はてなキーワード: 竈門とは
避妊法で実効性のあるものは無いに等しかっただろうけど、子供が生まれ過ぎたら間引く、養子に出す、丁稚奉公に出す、遊廓へ売る、早くに嫁にだすなどしていた。
第1話当時に12歳だった禰豆子(着ているものや髪型からして"大人"として扱われている)がまだ家にいる辺り、貧しいながらも極度に生活に困ってはいないのだろうな、と思う。
竈門家の場所は明らかではないけど、岐阜や石川、長野辺りの山の中ではないかと思う。そういう土地は貧しくて口減らしが普通だったはず。富岡製糸場の女工達がそういう地方の出だ。
そういう処でも禰豆子を家に置き続けていられたのは、竈門家が山の中にポツンと建った一軒家に住んでいて、どこの集落にも属しておらず、他人からごちゃごちゃと口を出されにくい環境だったからなのではないかと思う。
『鬼滅の刃』の主人公、竈門炭治郎は六人兄弟の長男だ。ずいぶん子沢山な、竈門家。
ところが炭治郎ら六人兄弟のお父さんである炭十郎さんは生まれつき病弱である。
そげな虚弱体質で長生き出来ないかもしれなくて実際長生き出来なかった炭十郎さんは、現代ならば、自分はろくに面倒も見れんくせに、そんなに子供を沢山作るなんて、と非難されてしまうかもしれない。
しかし、鬼滅の刃の時代には子供というのは小さな頃から生活にかかる労働力であり、いずれは親の助けになる存在だったはずだ。
……ということは、病弱な炭十郎さんが奥さんに遺してあげられるものは子供達くらいだから、頑張って子供六人こさえたのかなぁ。
などと、わりとどうでもいいことに思いを馳せ、感慨に耽ってしまった、金曜の夜だった。