はてなキーワード: ぼかりすとは
確かに現状のVOCALOIDや初音ミクというイメージからすると少し機械っぽさのある声というのもひとつの魅力なのかもしれないですね。そういった今までのイメージから外れてしまうと「これはVOCALOID/初音ミクっぽさがない」という感想を持ってしまうのかも。
それはそれで今までのヴォーカル曲とは違う特色になってるし面白いとは思うけど、個人的にはそういう特徴を削ってでもぼかりす等の自動調整技術(あまり詳しくはないので自分が見た感じこういうものだと認識してますが違うかも)を使った声に魅力を持たせることは可能だと思うしそういう方向にも向かって欲しいなーとも思う。
例えば人間が歌ったヴォーカル曲はありふれるほど今までに色々作られているけど、決して皆一様という訳ではなくて例えばやさしい歌声とか強い調子とかそれぞれに特徴がある歌声ってのもあると思います。
自動で調整することで既存の機械っぽい魅力というのは削れてしまうかもしれないけど、どういった調整をさせるかという部分まで出来ればさらに幅が広がると思うし、調整する人ごとの特色というものが出てきてもっと面白くなるかも。
もちろん、今の機械っぽさを持たせたままそういう色んな特長を付加させることが出来ればまたさらに面白いと思うけど、個人的にはその「ひとつの声でも人によって色々な歌わせ方ができる」ということこそVOCALOIDや初音ミクの魅力だと思うので魅力が半減っていう部分に対して反応したのかもしれません。
僕はそこまでVOCALOID曲を聴いてるわけじゃないのでもしかしたら「今作られてる曲でもぞれぞれ違う魅力があるんだよ」って意見があるかもしれません、その辺は僕の認識不足です。
まあ、さらに魅力の幅を広げる一つの方法としてこういうのもいいんじゃないかなーという僕の感想なので。
個人的にはVOCALOID自体よりもその周りを取り巻く色々な事象のほうが気になってるんで、そういう面にせよこういう流れが出るのはいいなーと思います。
ぼかりす見た時は俺も「これはいいなー」と思ったんだけど、コメントでちらほらと魅力が半減しているって書いてる人がいて、あーそういう風に感じる人もいるんだなーと思った。
半分はネタみたいな感じで言ってる人がいるとは思うんだけど、やっぱニコニコの中での流行り廃りというか良し悪しの好みってのはほかとは違うんだなーと思った。
もちろん、ニコニコだけじゃなくってネット・オフライン問わずコミュニティ内で話が交わされ変化していった文化というものはだいたいそういうものだと思うんだけど。
ニコニコの魅力は親近感だ、って記事があったけど、そういう意味でニコニコに親近感というのを持つのはその内側にいるからなんじゃないかなーと思った。
まあそれは一長一短あれど悪いことじゃないと思うんだけどね。
最近だんだんVOCALOIDから遠ざかるようになってきて、supercellのデビューを境にすっかり嫌いになってしまった。
VOCALOIDを知らない一般人にも十分聴かせられるような歌唱力の作品がメジャーデビューするなら大いに歓迎するけれど、あの歌声はロボっぽさが目立っててとても他の人には聴かせられないし。ニコニコや同人活動で盛り上がるだけならいいけど、あれを一般流通に乗せてほしくない。
もともと自分が好きだっただけに、「VOCALOID曲の最高峰でもこんなもんか」って思われるのがすごく嫌なんだよね。「ぼかりす」レベルとは言わないけれど、もっと調教はしっかりして欲しかった。
お店の中や街中であのミクの声が聴こえてくるのがすごく嫌だ。