はてなキーワード: メディオとは
特典商法マンセーの萌えゲーメーカーの中の人だったので「毎月月末に一斉に発売されるゲームメーカーでコミケに毎回申し込むようなメーカー」以外のことはよく知りません。
こんなところで嘘まぜて煽ってもしょうが無いので、自分が知ってる事実を坦々と後世のために残します。
http://d.hatena.ne.jp/efemeral/20121016/1350386490]
私もそんな気がする。
いろんな流通とお話させていただいきたいけど、一番隠したい数字みたい。
結局最大に売れるソフマップに頭があがらないのかな?って感じ。
とはいえ一番低いHでも35%ぐらいはソフマップという感触を特典の発注数からみている。
・いまの販売方式
だいたい発売予定の3〜4ヶ月ぐらい前から予約開始。
特典内容だけは決定しないといけない。
そのくらいから本格予約開始。
メーカーへの発注は発売日の3週間前が限界なので流通がその時点での予約数をみて発注数を決定。
(それ以前に予約終了しているときもある)
・予約商法について
予約をとるためには特典商法となっている現在では、ソフマップの特典依頼数で販売本数が読めてしまうぐらい特典数重要。
一部の特別なメーカーでない限り、ソフマップより豪華な特典をつけることは無理。
・ソフマップ50%って本当?
さっきも書いたけど流通によって差が出るけど35%〜50%はソフマップグループ。
4〜5年前と比べて秋葉原だけみても、エロゲを販売している店舗が激減している。
ラオックス→名物担当さん数年前引退で衰退。中央通りからも撤退。
とらのあな→とある事件でV以外とりあつかえなくなってしまった。いまはしらない。
メディオ→タントゥさんがんばれ、とはいえ店舗キャパ的に限界。
げっちゅ屋→予約ランキングといえばここ。よく上げたりしてもらってました。
ヨドバシカメラ→ポイントつかえるのはいいけど、キャンセル続発で前金制移行。
ゲーマーズ→かわらず。
地方:
チェーン:メロンブックス
ぐらいしか思いつかない。
地方だとアニメイトとかもとりあつかってるけどやっぱり数はしれている。
50%とかくと衝撃的だけどそれ以外の店舗がなくなっているのが現実。
・流通ががんばらないの?
流通は、貸したお金を確実に回収するためにそこそこがんばります。
でも、ある日気がついてしまいました。
「がんばって1タイトルで売上を建てるよりも、貸した分と同じ金額+αだけ販売したほうが楽だし、このパターンを数本用意すれば発売遅れのリスクヘッジにもなる」と。
4000万円貸して、1万本以上売るよりも、
2500本のタイトルを複数本用意したほうが楽。
とそんなことになりつつあります。
まあ理解は出来るけど、ね。
・アマゾンとかは?
アマゾンは特典が別納品できないという大問題がある上に、
一般的なエロゲ程度の販売本数だとアマゾンの担当者が別箱とかあまり相手にしてくれない。
流通かメーカーの納品時点で特典を同梱する必要があるとのこと。
なので、アマゾン特典は下敷きとかになっているのは、同梱を後からするのが楽という理由から。
またアマゾンは流通からの卸値を値切ってくるので、どうしても特典が付けにくい。
・メーカー直販は?
店舗に怒られるからできるだけやらないで欲しい、と流通から言われる。
特典もパッケ絵テレカ程度にしてくれといわれる。
某メーカーでは販売本数の10%が直販で、次のタイトルは直販禁止といわれてしまったらしい。
営業さんがいるメーカーさんなんて数限られているのが実情。
それでも勝手に店舗に営業いくと、流通から怒られるのでかならず同行営業じゃないとダメ。
あとは発注とかは店頭じゃなくて本部の人間がするのでその場で本数話すのも厳禁。
流通は店頭でいくらがんばっても本部の人間次第なので、本部の人間と話さないといけない。
なので、店頭でがんばるよりも本部の人間に対して営業をするので、
ポスターをいくら流通におくっても店舗に届けてくれなかったりすることもある。
最近はエロゲ業界専門の営業代行(広告代理店)方がいて、がばっているというお話を聞きます。
がんばってください。
・特典商法と新古と返品の話
特典商法全盛の時代では一人の方が特典目当てで複数店舗で購入→すぐ未開封中古販売という流れがでている中で
店舗の流通に対する「返品枠」をつかった立証不能なからくりを実行していたりする。
・店舗から流通には「返品枠」とよばれる枠があって仕入本数のうち一定数を返品可能。
・中古と新品とりあつかっているお店だと、新古品が発売日に大量流れてくる。
・極一部店舗では、仕入れた新品をすべて販売後、買い取った「新古品」を流通に返品してしまう。
さすがにこれはどうかとおもったので、そういうお店には卸さないでくれといったことがあります。
いまもあるかはしらない。