はてなキーワード: フェミニズム神学とは
典型的な、勉強できないのに自分の言いたい方向に歴史をねじ負けたいだけの無敵の人なのかな?
使っただけで、自分が咀嚼、理解できていない可能性はひとつも考えないのか。面白いなぁ。無敵だね。
物凄く雑に言っちゃえば、ローマ以降のキリスト教(雑だなぁ主にカトリックとプロテスタント。そもそも時代でも差はあるが)世界においてある時代まで、女は劣った生き物なので劣った扱いをすべき、という思想が一般的で、
そういう思想がキリスト教世界をベースに組み立てられた各国家・社会の構造に影響したのでは、という考え方があるんですよ。近代までは、宗教と社会構造はとても密接に絡み付いていたから、影響を受けるのは当然と言えば当然ですし。
で、その「女は劣った生き物である」という男尊女卑的世界観がどこが源泉なのかは説は色々ありますけども(月経原因説から、楽園のリンゴ食ったからとか存在が不浄って書いてあるとか色々)、実は東洋世界(仏教や儒教)でも、イスラム的世界でも発生している。おまけにキリスト教も仏教も、教義だけを読めば男女に救済の差はないと読むことも可能(救済に差があると読むこともできるから上記の誤解が発生したんだろうけど)。
なので、古代あたりから、「人間の発生と進化の一過程」という時代において、女は格下!的な、非モテ厨二っぽい思想が流行った時期が長くあったのかもしれない、などと増田は考えているがこれはあくまでも私見&感想。豊かさを他に求める侵略の時代において「そういう考え」になりやすいのは、現代の日本を見ていても納得感があるので、符牒は合うっちゃ合う。
でもこの私見を、ちゃんと論拠を追い示しながら説明するのは増田には荷が重すぎるので、取りあえず、山川の教科書を読み直しつつ、思想史のみを抜き出した年表とか作ってみたらどうでしょうか。
あとは、「フェミニズム神学」というキーワードでググっても面白いと思いますよ。この20年ぐらいでは「宗教が女を差別してきた(怒)」から学問が進んで、「そういう側面もあるけど原典ではそうじゃないよ」とか、歴史や原典や個別の事象や思想家などと照らし合わせて分析をしている人もいます。ベースは神学なのでラジフェミみたいなおかしなのはほとんど居ない、ので比較的当たりやすい学問のはず。山川Bをちゃんと咀嚼できていたのなら笑。
つーかそういう学問体系もすでにあり大学でカリキュラムになっているところもあるような現在進行形の学問なので、元増田のように「もっとお母さんのように教えてくれ」と甘えるのも、割とズーズーしいね。と思う。