進学校に高校から入学して通っていて、最近は最低限は勉強しているわけだけれども、
入学してから2年間は可能な限り勉強を避けてきた。
入学時は割と上位だったであろう成績もいつの間にか下に数えるほどしかいない状態になった。
赤点まみれの成績表になった。職員会議に成績不振者として登場するラインのある意味ダブルスコアだった。
幸い今では平均レベルには戻ったようだけど。
知的好奇心は旺盛なほうだからか、図書館とかに勉強しに行くと集中力が途切れることなく数時間と続けて勉強できる。さすがに目は疲れちゃうけどさ。
それでもこう勉強しなきゃなーということを考えると勉強ってつまらないって思う。
小説を読む、音楽を聞いているほうが人間味があって数倍素敵だなと思う。
世界史や倫理を学ぶことだって、地理で民族紛争を学ぶことだって、ただの知識なんだもん。
「デカルトは今こうして考えている自分は確かに存在する、われ思う、ゆえにわれありといいました。それを合理論といいます。」
別に、ツルゲーネフの「父と子」に登場するなんとかヴィッチのようなニヒリズムではないと自分では思ってる。
というか車輪の下の主人公に近いんだろうか。今思った。思いつき。
教師一家に生まれたにも関わらず、上のいとこたち数人は高校中退だったりいわゆる学業が振るわなかった人たちばかりだったから、
親戚一同喜んでくれると思う。たとえここでぱたりと勉強をやめ、地元の公立大に入学したとしても。
でも中途半端なプライドが許さないからだらだらと勉強は続けて上に挙げた大学に進むんだと思う。
それで最低限のプライドは守られる。でも決して満足はしないのであろう。
学費をお母様お父様に払っていただいてもらいながらも、さぼりがちの大学生活を送るんだろうか。
なんて親不孝者なんだろう。
世間の評価は冷たいのかもしれないけど、やりたいことがあって専門学校に通う人が今の僕にはうらやましい。心のそこから。
僕だけじゃなく、こんな感情は誰もが通る道なんだろうか。中2病の類なんだろうか。
ただ僕のプライドが高すぎ、また自己顕示欲が強すぎるだけなんだろうか。
親しい友達にもこんな長々と話せない。わからない。周りが見えない。
勉強をしなきゃいけない、本を読みたい、教養を身につけたい、友達とずっと喋っていたい、女の子といちゃいちゃしたい、眠たい、寝られない、勉強したくない、いつこの気持ちから解放されるんだろうか、いっそまあまあ幸せな今のうちに死んでしまったほうがいいんじゃないだろうか、でも苦しいのは嫌だ、周りから認められたい、自己主張をしたい、もっとみんなに好かれていたい、もっとみんなに愛されたい、誰かにかまっていてもらいたい、明日なんて来なければいいのに、寝る時間がもったいない、寝なきゃいけない、部活を同じメンバーでまたやりたい、この高校生っていうモラトリアム期間ももうすぐ終わる、そのうち歯医者で看護婦さんから大丈夫?が大丈夫ですか?に変わる。
様々な気持ちをもった自分がいる。すべて鬱という言葉に収束している僕が。
長くなってしまいました。昼過ぎに起きたら消します。。
通常しなくてもいい消すよ宣言をわざわざしてらっしゃる辺りから文意を汲んでコピーとっときます。起きたら読むかも。読まないかも。