はてなキーワード: 生島淳とは
カーリングに詳しい人ならみんな知ってると思う名前だが、五輪しか見ない人のために紹介する。
スポーツ全般を扱うライター。生島ヒロシの実弟。トリノの熱狂をきっかけにカーリングの世界に進出。
代表作は、トリノの熱狂が落ち着いた2006年5月のNumberに寄稿した「青春ストーン」というノンフィクション。トリノからの参戦組とは思えない緻密な取材と文章で、当時のチーム青森の主力二人のカーリング人生を見事に纏め上げた。これは図書館か古本屋で探して一度全文読むことを推奨する。
最近では文春に寄稿した「悪女の誘惑」という記事ではてな界隈のタイトルしか読まない人達からの評判が悪いが、生島氏の当時からの姿勢を知ってるならば、記事全文を読んで「流石」とうなるはずだ。ミュアヘッドのラストストーンを投げた瞬間からミスと気づいたのは生島氏だけだ。
カーリングに関わるライターとしては、レジェンドといって良いだろう。
フリーの五輪競技ライター。記事は冬季競技が中心。カーリングだけでなくフィギュアスケートやスキージャンプ等についてもかなり執筆する。氏もトリノからの参戦。
代表作は、トリノのチーム青森の主力二人が現役復帰した時の単独インタビュー記事二つ。http://number.bunshun.jp/articles/-/56130 http://number.bunshun.jp/articles/-/65810
言葉を引き出す能力が高く、取材相手への思い入れの強さが感じられる。
2010年あたりはかなりの記事を書いていたが、最近はあまりカーリング記事を書かなくなってるのが残念。
余談だが、氏は女子ジャンプの高梨沙羅をソチのかなり前から取材していたのは良いが、ソチ前に「フライングガールズ」という本を出す暴挙に出てしまった。これは今となっては黒歴史か。
先述の二人と比べるとかなり後から参戦。元々はサッカーライターで、海外開催のワールドカップに一人で取材しに行くような人。カーリング記事で名前を見るようになったのは2013年あたりから。
先述の二人と異なるのは、冬季競技はカーリングしか扱わない点。ヤフーニュースを通じて去年のミックスダブルス世界選手権の試合結果を毎日紹介したりもする。
平昌では何故か飛び抜けた本数の記事執筆をこなし、ヤフーニュースだけでなく、ゲンダイ、週刊ポスト、週刊プレイボーイなどのゴシップ雑誌にも寄稿しまくっている。おそらく今が人生で最も稼いでいるのでは。
ただ、記事の質は先述の二人と比べると落ちる。生島氏、松原氏の記事が「北見のジンギスカン鍋」であれば、竹田氏の記事は成型肉鍋くらいの差がある。
具体例としてこの記事を挙げる。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180223-00054584-gendaibiz-bus_all
今は訂正されてるが、公開当時は「韓国は五輪初出場」というあり得ないミスを書いていた。韓国を皮肉りたい思いのほうが出てしまったと思われる。こんな粗末なミス、先述の二人は絶対にやらない。
以上三人を紹介した。最後の竹田氏については辛く書いたが、それでも「カー娘」「もぐもぐジャパン」と変な別称を付けるマスコミ記者より遥かにマシな記事を書く。
http://anond.hatelabo.jp/20100221221726
生島淳(生島ヒロシの弟)は好きなスポーツライターなのだけれど、トリノの時に今回と同じような切り口で
小林宏さんのことを書いている。
これは別に生島淳が慧眼なのではなくて、当時「BSで」カーリングを見ていた人たちはみんな同じことを思っていた。
今回何が違うかといえば、地上波で放送されていること。BSだけで中継される放送のほうが少ない。
(トリノの時は、ほぼ全試合が生中継されると言う破格の扱いだったが、それでもBSだった。
ソルトレークの時もそれなりに中継はされたが、穴埋め的な扱いだったように思う)
おそらくトリノの時に比べて5倍から10倍の人がカーリング中継を見ている。
だからふぁぼったーの注目ワードになったり2ちゃんねるの実況板を飛ばしたりgoogleの急上昇ワードに小林宏がきたりしてるんだろうけど。
地上波中継の力の大きさを、この狂騒の中でひしひしと実感している。