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はてなキーワード: スレイヤーズとは

2009-10-26

十数年前のアニメ

 今のアニメの大半は、深夜にテレビで放送して、DVDを売って儲けを得るというビジネスモデルだと理解しています。

 ところで、十数年前のアニメはどんなふうに儲けを得ていたのでしょうか。

 子供向けは別として、ロボット物はプラモデルの売り上げで儲けを得たり、スレイヤーズ辺りはライトノベルとか漫画とかの原作の販売促進で儲けを得ていると予想しているのですが、機動戦艦ナデシコ辺りはどうなんでしょう?

 ご存知の方教えてください。

2009-09-11

アニメをただ楽しんでいたのから評論家気取りに変わっていく過程

1993年以前

アニメアニメとしてそこにあり、作り手の事も作画スケジュールの事も何も知らずに純粋に楽しんでいた

1994年覇王大系リューナイト

ある回でヒロインのパッフィーの髪がもっさりしていた事に気づく。この作品から「今回の作画は云々」とうだうだとボヤくようになる。

1995年新世紀エヴァンゲリオン」。

20話をすぎた辺りからの予告編の手抜きを目にして「…今頃製作者は大変なんだろうな」というふうにアニメ製作スケジュールは云々」業界事情をやたらと邪推するようになる。

1996年スレイヤーズNEXT

第14話の「禁断のダンス? 最強呪文はどこだ!」で「絵が命であるはずの、この話で作画に難があるのはなってない、非常に残念だ」とかボヤくタチの悪い作画厨と化す。そんなボヤキもアメリアの乳で抜いたらきれいさっぱり消え去ったが。この回でビデオが擦り切れるほど抜いた。

1999年メダロット

今風にいうと「もっと評価されるべき」と吼えまくっていた気がする。やれ「チドリさんがメインヒロインだ」とか、「こういうアニメがヒットするべき」だのとか、ゲームを買いもしないで偉そうな事をほざいていた。後のドッコイダー信者である。

2009-09-05

USEN C/G-25アニメステーション

土曜日曜 22:00~0:00 アニステ特集 9月/魔法少女アニメ特集

曲名演奏
ETERNAL BLAZE 【アニメ 魔法少女リリカルなのはA’s】水樹奈々
PSI-missing 【アニメ とある魔術の禁書目録川田まみ
Plenty of grit 【アニメ スレイヤーズREVOLUTION】林原めぐみ
Programming for non-fiction 【アニメ よくわかる現代魔法麻生夏子
ホーム&アウェイアニメ 奥さまは魔法少女メロキュア岡崎律子日向めぐみ
Shining stars bless☆ 【アニメ ななついろ☆ドロップス詩月カオリ
DuDiDuWa*lalala 【アニメ 魔法少女隊アルス KOTOKO
violet 【アニメ うみものがたり~あなたがいてくれたコト~】marble
Fly Away 【アニメ 魔法遣いに大切なこと-夏の空-】THYME
恋のマホウ 【アニメ まぶらほ ICHIKO
パステルアニメ まかでみ・WAっしょい!】村田あゆみ
チャチャにおまかせ 【アニメ 赤ずきんチャチャ鈴木真仁桜井智・赤土眞弓
プラチナアニメ カードキャプターさくら坂本真綾
しゅーてぃんぐすたー☆ 【アニメ ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて Z】中原小麦
DANZEN!ふたりはプリキュアアニメ ふたりはプリキュア五條真由美
はぴねす!アニメ はぴねす!村田あゆみ
おジャ魔女カーニバル!! 【アニメ おジャ魔女どれみMAHO堂
マジカルちょーだいっアニメ まじかるカナン宮崎羽衣
鮮血の誓い 【アニメ 錬金3級まじかる?ぽか~ん】妖精帝國
宇宙に咲く 【アニメ レンタルマギカ コミネリサ(lisa)
ゆずれない願いアニメ 魔法騎士レイアース田村直美
ムーンライト伝説アニメ 美少女戦士セーラームーン DALI
STRIKE WITCHES~わたしにできること~ 【アニメ ストライクウィッチーズ石田燿子
YOUアニメ SHUFFLE!】 YURIA
魔法少女マジカルたん! 【アニメ もえたん 虹原いんく&黒威すみ&白鳥ありす田村ゆかり戸松遥名塚佳織
ハッピー☆マテリアルアニメ 魔法先生ネギま!麻帆良学園中等部2-A(相坂さよ明石裕奈朝倉和美綾瀬夕映和泉亜子大河内アキラ
マジスキMAGIC 【アニメ マジカノクローバー井ノ上奈々宮崎羽衣庄子裕衣斎藤桃子
ハナウタノハレルヤ! 【アニメ 魔法少女猫たると まじかるにゃんにゃん(望月久代倉田雅世山本麻里安
ホントノキモチアニメ ゼロの使い魔ルイズ(CV:釘宮理恵

魔法少女……何か違う気がする。一部魔導少女だし。

というか、セーラームーン魔法使ったっけ。

2009-07-27

ブギーポップ以外にあり得ない

このところ、ライトノベル歴史の中で最も重要作品はなんだったんだろう、と考えることがある。

真っ先に銀英伝を挙げる人もいるだろう。

ためらいなくロードスだという人もいるだろう。

スレイヤーズで決まりだと断言する人もいるだろう。

それでもけっきょくこの結論にたどり着く。

ブギーポップ以外にあり得ない、と。

思うにブギーポップの(というか上遠野浩平の)歴史的に重要な特徴のひとつは、

技術的にかなり隙だらけだったことじゃないだろうか。正直、上遠野浩平の文章はお世辞にもうまいとはいえないし。

「笑わない」を読んで、何人かの志ある若者は、「すげえ!」と打ちのめされつつも、

「もっとこう、こんな文章で、こんなキャラで、俺も書きたい!」なんて思ったんじゃないだろうか。

そういう若者の数はたぶん、銀英伝を読んで「俺はこれを超えるスペオペ戦記を書く!」なんて思った気骨ある人間よりはるかに多かったはずだ。

実際んとこ、銀英伝はあれだけ昔の作品なのに、売り上げで勝る後続スペオペ作品は現れていない。

ロードスもそうだ。巻割り売り上げでいうとスレイヤーズはちょい落ちて、オーフェンもちょい落ちて、

以来、ロードスを超える売り上げのファンタジー作品は出現していない。

ブギーが。

ただ、ブギーポップだけが。

その血を広げて、自分を超える子孫を生み出した。

たぶん競走馬でいうと、ロードスはセントサイモンで、ブギーはネアルコだったんだと思う。

 

  

◆◆◆

 

 

色々追記とかトラバブコメにお返事とか。

 

>それじゃブギーだけ大して売れていないとしか言っていないぞw

そうそう。銀英伝、ロードス、スレイヤーズオーフェンなんかと並べたとき、ブギーは一桁落ちる。

でも影響力は絶大だった。直系の子孫から、もっとすごいのが現れた。このエントリはそういう話。

 

ノーザンダンサーがどの作品になるのか気になる

それはもちろん、孫の代に生まれて、ブギーをはるかに上回る実績をあげて、短期間でレーベル間の海を越えてまで血を広げた、

赤毛で小さくて日本刀の切れ味で気性がツンツン荒くて釘宮声でいななく、あれだ。

でもそういう論点で語られることってあまりないんだよね。不思議だ。評論ごころを刺激しない作風だからなんだろうか。

2009-05-09

オタクは・・・全部キモイ・・・!

何が「強いオタク」、「弱いオタク」だ…!
オタクは全部きもい…!きもいから「オタク」と括られている。
強いも弱いもない…オタクは、ただ、きもい………これが真実…!

平日の昼間からアニメDVDを見…
コミケとかコスプレイベントに出向き……
ゲームしてクソして寝てるだけのニート………それこそがオタク…!
あるいは、普通会社に行ってはいるが、可処分所得のほとんどをゲームアニメ漫画につぎ込む奴…
こいつらも………いわば…同族…!

そいつらみんな…学生時代は、似たような気持ち悪い奴同士で群れ…
エヴァがどうのだの、スレイヤーズがどうのだの言っていた連中……
きもい………全てがきもいっ…!
お前らが、何をガタガタ言おうが…きもい…この事実は変わらない…!

これを一言で言うなら、とどのつまり…幼稚…いや………ゴミ…!
お前らの毎日って今………ゴミって感じだろ…?
無気力で自堕落非生産的…!
ゴミだから「世の中はダメだ」とか、中二みたいなことしか考えられない………

で、有村みたいな奴が出てくると…お前らはすぐにオタクの権利を叫ぶ…
「ぼくちゃんたちは人畜無害でぇ~す。権利を主張しま~す」と。

誰も言わないから俺がハッキリ言ってやる…!
お前らは…世の中の…そう、世の中の99割の人間からバカにされている…!
2ちゃんはてなで、どんなに馴れ合い、慰め合おうとも…
お前らがリアルで見下され…下層階級に甘んじなくてはならない現実…
これは…永久に変わらない…!

お前らは、いつまでも…「大きいお友達」でいるつもりか…?
健全な…まともな大人になりたかったら………
今すぐお前らの持つアニメゲーム漫画を全部処分しろ。
弾言してやる………そんなものはクソの役にも立たない…!

アニメゲーム漫画に囲まれながら…
将来…く、クリエイターになりたいんだなボク……とか言ってる奴、
お前らじゃ無理だ………諦めろ…!
しっかり金の稼げる本物のプロは…アニメなんか見てない………
見てたとしても…それはフェイクだ…!
奴等は………心の奥底ではアニメをバカにしている…金の成る木としか思っていない…!
幼稚な作品に騙されている………お前らのこともなっ…!

pixivに書いてるだけじゃイラストレーターにはなれないし…
はてブホッテントリに入る程度じゃ作家にはなれない……これは疑う事なき事実…!
プロになるためには…才能にもまして………営業能力…これが要る。
お前らに…永久中二病のお前らに……そんなコミュ力があるのか…?

声優ラジオインタビュー……こんなものは所詮………虚構…!騙されるな!
お前らは搾取されているんだよ………
オタク産業に群がる…低学歴の金の亡者どもにな…!

「僕たち一生子供のままで良い」だと…?甘ったれるな…!

お前たちは…ネット以外で見下され続けている、この現状に…甘んじるつもりなのか…!
大人になれ……!
自立しろ………!
それには先ず…捨てること………そう、アニメゲーム漫画からの脱却だ…!

出来なければ…お前たちに待っているものは………死………!

Inspired by:

2009-02-16

http://anond.hatelabo.jp/20090216213036

なるほど、単に主人公が同性だから自然とロールプレイが出来るだけか。

スレイヤーズ主人公女性で完全に一人称小説だけど違和感はないな。

2009-02-04

http://anond.hatelabo.jp/20090204141019

海賊」といえばこんな感じだな。

イメージ的に一番近そうなのは「ブラックラグーン」に出てくるようなのか。

2009-01-29

http://anond.hatelabo.jp/20090129001616

ブックオフ使えば? 少なくともそこに載ってるラノベはすべてブックオフに置いてある系。フルメタルパニックとかゼロの使い魔なんて100円で買えるぞ。

あと図書館とかね。スレイヤーズとかフォーチュンクエストなら学校図書館にもあると思う。ちょっと大きな図書館行けばけっこう読める。

あと基本的に本棚に並べることを目的ラノベ買うと、作業っぽくなるからやめたほうがいいと思う。表紙が気に入ってるとかだったらいいとは思うけど。

一冊千円で一日一冊読み終えると考えても月に3万円。バイトとか仕事してれば普通に買えるよ。破産なんてしない。

2008-12-23

自分語り(補)

ブクマ

どんどん語って文字にせよ


とあったので、↓これの続き(補足)を。

自分語り

http://anond.hatelabo.jp/20081223011009

1. <「ネクラ」「マニア」「おたく」「オタク」的な人>の定義とその変遷

「所属する共同体コミュニケーションに関心を持たないほど没頭している趣味を持つ人」

こんな感じでどうでしょうか。

異論反論もあるでしょうが、まずはちょっとアイデンティティ(Identity)についてお話させてくださいな。

自分は、アイデンティティーには2つの種類があると考えています。

ひとつは「能動的アイデンティティー」。もうひとつは「受動的アイデンティティー」です。

「能動的アイデンティティー」は、自らが<何か>に属していると自発的に感じるアイデンティティーです。

アメリカに長期滞在し味噌汁が飲みたくなった時に「あ、俺も日本人なんだな」と感じる。

これが能動的アイデンティティー

「受動的アイデンティティー」は、他人が自分に対しカテゴライズする/タグをつけることにより意識されるアイデンティティーです。

道を歩いていて「hey jap!」と侮蔑されたときに感じる「あ、自分日本人なんだな」と感じたときのアイデンティティーです。

・「味噌汁が好きな俺ってばやっぱ日本人」(能動的アイデンティティー

・「外人にジャップって言われたから俺は日本人」(受動的アイデンティティー


ここで注意しなければいけないのは、一般的には能動的アイデンティティーは<想像されたもの>でしかないということです。

イヨンスープを飲みたくなればフランス人なのかというわけではないし、「就職結婚、同僚は家族みたいなもの」と口で言いつつも、

会社人間」という自己言及がフィクショナルな物だというのを多くの人は理解できると思います。

ふぅ、ここでやっと「おたく」の話。

本来、「おたく」という言葉で表現されるような人々は「呼ばれる」ことで

受動的にアイデンティファイされてきたわけです。

こんな感じで

・「あー、君の事もっとネクラな人かと思っていたよ」(「暗い奴」という蔑視)

・「すごく詳しいね。○○マニアだね」(「詳しい人」という尊敬・排除)

・「それっておたくが読むものだよね?」(イミフなものは全部「おたく」と呼んで排除)

・外で遊ばないで家でなんかやってる人→ネクラ

マイナーなことにとっても詳しい人→マニア

コンパとかマスが認めるカルチャーに興味がなくて、漫画とか変な本とか読んでる人→おたく

なので、「ネクラ」と言われると「そうかなぁ?」と疑問に思い、「マニア」と言われるとちょっと喜んで、

おたく」と言われると意味がわからなくて「???」となるわけですよ。

(なぜこの「ネクラ」「マニア」「おたく」の中で「マニア」と呼ばれることだけが喜びにつながったのかと言うと、

マニア」だけは特定ジャンルですごい人・コレクター収集家意味を持って使われていたからです)

んで、時は過ぎ去り例の事件後、岡田さんが「おたく」な人たちのことを「オタク」と言い換えて、流通に乗せたわけです。

大塚英志氏などは、「おたく」から「オタク」に移行したときに宮崎勤的な「何か」が抜け落ちたと批判している)

(「おたく」から「オタク」と言い換えられたとき、マンガアニメゲーム文化が「なぜか」中心となった)

それまでは「店頭に飾ってもらえるくらいにプラモデル作りがうまくなりたくて毎日プラ屋に通う少年」とか、

マンガ絵が好きでファンロードに投稿する少女」とか「鉄道が大好きで教室でマイ路線の時刻表書いてる奴」とか、

「家にあるゲームをやりつくし、怪しげなソフト屋に通うマイコン少年」とかが一律「おたく」であったのに、

なぜかいつの間にか「美少女とかアニメ絵が多用されているマンガアニメゲームを消費する人」が

オタク」のメインであるかのような「幻想」が流通してしまったのが現在なのです。

我ながらなげぇと思うけど続き

2. ぬるヲタ vs ガチヲタ

自分史的には、ぬるとかガチとかって対立構造存在した記憶がない。

そもそも「おたく」な人は

「所属する共同体コミュニケーションに関心を持たないほど没頭している趣味を持つ人」

なわけだし、お金環境(部屋の広さとか)と時間が許す限り(程度差はあれ)没頭するのが「普通」だったので。

マイノリティ同士だから基本互助的だし、濃い人つまり金持ちは単純にスゲェとしか思わなかった。

新参が来ても友達少ないから、むしろ逃げられないように大切に扱ったしw

(ヌル鉄とがガチ鉄なんていない。全員「アツイ」から、濃淡は金・環境時間の差でしかなかった。

金もつとプラ好き少年ジオラママンガ少女同人、鉄は全国旅行マイコン少年は新機種と「相場」が決まっていた)

だいたい、自分たちのことを「おたく/オタク」とは思ってなかったしね。

受動的にアイデンティファイされただけだから、自分たちのことは

マンガ好き、軍事マニアミリタリー好き)、鉄道ファン(鉄)とか思ってた。

仲間内で受動的アイデンティティーの確認なんてもちろんやらない。

日本人日本人に「あなたは日本人ですね」と言っても意味がないように、

「あなたは鉄道オタクですね」なんて言ったことない。

ネトウヨ朝鮮日本人のことを「チョン」と言うように、「外部」の人が「おたく/オタク」って言及してた。

一昔前は呼ばれてはじめて「ああ、おれって『おたく』って呼ばれる存在なんだなぁ」って気が付くもんだった。

仲間内で(濃淡じゃない)興味の「深い浅い」がヒエラルキー化したのって、たぶんネットの影響で「連帯」できるようになってからじゃないかなと思う。

「ぬるヲタ」とか「ガチヲタ」とかって、昔は問題になんかならなかったしね。

(まぁ、今ほど情報作品があふれてなかったってのもあるけど)

(淡から濃に行かない奴は、そもそも「おたく」と呼ばれていない)

(言及するために「発見」された?)

(周囲の雰囲気変わったなぁと思った時期は、「スレイヤーズ」「天地無用」「ときメモ」「サクラ大戦

エヴァ」「ブギーポップ」「ビバップ」「ハルヒ」らへん。倍倍ゲームで「オタク」が増えた印象)

自分としては、岡田さんが"Yes,we are niggers.What's wrong with that?","Black is beautiful "的な意味合いで

オタクで何が悪いの?マンガ面白いでしょ?」って開き直ったという歴史を知らない若い子が増えたんだと理解してる。

それ自体はいい/悪いではないけど、意味もわからずファックミーTシャツを着ている人を見ちゃうような気まずさはあるよね。

3. サブカルってなんぞ?個人的にはクイックジャパン的な

を書こうと思ったけど、長すぎるから割愛。

リブロ-ABC-ビレバンに対する中野タコシェ-新宿模索舎的なカウンターを担っていたような気がする。

ボアダムスとかフィッシュマンズとか鶴見済とかアングラ演劇とかウヨサヨをからかうとか族とか風俗とか鬼畜とか

消えた漫画家とかタイとか死体とか爆弾少年その後とかだいたい赤田祐一周辺だった印象

http://anond.hatelabo.jp/20081223131752

オーフェンか。懐かしいな。

今思えば、90年代セカイ系典型的作品だったように思える。

あの頃は、エヴァとかFF7とかスレイヤーズTRY(アニメ)とか

オタク界隈にセカイ系作品が大流行していたのを思い出す。

2008-07-16

http://anond.hatelabo.jp/20080716224924

スレイヤーズね。話がちょっとグダグダしてるけど主人公ポジティブで良いよね。世界設定や魔法理論も自分好み

以上の評価はおたくサブカルのどっち寄りになるの?

おたくサブカルの違いはスレイヤーズをどう評価するかとか書いてみる。

2008-03-04

http://anond.hatelabo.jp/20080304224945

日本屋で平積みになっていたから、何気なく、いわゆる携帯小説とやらを見てみた。

で、ぱらぱらっと見てみたんだけど、なんていうか、凄いカルチャーショックを受けたよ。

台詞9割、心理描写1割、情景描写皆無。

おまけに文字も老眼にやさしいやや大きめのサイズであることに加え、

たっぷりと確保してある行間でさらに読みやすくなり

その結果ページ数も十分に確保され贅沢な達成感も得られるお得仕様

文字のサイズや行間の幅とかを一般的な文庫本サイズの小説に合わせたら、一冊が

10ページ前後でまかなえそうな量だ。

値段は見ていないが、豪華な装丁からその高級感に応じた値段だと思われる、

内容については好みの問題もからむから即断は避けとくが

ともかく贅沢に紙資源を消費してつくられた高級品であることだけはまちがいない。

始めに「読んでみた」ではなく「見てみた」と書いたのはそのせい。

「読む」ときに感じる労働感はなく気軽に「見る」感覚で読めてしまう

20年くらい昔、富士見ファンタジア文庫が創刊して、スレイヤーズあたりが

アニメ化した前後に、誰かのどっかの本で

「この手の小説って下半分を真っ二つに切ってもメモ帳として使える」

と、台詞主体の複数行にわたる長文の少ない文体の利点を褒め称えた

ものだが(残念ながら貧乏くさくびっしり書いている人もいた)、

携帯小説はそれを遥かに上回るゆとりを持った文体で、残念ながら

旧世代の俺達には単なる空白にしか見えないが

考える力」育成重視の脱詰め込み教育を受けた新世代はこれくらい広大な行間から

様々な情報を読み取ることが出来てしまうのか、と思うと

今後俺達は行間を読む力がなければ新しい世代の小説もロクに

読めないのかよ、と若者の本文化の急進化を嘆いてしまう。

2007-10-30

ライトノベルの面白さ

ライトノベルと云うものは、本来、女子供の読むもので、いわゆる利口な大人が目の色を変えて読み、しかもその読後感を卓を叩いて論じ合うと云うような性質のものではないのであります。ライトノベルを読んで、襟(えり)を正しただの、頭を下げただのと云っている人は、それが冗談ならばまた面白い話柄でもありましょうが、事実そのような振舞いを致したならば、それは狂人の仕草と申さなければなりますまい。

ライトノベルと云うものは、そのように情無いもので、実は、オタクをだませばそれで大成功。そのオタクをだます手も、色々ありまして、或(ある)いは謹厳を装い、或いは美貌をほのめかし、あるいは名門の出だと偽り、或いはろくでもない学識を総ざらいにひけらかし、或いは我が家の不幸を恥も外聞も無く発表し、以てオタクシンパシーを買わんとする意図明々白々なるにかかわらず、評論家と云う馬鹿者がありまして、それを捧げ奉り、また自分の飯の種にしているようですから、呆れるじゃありませんか。

最後に云って置きますが、むかし、神坂と云う人がありまして、この人の書いたものは余り面白く無かったけれど、でも、その人のライフ・ワークらしいスレイヤーズの序文に、オタクのねむけ醒(ざま)しともなれば幸なりと書いてありました。そうして、そのオタクのねむけ醒しのために、あの人は目を潰(つぶ)してしまいまして、それでも、口述筆記で続けたってんですから、馬鹿もんじゃありませんか。

余談のようになりますが、私はいつだか谷川と云う人の閉じられた世界と云う作品を、眠られない夜に朝までかかって全部読み尽し、そうしたら眠くなってきましたので、その部厚の本を枕元に投げ出し、うとうと眠りましたら、夢を見ました。それが、ちっとも、何にも、ぜんぜん、その作品と関係の無い夢でした。あとで聞いたら、その人が、その作品の完成のために十年間かかったと云うことでした。

ハセ・クライスナー

2007-09-30

http://anond.hatelabo.jp/20070930023858

おぉ。色々とありがとうございます。

やっぱり新刊しか売れてないのかー。

古き良きファンタジー系(RPG系)のラノベとか少なくなって残念です。

オーフェンとかスレイヤーズの頃と求められる要素が変わったんだね。

冴木忍のメルヴィ&カシムとか未だに続編まってるんだけどなぁ。

>SF混じりが好きなら桜坂洋がいいと思われ。

桜坂洋はかなり興味を引かれてたんで読んでみます。

SF大好き!冲方丁とか野尻抱介とかハードSFでもラノベでも面白い。

>狼と香辛料

これもアニメ化で興味はあるんだけど迷っていたり。

何系に分類されるのだろうか?

>「時載りリンネ!」「神様メモ帳」「化物語」あたり。

西尾維新は取り得ず全部読んでます。化物語の壊れ具合が最高。

時載りリンネ超よさげ。まさしくこういうラノベが読みたかったです。

神様メモ帳もチェックしてみます。

2007-01-27

[]史料を見ないで書くオレラノベ

http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20061115/1163576101

http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20070127/1169824810

↑この辺を読んで書きたくなったので書く。読んでない作品ばっかりなのにかなり適当言った。多分いろいろ間違ってるけど勘弁。

80年代以前

ラノベ的なものはあるがあくまでティーンズ向けのジャンル小説

ライトSFスペオペ、軽めのファンタジーTRPG小説版アニメ脚本家が書いてる小説ノベライズ、10代向けの伝奇小説、あと海外の翻訳モノ

少女小説は、つーかコバルトはすでにかなり歴史があるので安定。恐ろしく軽い文体の恋愛ミステリファンタジー伝奇ホラー

90年代前半

スレイヤーズ登場

スレとあとフォーチュンクエストあたりの大ヒットが10代向けの文庫本レーベル群全体に影響を与える。逆に考えるとスレ・フォーチュンが当時のラノベの中核であり、また最初の純ライトノベルと言える

キャラ小説化の進行、文体もさらに軽くなる

スレイヤーズフォロアーがジャンル化。一番成功したのがオーフェン。その他ゴクドーとかはみだしバスターズとか捨てプリとかリアルバウトハイスクールとか?内容つーかスタイルと売られ方に特徴がある気が

 ・オーフェン古橋秀之以降の電撃硬派の前触れのような気も

五代ゆうの活躍の余地がなくなる

 ・こばめぐは必殺お捜し人、水野良リウイで対応

ライトな大河モノがはやる。どっちかつーと女の子向け

・ど真ん中にいるのがデル戦、それに冴木忍とか前田珠子とか十二国記とか風の大陸とか

あかほりさとる大活躍。非常にオタ向け。まだラノベの中核とは言えない

・この時点ではまだ“ライトジャンル小説”も生き残ってる。全体としてラノベと言うよりヤングアダルト

滝川羊沈黙

90年代後半

・なんか世相が暗い。あとエヴァ

富士見の勢いはいまだ衰えず

コバルトも相変わらず安定

・電撃に古橋秀之登場。影響を受けた電撃の作家が俺設定バリバリになる。異能力モノがはやるきっかけにも?

・結局古橋自身は流行らなかったけどな。古橋秀之成田良悟ラインを電撃硬派と呼びたい(オレが

ブギーポップ登場。流行

ブギ以降ラノベ文学度合いが上昇、語れるラノベが増える

 ・学園モノが流行るきっかけに

キノ登場。流行る。

あかほりラインをまぶらほ阿智太郎継承女の子いっぱいコメディの地位が徐々に上昇し始める。

大長編より一巻完結or短編だろ、と言う空気が流れる

00年―03年

ラノベと言う名称が成立

ラノベ暗黒期

 ・富士見フルメタあたりを除いて失速、電撃はまだ十分な力を持っていない

 ・ブギあかほりみたいな作品が多い。それかあかほりみたいな作品。あるいはキノっぽいの。

 ・“ライトジャンル小説”なラノベが消滅

  ・ただ、ここで一度途切れたことで、逆に00年代後半に入って新鮮に受け止められるように

 ・スーパーファンタジー文庫とかプランニングハウスファンタジーの森とか富士見ミニ文庫とか角川のおっきい奴とかが撃沈。徳間の中途半端な大きさの奴もほとんど出なくなる

 ・富士見ミステリー文庫。この段階ではまだいまいちウケない

 ・この時期ラノベってジャンルがどんどん自閉的になっていった気がすんだけど。どうよ?

ファウスト系のひとが登場、注目を集める

・当時のラノベの中心であるところの上遠野が、ノベルスで小説を出す。電撃からの越境の発端?

ラノベ評論家の人が増える。売上げは下がっても存在感はUP

ハリポタ旋風

04年以降

・電撃最強伝説

シャナ流行る。現代学園異能

・あとなんかロリ流行

ハルヒ流行る。スニーカー微妙

 ・メタっぽい視点のラノベが増える

富士見ガタガタ。原点回帰を目指す。

マリみてに注目が集まり、百合が急増

新規参入が増える。マイナーよりのレーベルも奮闘

・おかげでベテランに活躍の余地が。新装版とか数年ぶりの新刊とかも出る

・各レーベルメディアミックスに、より積極的になる

・以前からコバルトからの越境者はちょろちょろいたけど、今度は角川グループからの一般文芸への越境者が続出

リアルフィクションて何?

ミステリーランド講談社BOXの2つの箱

・電撃の絵のついてないラノベがちょっと話題に

フォア文庫とか青い鳥文庫とかの表紙のラノベ度がいつの間にかずいぶん上がってる。そりゃまあ昔からマンガ絵な表紙は多かったけどさ。ラノベがオタ・中二病中高生に走りすぎて失った、ライトかつまっとうな物語が多い。

森絵都とかあさのあつことか佐藤多佳子が注目を集める

狼と香辛料登場。識者のひとから注目を集める

今後の展望

・ここのところラノベと言うジャンル全体が大きく、力強くなってってる印象

ラノベ文庫と言う枠組を今度こそ壊すことができるか?

ラノベ児童文学になれるかな?

・『ミミズクと夜の王』ってどんな話だ?

支倉凍砂の次回作は?(気が早い

・古橋は冬の巨人人狼日記を今度こそちゃんと出せるか?

・出せよ!買うから!あと龍盤七朝とタツモリの続きも!

成田良悟とか須賀しのぶもなんかこう、もうちょっと面白いことやれそうじゃね?

大西科学が正しいのは分かるけど売れるかって言うと微妙な気が。この辺の路線を意識した上で、またひとつ違うものを作れる人が出ないものか。大楽絢太とかは?

・電撃に森見登美彦引っ張ってこいよ。ハードカバーで。ええ?ムリ?じゃあしょうがないな……

・その他越境者の先生方、ええとあれだ、頑張れ!

(追記)あ、ケータイ小説のこと忘れてた。『りはめより恐ろしい』とかね。このへんも要注目であります。

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