はてなキーワード: メジャーデビューとは
最近だんだんVOCALOIDから遠ざかるようになってきて、supercellのデビューを境にすっかり嫌いになってしまった。
VOCALOIDを知らない一般人にも十分聴かせられるような歌唱力の作品がメジャーデビューするなら大いに歓迎するけれど、あの歌声はロボっぽさが目立っててとても他の人には聴かせられないし。ニコニコや同人活動で盛り上がるだけならいいけど、あれを一般流通に乗せてほしくない。
もともと自分が好きだっただけに、「VOCALOID曲の最高峰でもこんなもんか」って思われるのがすごく嫌なんだよね。「ぼかりす」レベルとは言わないけれど、もっと調教はしっかりして欲しかった。
お店の中や街中であのミクの声が聴こえてくるのがすごく嫌だ。
似たようなことを、僕も思いました。
「正直どうでもいい」「(現代語的な意味で)『耳触り』良ければそれでいい」「歌詞で泣きそう(;_;)」
というのが、初音ミクのヒットの根っこにある気がします。
ふと、初音ミクの歌の中の人(≠初音ミクの中の人)って、基本的にはシロートさんだよな?と思ったのが、
私の疑問のキッカケです。これまでの音楽業界でいえば、そこいらの街中やライブハウスで自作の曲を
歌ってたり、インディーズ扱いでデモテを配ってた、プロの音楽家カテゴリーには入らないような人たちが、
「初音ミクの歌の中の人)」・・・初音ミクのプロデューサーと言い換えてもいいかも知れませんが・・・、
だと、思うのです。
で、そういう人たちが、これまでと変わらないDTMの延長に、初音ミクに歌を歌わせただけで、
なぜか「初音ミク」扱いでプロデビューできてしまった(楽曲提供できた)。それはなぜだろうか?
1つは、
誰が聴いても初音ミクの声だと解るから。
どこの輩か分からないインディーズ歌手とは違って、少なくとも「初音ミク」ブランドという
裏書きがついている。
そしてまた、「『初音ミク』という歌手を知っている」という共感を喚起させる。
だから、フツーのシロート・インディーズとは違った受け入れ方ができた。
もう1つは、
店内とかで流れてる曲とかPVの曲とか聴いても、誰の歌かすら解らない。
正直どれもこれも同じように聴こえる。
どれもこれも同じように聞こえるような雑多な音楽の中では、正直、他の歌手と差異がない。
そうなると、どこに共感できるか?というのが受け手の判断基準になるし、ならざるを得ない。
すると、「共感できる(苦笑)歌詞」「バーチャルな歌手(という不思議な存在)」
「シロートでもこんないい曲・歌詞を作れてメジャーデビューできてる(私もできるかも☆)」
僕が思ったのは、こんなところです。
あと、脱線しちゃうけど。。。
「機械音がイヤだ」「練られていない音楽がイヤだ」という論調もあるけれど、
正直、大衆向けJ-POP音楽というカテゴリの中では、殆ど五十歩百歩だと思う。
(もちろん、真っ当な歌謡曲・演歌歌手や、いわゆるクラシックの領域は別。)
誰とは言わないし好みの問題だけれど、某アイドルグループや、某エイベックスの歌姫みたく、
音程も当たってないしアンサンブルもできていない楽曲を聞かされるよりも、
まだ音程が当たっててリズムも正しく、平均律の中でアンサンブルできてるボカロイド楽曲の方が、
少なくとも僕は、「安心して」聞ける。
http://evnote.net/2009/01/28/business/2125.html
メジャーになりきれないインディーズミュージシャンと、子供の心を持った大人たちが集うインターネット特区。
だがしかし、そのけな気な姿を維持し続けることが人生で最高の幸せと知るがゆえのツンデレ戦略。
彼らははてなが一般的なサービスとして成功することを望んでいるとは思えない。
はてなは、ちょっとユーザーが一般とは離れすぎていて、日本におけるインターネット特区ですね。
「量(PV・売上)じゃない、質(技術にとんがりすぎ)なんだ!」を地で行っています。
はてなブックマークを大衆受けするようにリニューアルしたりとか、たまに「はてなはみんなが思ってるはてなじゃなくて、もっと一般的な誰にでも使ってもらえるサービスなんだよ」とアピールするあたりツンデレで、今のはてなユーザーを満足させる原因のひとつになっていると思います。
本当に一般大衆に受けてしまっては駄目なので、ギリギリ一般大衆にうけないバランスを慎重に考えながら、でも一般大衆受け目指しててお前らとは違うよ、というツンデレ姿勢を保ちながらやっているのは結構才能だと思います。
ある種、インディーズにおけるトップミュージシャンが「オレ、実はメジャー目指してるんだ」とファンに語りながらも、タレントになりきれずメジャーデビューできない、でも目指している姿勢を見せないとファンに申し訳ない。ファンはいつもおなじみのライブハウスで一生懸命歌っている彼(はてな)を見て、いつか彼がメジャーに出たら私はインディーズのときから応援していたのよ、という「先見の明あるね私」的な自尊心を満たしたい、でも、実はメジャーにいってほしくない、私の手が届く距離、インディーズで歌い続けてほしい、切ない・・・
はてなブックマークを一日10回以上は見ているから、はてなは十分メジャーだと思っていた。
アメブロやFC2とかライブドアがまとめサイトとか、AV女優とか、芸能人バンザイってやっているなら、独自路線を出していてとんがっていると感じていた。
2008年12月2日、音楽ニュースサイト『ナタリー』にてこんな記事が配信された。
http://natalie.mu/news/show/id/11396
9nineのCha-ponこと西脇彩華が、GOATBEDの石井秀仁とエレクトロポップ・ユニットORDINARY VENUSを結成。12月17日にデビューアルバム「ORDINARY VENUS」をリリースする。
このユニットでは石井がトラックメイキングやアートワークを手がけ、Cha-ponがボーカルを担当。松田聖子、工藤静香、Wink、南野陽子、中森明菜、宮沢りえ、早見優などの1980年代名作アイドルポップスが、GOATBEDならではのキラキラした艶やかなサウンドで蘇る。
どうやらperfumeのメンバーの一人である西脇綾香の妹がメジャーデビューするらしい。
perfume妹+電子音? これはもろに便乗じゃないか……。そんな考えが脳みそに掠める。
プロデュースする人物はGOATBEDの石井秀仁という人物が行うという。石井秀仁? いったいどんな人間だろうか。
ヴィジュアル系バンド『cali gari』のボーカリストで解散後の現在は『GOATBED』の名前でソロ活動中……。調べてみると2chのテクノ板にスレッドがあったりとやはりそちら寄りの人間らしい。「perfumeみたいのを作ってくれ」と頼まれたのだろうか?
しかし、楽曲を聞かずに便乗だ、パクりだと言うことはできない。
それに80年代のアイドル歌謡をカバー、とそれなりの一捻りは加えてある。全然違う雰囲気のものになる気もする。
では、聞いていただきたい。
http://jp.youtube.com/watch?v=5GoY0wnE8xY
こ れ は ひ ど い 。
わざわざ全曲ボコーダーで声を変えてperfumeのパクリであることを強調している。
身内がこんなに堂々とパクリ楽曲を出していいのだろうか? 臆面もなくよくできるものだ。トラックも安っぽくてチープ。
ポストモダンな状況では既存のピースの組み合わせこそが創作であり未来を思考するならパクりまくるべき、
これは「新ジャンル・近未来パクリポップ」だとでも言うつもりだろうか?
最近は音楽業界も斜陽だと聞く。様々な要因が考えられるがこのような志の低い作品をリリースしてしまうのも一因なのではないか。
──最近は中田さんのフォロワー的存在も増えてきましたが、それはどう捉えていますか?
中田ヤスタカ:好きでやってるんだったら良いと思いますけど、売れると思ってるんだったらいらない(笑)。あと、作ってる奴がインタビューとか受けた方が良いと思う。それは歌ってる人じゃダメって訳じゃなくて、作ってる人が好きなのかが気になる。「今はそういうのやっとこうぜ」ってやってんだったらもう死んで欲しいね(笑)。
中田ー、うしろうしろ!
改変元→http://anond.hatelabo.jp/20080721222220
まあ、どのくらいの数のハロヲタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、
「ハロヲタではまったくないんだが、しかし自分のヲタ趣味を肯定的に黙認してくれて、
その上で全く知らない最近のHello!Projectの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、最近のハロプロを紹介するために
聴かせるべきシングル10枚を選んでみたいのだけれど。
(要は「宇多丸のマブ論」の正反対版だな。彼女にアイドル世界を布教するのではなく
相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、経済的に過大な負担を伴うイベントDVDやコンサートDVDまでの言及は避けたい。
できればマキシシングル、例外としてミニアルバムも可としたい。
あと、いくらハロプロといっても古びを感じすぎるものは避けたい。
市井ヲタが『青いスポーツカーの男』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。
そういう感じなので、2003年以降の作品に限った。
彼女の設定は
という条件で。
まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「辻加護卒業以前」を濃縮しきっていて、「辻加護卒業以後」と「久住加入以後」を決定づけたという点では
外せないんだよなあ。2もあるし。
ただ、ここでヲタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。
この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に
伝えられるかということは、ヲタ側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。
アレって典型的な「ヲタクが考える一般人に受け入れられそうなユニット(そうヲタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの
という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには
一番よさそうな素材なんじゃないのかな。
「ハロヲタとしてはこの二つは“混成ユニット”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
ある種のアイドルヲタが持ってるアダルトなエロスへの憧憬と、あき竹城監修のクチャーズ的な衣装へのこだわり((そんな事実はない))を
彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにもつんく♂な
の二人をはじめとして、ヲタ好きのする仕草を振り付けにもちりばめているのが、紹介してみたい理由。
たぶんこれを聴いた彼女は「ビーチボーイズだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
この系譜の作品がその後続いていないこと、これが美貴ヲタでは大人気になったこと、
美貴ヲタならこれがミリオンになって、ハロプロ大復活の原因になってもおかしくはなさそうとすら思っているのに、
キッズヲタにこういう感性が理解されないこと、なんかを非ヲタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。
「やっぱりハロプロは子供のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「Buono!」
でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかけるnkskの思いが好きだから。
断腸の思いで雌伏の時期を経てそれでもイマイチ意味不明のユニット、っていう不遇さが、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、
その「キッズオリメン」ということへの諦めきれなさがいかにもnksk的だなあと思えてしまうから。
nkskのダンスを俺自身は最高とは思わないし、まだ伸びしろはあるだろうとは思うけれど、一方でこれが
夏焼雅や鈴木愛理だったらきっちり一万枚は売ってしまうだろうとも思う。
なのに、がきさん・みっつぃー・nksk・ちさとでユニットを作ってしまう、というあたり、どうしても
「自分の物語を形作ってきたものが捨てられないハロヲタ」としては、たとえnkskがそういうキャラでなかったとしても、
親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
今のキッズヲタで安倍のシングルもチェックしてる人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
キッズ発表を含むハロマゲドンよりも前の段階で、つんく♂の哲学とかアイドル理念とかはこの人物で頂点に達していたとも言えて、
こういうクオリティの作品がセールス的に振るわなくてもこの時代にもリリースできるんだよ、というのは、
別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなくハロプロ好きとしては不思議に誇らしいし、
いわゆる黄金厨的視点でしか安倍なつみを知らない彼女には見せてあげたいなと思う。
嗣永桃子の「尻」あるいは「キャラづくり」をヲタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。
「終わらない青春を毎日生きる」的な感覚がヲタには共通してあるのかなということを感じていて、
だからこそ2007年SSAでのBerryz単独コン「桜満開 Berryz工房ライブ?? この感動は二度とない瞬間である!」のクールダウン用VTRは本作所収の「ありがとう! おともだち」以外ではあり得なかったとも思う。
「青春化した30代を生きる」というヲタの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「ヲタクの気分」の
源は「ありがとう! おともだち」にあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、
単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういう女は早起きして薄化粧くらいしとけ風味の恋愛をこういうかたちで歌詞にして、それが非ヲタに受け入れられるか
気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。
9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的に℃-uteを選んだ。
娘。から始まって℃-uteで終わるのは全然収まりはよくないんだろうけど、℃-uteのメジャーデビューとなった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。℃-uteに全く触れないわけにもいかなかったし。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら
教えてください。
「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。
地震情報のチェックにTVを入れてそのままつけっぱにしていると、NHK朝の連続テレビ小説が始まったんですよ。
前にちらっと見たときは老舗旅館を舞台にした話だったな〜と、今はどうなってるのか見てたんですよ。そうしたらさ。
「初めてクラブに行く事になったのでした」
なんてナレーションが。
画面に出ているヒロインはどう見てもJCにしか見えないがきんちょです。
クラブに入ると同じような年代の知り合いが何人か居て「さっきはごめんね」とヒロインが先週のフラグ回収とおぼしき行動に出ています。
想像するに、ダンスチームでちょっと喧嘩して仲直りしようと追いかけてきた場面でしょうか。
そしてそのままDJが現れ「yo, yo, M.O.B.U モブですヨロシク。みんないい顔してるね。踊って輪になろう」とか煽って happy なクラブの時間が始まります。
スキルフルなダンスグループが何組か代わる代わる登場し、パフォーマンスを披露します。
そして佳境、
「遂にメジャーデビューする事になった(忘れた)です、応援よろしくぅ!」
そのパフォーマンスの途中に
「今日は俺たちの師匠、、、(忘れた)が駆けつけてくれました!」
おお、誰が来るんだ?と wktk してたら先程ヒロインのJCと仲直りしていた女子が、、、え、、師匠?
伝説の女性ダンサーらしいです。普段着のままエロカワなパフォーマンスを披露してくれました。
「一緒に踊ってみると、、、彼らが今日までどれだけ頑張ってきたか、分かります。応援をお願いします。」
視聴者もここが泣き所です。
そして場面一転、フリータイムに。
ヒロインのJCがカウンタに走って「ジンジャエール頂戴」と声かけてます。
ついでに隣にいた男性に自分から声掛け。積極的ですね!
「何歳?」「・・30」「え?」「30歳」「30歳つったらおっさんじゃん!」「そうだよね。おっさんだね(笑)」
そんな馴れ合いの最中、M.O.B.U モブが再び登場して次の見せ場が始まります。
戸惑うJC。
「え?」
「知らないの?ケンさん知らないなんてモグリだよ。
18でダンスコンテストに突然現れて優勝し、そのまま行方不明になってたんだって。」
「行方不明・・・」
そこに先程の伝説のJC女性ダンサーが現れて絡みます。息を合わせて語り合うように踊る二人。
「あの二人、恋人同士だったらしいよ」
行方不明だった設定とか、年齢差とか、がきんちょ若すぎだろとか、そんなの感動の再開とバーバルを越えたダンスコミュニケーションの前には忘れ去るべきですね。
で、ヒロインJCが終電を逃しかけて焦ってる場面で明日へ続く。
ついつい明日の放送を見てしまいそうです。
終電を逃し一人街に放り出されたヒロインが困り果て、そこに伝説のダンサーが颯爽と登場、行方不明の背景を語りそのまま恋人妊娠結婚、海外で認められてハッピーセレブで世界平和とか期待が膨らみます。
非常に濃密な15分でした。
恋空より新條まゆ先生より楽しめる、秀逸なストーリーテリングです。
さすがNHKですね。
テレビは環境情報、自己形成のジャンクフードなんて言いますが、とんでもない。
ダンスの素晴らしさ、人との出会い、恋愛、JCでクラブとか新しい可能性に挑戦する事の大切さ、色んな事を教わりました。
家族で仲良く見て欲しいですね。
「私もダンス、やってみたいなぁ」
「@@ちゃんもクラブ行ってみたら?」
なんてほのぼのした会話が食卓に広がりそうです。
っていうかクラブは自分で金稼ぐようになってからだろ、なんて思っている俺が旧世代なんですかね。
ガチで不安になって来ました。
このところ日テレが木山裕策という素人の歌い手をやたらと押してるのが気に食わない。知らない人には申し訳無いんだけど、「home」って曲を出してる人。この木山さんという人はきっと一生懸命生きてて苦労も一杯してるんだろうなあと思うし、家族を養うためのチャンスがあればそれに乗るのは至極当然のことで、木山さん個人に対しては何も思わないんだが、これを必死に利用する日テレのやり口にはたまらなく不快感を覚える。反吐が出る。
もともとこの人は深夜にやってる「歌スタ!」という素人オーディション番組に出演して、そこで一度落選してるはずなんだが、なぜか再挑戦させてもらって、そこで「見事」夢のメジャーデビューを勝ち取ってる。ちなみにこの経緯が先ほど特番となって放送されてたので、バッチリ見させてもらった。不快なものは最初から見なければいいという話なんだが、批判するからにはしっかり相手の手の内を把握しないといけないので、イライラしながらも全部見た。
何が不愉快かって、日テレのお膳立ての徹底っぷり。この見え見えの特番にしてもそうだし、「行列のできる法律相談所」になぜかゲストで登場し、なぜか家族も隣で見守る中一曲披露してみたり、アルバムのジャケットをなぜかリリー・フランキーがデザインしてみたり、PVをなぜかチュートリアル徳井が撮ってみたり、日テレロゴ入りで早速ホームページまで作られてたり、本当に気持ちが悪い。口コミで広がって話題になっているのを受けて、メディアがそれを紹介するというのなら話は分かるけど、今回みたいにメディアの側が一方的に「いい曲なので、あなたの大好きな家族といっしょに聞いてくださいね」(番組内で、本当にこのように紹介された)と言って宣伝して回るというのは、テレビの傲慢さもついにここまで来たかと恐れ入る次第ですよ。なに通だかなに報堂だかが一枚噛んでるのか知らないけど、本当にもう何でもありだよね。世間で流行ってるように見せて紹介して、それに食いついたミーハー共から銭を搾り取る、という従来のやり方に慣れすぎて、とうとう手段を選ばなくなってきたな。もはやブームを作り出すのに「今巷で流行っている」という前提(建前)すら必要としないらしい。
「行列」あたりはもう法律番組じゃなくなって久しいので別にどうでもいいんだけどさ、とりあえず特番が凄かったですよ。番組のオーディションに応募して合格するまでをドキュメンタリー的に撮ってて、やたらと苦労の様子とか合格までの道のりを煽りつつ見せてるんだけど、結局それってそれを撮ってるてめえのところが主催してるオーディションなわけで、もはや出来レースどころの話じゃない訳じゃないですか。しかも、どこで歌うにせよ、あろうことかオーディション本番までにも、わざわざ嫁と子供4人が出てきて、歌ってるところを隣で見守ってるんですよ。なんか泣いたりしてるし。いや、それはおかしいやろと。歌で人に気持ちを伝えることを生業とする人間が、何でわざわざ家族呼んできて隣に座らせる演出をしないといけんのよ。CDを買ってもらう以上、歌で全てを伝えるのが歌い手だろう。木山さん自身がそれを望んだとも思えないから、間違いなくこれは日テレの歌い手に対する冒涜。もっと言えば、テレビ局がケツ持ってくれさえすればデビューできるという今回の例は、メジャーデビューを目標とする全てのアマチュアシンガーに対する冒涜だ。アマチュアの功名心を利用した、本当に下衆なやり口だ。これと実に良く似た構図を同じ日テレの「エンタの神様」に見ることが出来る訳だが、これについては今更言及するまでも無いだろうからここらで止めておく。
先月Napsterで適当に新譜をかけていたら、たまたま見つけたアルバム。長澤知之の「P.S. S.O.S」asin:B000U5HW5Q。今までにない感じで森山直太郎とCoccoを合わせたような声・曲。最初は気持ち悪くてすぐに曲変えたんだけど、Ipodで聞いてるうちにはまり出す。歌詞も面白いし曲も新鮮なんで最近では3日に1回聞くようになった。
それで、他のアルバムも聴いてみたいよな、と思いwikipediaを見てみると
甲高いアシッドボイスで孤独や哀愁を歌う。18歳のときにデモテープオーディションでその才能を認められ、ライブ活動を開始。2006年7月に「YAMAZAKI MASAYOSHI in Augusta Camp 2006」のオープニングアクトに出演し、注目を集める。2006年R and Cよりメジャーデビュー。2008年1月3日、女性への窃盗容疑で逮捕された。wikipedia:長澤知之
ヽ(・_・;)ノドッヒャー!
http://www.daily.co.jp/newsflash/2008/01/04/0000790248.shtml
なにこのVIPPER的なオチw
天才と狂気は紙一重なのか…。
審査員が・・w
おかしいでしょ!!
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
「ドラマがなかった」( ゜Д゜)ハァ?
ってか、審査員の歌手たちよりも出場者のほうが歌が上手いんじゃね?
理不尽な理由で、一番上手なグループが敗退して、
2番目ぐらいに上手かった人たちが決勝進出してる気がします。
真面目にフジテレビに抗議しようぜ!
日本中の人たちの投票で決めたほうが絶対にいい! もちろん生放送で。
そして、出場者全員の曲が詰まったアルバムを作って売る!着うたも配信!
決勝進出をしたグループは、レコード会社と契約⇒メジャーデビュー。
こういう風にすれば、
レコード会社⇒売り上げUP!ウハウハ
視聴者⇒良い歌聞けてうれしいな!
みんなにとって利益あるかと!
と高1が宿題サボって申しております。
夢を叶えたやつがいるとしたら聞いてみたい。
そんなに簡単に叶う事を、夢と呼んでいたのか?
それでお前は、どうなった?
小学生の頃の夢「漫画家になりたい!」 色々あって叶った。 単行本も出た。
でもそれだけじゃ食ってけないので、漫画は同人誌に描くだけにして他の仕事をしている。
他の仕事と言っても、絵を描く事とは離れてはいないので結構楽しくやれている。
プロデビューする事・それ自体が夢なのか、それでプロとして大成することが夢なのか、という違い。
たとえば長年、巨人一筋に頑張ってきた桑田真澄は、最後の夢--『メジャーリーグ』に手を伸ばした。年齢的にもピークを過ぎていた彼の行動は、これが事実上の『最後の挑戦』であることを、内外ににじませていた。
ところが、思いもよらない事故によって、メジャーでの彼の夢は短い期間で潰えることとなった。あの「審判と交錯事故」さえ無ければ。
だがそれでも彼は、恨み節がましいことは一つも述べず、ピッツバーグをあとにした。キャンプインからの彼の行動や若手へのコーチングに影響されたパイレーツ関係者は多いらしく、彼は慕われるように日本へと帰国した。
そもそも、「やりたい事を実現させる」のと、「それでプロとして飯が食えるかどうか」は、まったく別次元の問題ではある。
記録系のスポーツや芸術活動では「ビジネスとして大成する」事より「いかに観衆に感動を与えられるか」に意義を見出す人が多いことを思うと、『夢って何?』と問いかける側の意識がどのあたりにあるのか、確認してみる必要はありそうだ。
ちなみに自分は、メジャーデビューしたものの後に独自の活動を続けている人を応援する癖があります。ZABADAKやクレヨン社だとか。
http://anond.hatelabo.jp/20070522000120
もしそうなったら。とりあえず想像してみようか。
音楽の場合、たぶん売れ行きは減るよね。で、音楽が売れなくなったら日本の音楽は消滅するのかってーと、個人的にはそうは思ってない。多分、ライトユーザと金の無い人間が買わなくなる一方で、コアな層(ヘビーユーザとか要するにヲタ、マニア層)だけが音楽に金を払うという状況になると思う。
そうなると、音楽市場はかなり縮小しているはずなので、音楽はカネにならなくなってくる。音楽やっても金にならない=音楽なんかやらない、って人は……まぁ、いるかもしれないけど、そういう人だけではないと思う。稼げなくてもやりたいって、そういう人たちもいるはずだ。でもまぁ、お金にならなきゃ生活は出来ないわけで。そうなってくると、そんな状況でも稼げる一部の人を除いて、音楽は完全に趣味の世界になる。となるとまぁ、残りの人は皆、趣味というか副業というか『音楽は本業ではない』という形になるんじゃないかな。インディーズというか同人というか。お金は払いたい人だけ払えばいい、そんな大金が稼げなくても良い、という感覚。
メジャーデビューを夢見てバイトで食いつなぎながら活動する人たちは――増えるか減るか? そこまでは想像しにくい。今でも一定の数がいる(?)ので、案外あまり変わらないんじゃないかとは思っていたりもする。
本業で、要するに人生かけてやる人が減ると音楽のクオリティは下がるか? それも想像しにくい。質というものをどうやって判断するかにもよるしね。平均レベルは下がりそうな気もするけど。一番上だけはあんまり変わらないんじゃないかな。
個人的にはあんまり悲観はしていない。今回はスルーしているけども、一曲10??100円程度で、Edyみたいな電子マネーを併用したDL販売が、安価かつ簡単に行えるようになったら、もうちょっと状況は違うかもしれないし。
少なくとも、この地上から音楽が無くなる事だけは無いんじゃないかな、とは思ってる。