はてなキーワード: 生存権とは
くっきりはっきり書いてあるよね?
たとえばここ。
http://d.hatena.ne.jp/good2nd/20090105/1231163477
その上で思うのは、25条は「すべて国民は」と言っているのであり、「本当にまじめに働こうとしている国民は」などとは言っていない、ということです。
それを、「努力の有無」と「努力の結果」の対立にすりかえたがる卑怯者がいるようです。
ま、住むところもないような人には緊急避難的な支援はもちろん必要だけどさ。
生存権を規定している憲法25条の解釈上、俗にいう「努力」が生活保護の要件とされている。
一部の努力教徒は、憲法や法律の解釈と異なり、「努力」の有無ではなく「努力」の結果を要求しているのだろう。
つまり、努力をしてカネを稼げないような奴は(そのときの経済状況や労働環境は考慮せず)
救済すべきでないという。
> http://anond.hatelabo.jp/20090106154017
原則
原則として、俺は知性あるものに最大限の尊厳(人権と同程度)を認めたい。ここで「知性」の基準は、言語的な(あるいはそれと互換性のある)意思疎通が可能であるかどうか。多少なりとも論理的な対話ができること、と言い換えてもいい。
(俺が捕鯨に反対しないのは、鯨に知性があるといっても言語的な意思疎通ができるほどではないからだし、喋る豚(ジブリ映画にいたな)がいたら多分俺はその豚を食べない)
胎児はこの意味で「知性」をもたないから、俺は人権を認める必要を感じない。堕胎が「人権」の侵害だとは思ってない。
ただ、胎児は遠くない未来に「知性を獲得すると見込まれるもの」ではある。未来に人権を獲得するもの、という意味で、なんらかの尊厳が認められるべきだと思う。ただしこの「胎児の尊厳」が、例えば「無条件の生存権」を含むかどうかには議論の余地がある。(強姦による妊娠、重い遺伝性疾患、母体の人権の扱いなど)
「妊娠12週」や「胎内外」といった基準に合理的な意味は感じない。「知性」という基準から考えたとき、いずれも「人権」を認めるには値しないと思っている。しかしその胎児・乳児が将来知性(例えば言語)を獲得し始める時期にはばらつきがあるし、どこからが「知性」だと認めるか、あるいはその知性をどう測定・評価するか、確たる方法論は何もないのが今の人類だ。
だから何がしかの基準を一律に適用して、「ある時期からは人権を認めます」というのは妥当な判断だと考える。「妊娠12週」が最適な基準かどうかはわからないが、少なくとも今の人類には十分現実的な一つの基準だと思う。
医学的な定義はともかく、ここで「死」とは、知性の回復が見込めない状態、としよう。
脳死・昏睡した人間は、言語的な意思疎通が一切できないわけで、(観測可能な)知性はない。しかし生体組織としては機能する肉体は持つから、知性の回復が「まったく見込めないわけではない」という点が問題になると考える。結局のところ、評価基準は「どの程度知性の回復が見込めるか」という点に集約されるんじゃないか。
ある程度以下しか回復の見込みのない脳死者に、人権(生存権など)が全面的に認められるべきだとは思わない。
しかしもちろんだからといって、いきなり生ゴミ焼却処分っていうわけにもいかないとは思う。なんらかの尊厳は必要で、それは「脳死者のために」というより、その脳死者に尊厳を認めていた「遺族(?)らのために」認められる尊厳だと考える。
その具体的な内容はともかく、「知性」を対外的に(言語による意思疎通、という外部とのインタラクションの上に)定義した以上、尊厳もまた対外的に、外部とのインタラクションという枠組みを踏まえて考えられるべきだ。感情移入の問題、というか。知性ない胎児に尊厳を認めるべき、という認識もこれに依拠してる。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20080924231639でのブクマ、ありがとうございます。
きみがはてサに失望したとかマジどうでもいいから、「必死になって生きてる人に向かって「お前らに生きていく資格ない」と言うような無神経な奴らになんか言」え
いいえ。言いたくありません。
「必死になって生きてる人に向かって「お前らに生きていく資格ない」と言うような無神経な奴らになんか言」うことが、今の流れだと、人の揚げ足をとり口汚く相手を罵るはてサの皆さんと同じ隊列に加わることだと思うからです。
生存権も罵倒権も自明に存在する物だと思います。したがってそんな事を気にせずに罵倒権を自由自在に行使することに問題はないとおもいます。
必死になって生きてる人に向かって「お前らに生きていく資格ない」と言うような無神経な奴らになんか言」いたいと思った動機は、理屈でも権利論でもなんでもなく、単に、「それはひどいんじゃないか!」という内面の良心の叫びです(はてサのみなさんの叫びもその内面の良心が根源であると思いますが)。
それと同量に、いかに論敵とは言え反対者にむかって口汚く罵る人々に対しても、「それはひどいんじゃないか!」という内面の良心の叫びがあります。
あくまでも私一人の内面の問題です。
内面の問題だからこそ、大切にしたい。
私は、人として、どんな主義主張からくるものであれ、相手を口汚く罵るような人と、同じ隊列に加わりたくありません。
好意的に考えれば、支援活動に入れ込むあまり、他者に対する想像力がちょっと機能不全に陥ってるんだろうね。
熱意を持って敬遠されがちなボランティア活動に励むんだから、その程度の行き過ぎ、独善的な思い上がりは
むしろ好ましい資質かも知れない。まあ、議論の趨勢には何の影響も与えないし、境遇を理解はしても共感はできないけど。
行き過ぎと言えば、生存権という言葉も鷹揚に使われすぎだと思う。
誰もが命を奪われない権利を持つのは、消極的自由の意味において自明だとしても、
積極的自由としては色々と制限がつくのもやはり自明なんだよね。
現に憲法上で生存権が保障され、法で定められた生活保護や各種福祉を享受する権利を持っているとしても、
「迷惑利用者に図書館を無条件で明け渡すべきだ」などという個別具体的な権利要求は、
少なくとも生存権を根拠にする場合、プログラム規定説によって却下されてしまう事は自明。
もちろん、コップの中の嵐を巻き起こしているとは言え、今の所新聞記事になった図書館はホームレスを追い出しては
いないんだけど、もしその能力の限度を超えた場合には、排除と思われるような行為に出てもまず咎められないはず。
というか、図書館に生存権保障の機能を与えるのが効率的とは普通考えないだろうから、立法措置や行政の裁量が
仮に発動されるとしても、図書館批判派の想像とは全く違ったものになる事もやはり自明だろうしね。
立憲主義の矩を超えて国家が私人の生活に干渉するのは、個人の尊厳を守りその自由を保障する為なんだから、
保障されるべき自由が「迷惑行為を掛けても免罪される自由」か「迷惑行為を掛けずに済む自由」かのどちらだと
問われれば、恐らく後者だと考えるのが普通の感覚・・・という表現に過敏症を発症しちゃうかわいそう人も
いるようだから言い換えると、ともかく個人的な感覚としては妥当に思われるんだよね。
そして言うまでもなく、憲法というのは国家機関を制限するもので、いくら生存権規定があろうと、
思想信条の自由として私人がその拘束を免れうるのは自明。この辺りも雑に議論されているような気がする。
人権を否定するなんてハードな表現じゃなくて、誰それの無限定かつ無条件な生存権の保障よりも、
児童福祉や高齢者福祉、救命救急医療にリソースをわけてくれと考えるのは、現に立法府や行政府が
そうした姿勢であるように、自明な現実でもあるわけだから。むしろここで言われているような
「健全な良識や良心、他者への共感」に目覚めた人は、同時に生存権がまるで自明なんかじゃない世の中にも
気づくはずで、そこからどう他者を説得しようかと葛藤したりするのが自然な流れのはず。
で、もし私人が生存権を保障する義務を負うと本気で主張するなら、啓蒙臭にウンザリした多くの人が反発しているように、
「まずお前が自分の家でかくまってやればどうなんだ」という当然の指摘が来るのは避けられない。
図書館が開いてる時間帯だけ他人に開放する程度なら、家主の生存権にかかわる事態にはまずならないだろうから、
たとえば「不快感で弱者をトリアージするのか」なんていう、理解に苦しむ言い掛かりや魔女狩りを被る可能性も出てきてしまう。
加えてこの場合は、本質的には個人の勝手気ままな善意に依存するボランティア活動も全然不十分なものとなる。
権利に基づいた正当な要求に対する義務として、対応しているわけでは全然ないからね。
本気の本気で世の中を考えるんであれば、もう少しカッチリした議論を見せてほしいなと思う(まあ関連エントリ・レスを
全部見てるわけじゃないんだけどね)。「健全な良識や良心、他者への共感」を大事にするからこそ、もう少し葛藤なり
俺が見た限りだと2chは「イキガミは糞作品。(だから)アウト」というもはや著作権云々とはやや離れた場所でバトってて、はてな系は「イキガミは糞作品。(でも)セーフ」という具合にいかなる作品も一応生存権は認めてる論調が多い印象。
d:id:HALTANって、バカじゃないの?
ゲーティッドシティに閉じこもっていない、現場でホームレス支援に汗を流している人が生存権を主張する、それがそんな変なことなの?
http://anond.hatelabo.jp/20080902230106
これを見てごらんよ。自分がどれだけ卑劣なプロパガンダで人を攻撃しているかわかるからさ。
まあHALTANは確信犯だから、ポルポトの件も棚上げして強弁を繰り返すのだろうが。
d:id:Romanceさんも、d:id:hokusyuさんも、こんなのは徹底して吊し上げてやって下さい。理も正義もこちらにあります!
ほほう、無視できるものなら無視してもらおうかwww
はいはい、正義気取りのクズは「彼らも悩んでる」と言った時点で頭の中から
他人の迷惑を捨象出来るんだから楽でいいよね。
彼らのようには悩まないお前こそが、図書館員の悩みを無視してるんだよ。いい加減分かれカス。お前は図書館員を代弁なんかしてねーよ、まったくな。
http://d.hatena.ne.jp/rajendra/20080902/p1
じゃあ図書館の手は真っ白なの?
彼が言うには、運営上の理由からホームレスを嫌悪してること自体は真っ白じゃないんだよ。お前さんの考えは違うんだろうがな。
もちろん、ホームレス問題を現場の図書館員がどうできるものでもないから、結果的には出て行ってもらうしかないケースも多いだろう。でも、それがまずいことであるという認識くらいは最低限持ってないと困る。もちろん、彼らだけの責任ではなく全市民の責任なんだが。
要するに事はもっと大きなホームレス問題なんであって、図書館だけでどうにかしろなんてのは元々無理だし、図書館から追い出すということだけを主張するのも間違いなんだよ。
排除されるべき汚物だの、ホームレスの生存権より図書館の快適さが優先されるだの、よくまあ言えたもんだ。少なくともこの人はそういう意見には賛同せんと思うがな。
はいはい、正義気取りのクズは「彼らも悩んでる」と言った時点で頭の中から
他人の迷惑を捨象出来るんだから楽でいいよね。排除している所は排除しているんだよ。
現場の人はクズに残された最後の頼みの綱「生存権」なんて関係なく来ていると指摘済み。
もう見苦しい抵抗は止めて常識に返った方がいい。
ふうん、まだやる気なわけね。じゃあ俺のせいじゃねえw
「ホームレスは徹底的に排除されるべき汚物」か。この時点で大間違い。
そのための処理施設を作らない行政の怠慢はいかんともしがたい。
いかにも福祉に理解がある風を装おうとしても、まず根っこが差別意識丸出しだし、だいたい「処理施設」ってどうよ。ホームレスは「処理」するものなのか。まあ汚物なんだから処理なんだろうなあ。
それで終わらせてる奴ばかりじゃねーだろが。とりあえず現状行き場がないなら、追い出すのはまずいだろう。「それを前提とした上で」(これ重要)、ホームレスに対するまともな福祉政策が必要なんだろ。で、ちゃんとしたのが急には無理であれば、急場しのぎの休憩所なりなんなりを図書館とは別に作って、そこに移ってもらって成功した例があるんだそうだが。
あと、
これにもちゃんと答えとくか。どうやらマジな人が最低一人はいるらしいから。背筋寒くなるわ。
図書館を利用する者がその利用を邪魔するホームレスを追い出したいと願うのに何の不都合があろうか。いやない。
図書館はホームレスの生存権を保護するためにあるものではない。その基本的なことも理解できないちゃらんぽらんは日本男児の恥だ。
ホームレスは図書館に来るべきではないし、徹底的に排除されるべき汚物。
そのための処理施設を作らない行政の怠慢はいかんともしがたい。
住所がないと就職すらままならないわけで、図書館に来ても何の解決もならないし、そのためにちゃんと住所として使える処理施設を用意して、そこに汚物どもを住まわせ定職を見つけて自律するようにさせる、そう言うホームレス処理の政策をきちんとやるべきだ。