はてなキーワード: 島津藩とは
あまり詳細に書くと身元バレするが、自分の父は鹿児島の貧民だった。
父は5人兄弟の真ん中だったが、一番上の兄は、結構勉強も出来たらしい。
父の兄は、学力的には行けたかもしれない大学進学を諦め、高校卒業後、早々に働きに出た。
父と兄(自分の叔父)との間で、どのような人間ドラマがあったのか、自分には分からない。
多分に、兄の側には「自分も大学に行けたのに、弟のために自分を犠牲にした」という
屈折した感情があったようだ。
どちらかと言えば避けようとしている。
恐らく、父にとって、鹿児島時代の出来事は、「極貧の、思い出したくない事柄」だったんだろう。
兄との葛藤もあったろうし、また鹿児島自体保守的な風土なので、
傍から見れば
「東大の父に、東大の子供、恵まれた家庭・家系」と見えるのかもしれない。
経済的にはそうだったかもしれないが、自分のメンタリティ的には
父自身が自身の家族・家柄を嫌っていたフシがあるので、自分もその影響を受けてる気がする。
安倍総裁が「理想」とする戦前社会が続いていたら、恐らく父が東大に進学することも、
ままならなかったのではないだろうか?
あるいは、家柄優先の社会になっていたから、父や自分がいかに学問が出来たから、と言っても、
「自身の才覚だけで、大学進学・弁護士合格・タレント進出・政治家進出をやってのけた異才」
ということで、安倍総裁なんかより1億倍魅力的だ。