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はてなキーワード: からくりとは

2008-08-05

父親になってわかった子供のつくりにくさ

俺は、30にしてようやく一児の父になったが、ここまでくるにあたって、子供の作り難さを何かと実感したよ。

で、世の中の「少子化対策」が少なくとも男の俺からみたらぜんぜん的外れだって感じた。

結婚しにくい

 まず、ちゃんと順番を守って子供を作ろうという生真面目な人間は、子作りにおいて結婚することが何よりものスタートだ。

 それで、俺が感じたのは結婚しにくいって事実だ。

 できないんじゃない。奥さんのキャリアがなんちゃらで結婚しにくいとかそういうことでもない。

 要は、めんどくさいんだ。激しく。金もかかるし。

 「婚姻」と言う法律上の制度はえらく簡単だ。紙一枚の話だから。だが、それだけですむことはまずない。特に田舎なら。

 儀式が必要なんだ。結納とか、披露宴とか。これにまずゲンナマはもちろん、時間的にもかなり使わされることになる。精神的にも切迫する。くだらないことで相方ケンカしちゃったりもする。

 結婚生活そのものを「損だ」とか、結婚式自体を「無駄だ」と言う人は言うが、俺はそんなに気にしない。しかし、気持ちの持ちようはどうあれ、金と時間がかかるのは事実だ。

 じゃあ、儀式なんてしなきゃあいいって言えばそれまでだ。でもそうはしにくい。

 だから、結婚がしにくいのだ。できないんじゃない。だから、しなくはないが、婚期が遅れかねない。婚期が遅れれば出産適齢期も過ぎる。たくさんの子供を作るのはつらくなる。


 相当に馬鹿なことを言わせてもらえば、儀式なんて法律で禁止してしまえば、結婚しやすくなるんじゃないかな。または、法定儀式というのを作って、その費用のほとんどの負担と段取りを国がやってくれればいい。

……そういえば、結納金贈与税ってかからないのかな?(笑

出産保険適用外

 このへんは、一般に議論の対象になってると思うが、これはどう考えてもおかしい。

 いや、「どう考えても」は言い過ぎか。でも、やっぱりおかしい。国の未来を担う子供を生むのに、保険が適用されないってのはおかしい。社会保険なら出産育児一時金とかいうのが出るが、出産費用の全額はまかなえない。

 だいたい、出産費用において「普通分娩」だと負担が大きく、「異常分娩」だと負担が小さいどころか黒字にすらなるってのがおかしい。

 いや、うちは異常分娩だったから黒字になったから嬉しいだけだが、でもなんかやっぱり変だ。

 ちなみにうちのからくりはこうだ。俺は一介のサラリーマンに過ぎないので細かいところは間違ってるかもしれないが、帳尻的にはあってるはず。

  • 帝王切開出産した。
    • 手術なので、保険適用前医療費はとうぜん普通分娩より高い
    • しかし、普通分娩は保険が適用されないが、異常分娩は保険が適用される
    • つまり、3割負担でいいだけでなく、高額療養費制度の適用がなされる。
      • 7万何がしを超えた分の医療費が返ってくる。
  • 帝王切開で生まれた子供は、小児科入院した扱いとなる。
    • それに対して普通分娩で生まれた子供は、単に病院に「いるだけ」扱いとなる。
      • つまり医療行為としているわけではないので、それに関する費用に保険は適用されない。
      • 医療行為ではないとはいえ、看護師さんが面倒見てくれたりもするわけだから、ベッド代的なものなどの費用がそれなりに取られる。
    • 俺の自治体では、未就学児童の医療費を全額負担してくれるので「入院」ならまったく費用がかからない。
      • オムツ代ぐらいは自腹だが、これは病院にいなくてもかかるし。
  • ということで、結局支払う料金は医療費として7万ちょっととメシやオムツなんかの病院にいなくてもかかる費用だけ。
  • さらに社会保険出産育児一時金が35万はいるので、20万以上黒字がでている。




あとは生まれてしまえばなんとかなる。うちは母乳のみなので、ミルク代もかからないし、オムツ代だって実感的にそれほど負担じゃない。おそらく、1ヶ月のオムツ代なんて、毎日タバコ1箱すう人の1ヶ月のタバコ代のほうが高い。

今後、どれくらい経済的な負担が発生するかは、正直わからない。まだ1歳にもなってないし。おぼろげには考えているが、具体的に鉛筆なめてる人なんて、どれぐらいいるんだろうか?

ということで、生まれた後にどういう金がもらえるとか、出産後の女性キャリアサポートとか、子育て支援とかそういう政策を打ち出されたって、ぜんぜん「子供を作ろう!」なんて気にはならない。

そういう政策がいらないんじゃない。まずは「子供を作る」という目で見ると、少なくとも俺にとってはなんの意味もない。

まとめると

を期待したいです。

2008-07-28

非モテ仙人になるための八つの試練

モテの役立たずなくだらない説教流行っているようなので、仙人(俺呼称)から、

非モテ仙人になるための試練をあげとく。

つーかなんで仙人の側から誰も非モテアドバイスしてやらないんだ。

まあ仙人ってのはみんな意欲と好奇心の塊だから、

増田見ること自体あまりないんだろうけどさ。

(ちなみに俺の場合はたまに携帯はてブ見てたからこれは話しておくべきだと思った)

じゃあ非モテの諸君、良く聞けよ。

1.鏡を見る(まずは)

2.親と縁を切る(一生)

3.自分は彼女なんて諦めた、と公言する(友人などに訊かれたらでいい)

4.友人のつきあいは適度に少なめにする(半年に一度でちょうどいい)

5.オナ禁する(一年

6.ムラムラしたり、寂しくなったら勉強読書に勤しむ(一年

7.痩せすぎ、と言われるくらい痩せる

(ただし健康は維持するため、マッチョにならないようにピラティスなどでインナーマッスルを鍛えること)

8.アルコールを飲まない(たばこについては知らない)

これだけだ。これで意欲と好奇心の塊で、

寝る間も惜しんで四六時中勉強仕事楽しみながら、

それでいて恋愛感情や性欲をなくした仙人になれる。若くして。

からくりをひもとこう。

まず鏡を見よう。醜いよな。まずはここから、

心が諦める、絶望するところからスタートだ。

心が諦めなければ脳が諦めることはできない。

これは脳が恋愛を諦めて、そのパワーをすべて勉強仕事に向けるための訓練だ。

次に親と縁を切る。これは孤独を成り立たせるための試練だ。

俺の場合は実家秋田なので、連絡を取らなくなり、

唯一の連絡方法だった電話線を切るだけで簡単だった。

次に、人に恋愛について訊かれたら『自分は彼女なんて諦めた』と公言する。

この手の話を人にさせないためにこれをやっておく。

もうわかると思うが、友人とできるだけつきあわないようにするのも、

孤独を維持するためだ。この孤独が以降の苦行によって巨大なパワーへ転化する。

そしてここからが本番だ。一年オナ禁しよう。エロい画像とかを見るのも禁止だ。

とにかく女を避け、女を見ないこと。

オナ禁するわけだからこれはしょっちゅうだと思うが、

むらむらしたり寂しくなったら勉強読書をすること。

痩せすぎなぐらいまで痩せること。ダイエットの方法はなんでもいい。ただリバウンドはしないようにゆっくりやること。

これらを組み合わせ続けることで、脳が緊急事態だと誤解し、

なおかつ勉強読書孤独感や性欲が結びつくことで、むらむらや寂しさが意欲や好奇心へと転化し始める。

半年も経てば効果が現れ、一年で定着する。

やってみればわかる。

この状態になると女は二次元ですら必要ないし、それでいて寂しくもなくなる。

ただひたすら勉強仕事に勤しみ、力を磨き続ける鬼と化す。

この意欲は本能に近い恋愛感情や性欲が変化したものだから、

それはもう切羽詰まったもので、それでいて勉強仕事

恋愛よりよっぽど小さな目標を達成しやすいものなので、

幸福感や達成感もひんぱんに感じ、そしてそれがまた

次の意欲へつながるというポジティブループへ入る。

趣味へ費やす時間もなくはないが、勉強ストレス解消

できるようになってしまうので、ほとんど趣味に費やさなくても問題なくなってしまう。

俺もこの状態に入って一年と半年経つが、昔はしょっちゅう見ていたアニメを全く見なくなった。

面白くなくなったわけではないが、それ以上に勉強仕事が楽しくて仕方がないのだ。

おかげでこれを始める前に欲しかった資格に加えて、30ほどのIT関連の資格をこの一年で取得できた。

しかも全然苦にせず、だ。仕事上も全くストレスはないし、仲間からもあまり飲みに行かないにも

関わらず信頼されている。

信じがたいかもしれない。実際俺も仙人と呼びはしたが、

この状態の人間を俺以外にはまだ知らない。

だが、一年をこれに費やしてみる価値はあると思っている。

そして、モテ仙人になる資格はない。

非モテ童貞だけが、仙人になれる。そういう確信はある。

なぜなら彼らは幸せだからだ。幸せに転化できる不幸がなければ仙人にはなれない。

どうだろう? こっちの世界に来てみないか?

毎日が楽しいぞー。

追記:アルコールおまけ過ぎて忘れてたw

いや、判断力が落ちてオナ禁が終わったり、

勉強すべきなのにしなかったりからね。

それだけ。

2008-06-24

http://anond.hatelabo.jp/20080623234101

なんか必死で「似非フェミ」ネガティブキャンペーンを張ってるようだけど、あなたが主張してたのは「男子校肯定論はミソジニー」なんて暴論であって、「女ってだけでまともな教育を受けられない状況を改善する事」なんていうまともな議論ではないからね。

あの下らん議論に興味のない人のために断っておくと、俺はフェミそのものを貶める気はまるでないので念のため。「似非フェミ」という言葉が「フェミ」に対する罵倒でないことは、「偽善者」ということばが「善人」を非難しているわけでないことと同様と理解していただきたい。それにそもそも俺は「似非フェミ」という言葉を使っていない。「自称フェミ」とか「なんちゃってフェミ」とか書いたはずだが。

それから、似非フェミ君よ。議論で勝てないからと言って他人の印象だけをことさらに貶める卑怯な手はやめた方がいい。端的に卑怯だ、それは。

ただし、君の議論術

  1. 相手の悪口を言うだけ言って、反論は意図的に無視し、もう一度同じ悪口を言う。
  2. 1.を相手がキレるまで繰り返す。
  3. 相手がキレたら、ここぞとばかりに相手の悪印象を喧伝する。
  4. レスがいくつかついた時点で、事実を粉飾して語り始める。

これが処世術としてはそれなりに優れていることは褒めてやるよ。俺はリアルでも馬鹿に言いように操られてしまうことがよくあるんだが、どうしてそういうことになるのか、君のやり口を見てやっとからくりがわかったからさ、まあ君も役に立ってくれたよ、ありがとう

2008-05-07

エントリフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係

 最近ちょこちょこ見かける「専門家の著書を読み込まないバカは発言するな」という罵倒に呼び起こされた俺の妄想だ。だからもちろんソースは出せない。問い合わせられてもなにも答えられない。

 故小渕氏が半紙を持って記者会見に臨んだ時期の前後数年間、俺はとある非営利法人に勤務していた。まだNPO法人制度が整備される以前のことで、それ自体は自治体の認可と出資を受けた社団法人だ。行政からは初期出資以外の補助金も主に人件費名目でかなり支出されており、俺も名目は非常勤の自治体職員としてその法人に出向していることになっていた(はずだ)。当時は今ほど公務員叩きも行われず、時間外手当こそ出ないものの、業績も成果も無関係にそれなりの月給が社会保障込みで保証され、しかも仕事内容は「バイトでもできる」レベル、有り体に行っておいしい仕事ではあった。(当該自治体今日破綻の危機にあるのが、俺のせいかどうかは知らね。)

 しかしこ社団法人、実態はとある市民団体の外郭団体というか数あるダミーのひとつというか、むしろその市民団体の下僕ってのがもっともふさわしい表現だろう。そんなところへ俺みたいな性格と趣味性向の持ち主がなんで雇われることになったのかについては割愛する。というか迂闊なことを書くと正体を特定されそうだ。

 正体を特定されると何がまずいかって、なにしろその市民団体がこれまでやってきた行いが尋常じゃない。なにしろ彼らの意に染まぬ発言をし謝罪と妥協を拒否したとある御仁にいたっては、自宅の周囲を街宣車で数週間にわたって取り囲まれ大音量で彼らの主張を繰り返され、ご子息は彼らの意を受けた教師らにより学校で吊し上げられたそうだ。家族や近隣住民を巻き込んでの実力行使をしでかす連中相手に立ち向かう根性は俺にはない。

 ちなみに彼らはその行為を現在に至っても反省していない。法廷で有罪を喰らったこと自体は反省してるようだが、「もっと上手くやれば良かった」という戦術級の反省でしかない。そういや部下の発言を根に持っていびり自殺に追い込んだ上司も、一人や二人じゃ済まなかったっけ。

 あと、一番多かったのは、こじつけ組織責任を問うパターンだな。中でも印象に残ってるのは、駅のトイレ落書きを根拠に鉄道会社人権に関する姿勢を糾弾した事件。(そろそろ何という団体か分かってきた人もいると思うが、もちろんこれは俺の妄想だ。)不特定多数の乗客が利用するトイレ落書き鉄道会社責任に帰して、社内研修予算を確保させやがった。もちろん形式的にはそれが直接市民団体に流れるわけじゃないんだが、そこで生きてくるのが俺が勤めてた法人。研修会の主催使用テキストの発行元も派遣する講師の所属もその法人で、研修予算のほとんどが法人に入ってくる。そして法人は毎年上納金を市民団体に納めるってからくりだ。

 それなりの大手の企業/団体の社員/職員研修となると年間数百万なんですぐだし、そういう成果が数百は存在する。もちろん窓口となるダミー団体も複数あって、結局年間数十??数百億が無税で(おっと、テキスト代の消費税は払ってたっけ。)市民団体に流れ込む。

 手口は微妙に異なっても、右翼団体や総会屋のやってることと本質的に大きな違いはない。俺たちノンポリの下っ端は、「えせ○○じゃなく本○○だな、俺たち」とか自嘲してたもんだ。もちろん以下に述べるような構成人員の資質や組織のあり方も、右も左も保守革新反動進歩も、そんなに大きくは変わりはせんだろうと思う。ベクトルの方向は違ってても、その先でやってることは五十歩百歩なんじゃねえの、とは思う。

 さてまぁ脱線した。その市民団体の主たる主張はある種の人権擁護なんだが、他の様々な正義平和と人道を標榜する団体と友好関係にあり、互いにしばしば主催する集会等への動員要請が行われていた。で、そういう要請は基本的には下っ端にしわ寄せが来るようになっている。8月6日ヒロシマを筆頭に、ずいぶんといろんなところの員数合わせに駆り出されたものだ。(従軍慰安婦とか南京事件とか○○の人権を求める市民集会とか××を糾弾する市民の会とか、アベレージで年に5??6件は出席した。もちろん俺の所属する法人orその上部団体が直接主催するもの以外でだ。)業務の一環として出張扱いになった上で交通費も現地行動費も出してくれるんだから、断る理由も特にない。

 もちろんこれをもって「沖縄の11万人」がどうこうとか言い出す気はない。俺という異分子が1人紛れ込んだ集会がかつて存在した、というだけのことでしかない。がまぁ必ずしも俺一人が際だって異質だったってわけでもなかった。ある時は集会で眠気をこらえある時はデモ熱射病に用心してるうちに、似たタイプの人と親しくなったりするんだ。熱意なんぞ欠片もないがしがらみと人間関係とその他もろもろに絡め取られて動員されてる人たちと、同病相憐れみ、互いに愚痴りながら、所属団体に関して話し合ったりもする。

 で、結局愚痴の行き着くところはいつも似たようなもんで、「人だねぇ」。どこでも運動のトップとか指導者は似たタイプだし、運動に理論的正当性を与えてる学者研究者ってのもまたどのジャンルでも似たり寄ったり、もちろん下っ端で熱狂してるのも、はたまた利害づくで参加してる人たちも、これまた似たようなもんだ。利害づくってのは一番分かりやすい。運動から甘い汁(主に行政からの個人給付……おっと。)を吸えるなら参加するし、吸えなくなれば離れる。別に一般の勤め人とメンタリティが異なるわけじゃない。俺たち「最初は純粋だが今は冷めちゃった」連中より多少は熱意のあるふりが上手いだけだ。

 真面目な下っ端ってのはほとんどが主観的に純粋正義への熱意に基づいてるだけで、なんということはない。言ってしまえばカルト信者と異なるところはない。頭を叩きつぶすか、個別に一本釣りして脱洗脳を施すか、運良く何かの偶然組織から離れるか、だ。ちなみに俺は三つ目の「運良く偶然組織を離れ得た」口だが、これまた詳細は秘密

 トップにも二パターンあって、ひとつは純粋な下っ端がそのままのし上がった口。もっともこういうのは大概、「敬して遠ざけられる口」ではある。なにしろ清濁併せ呑むことができないから。で、もちろんそういうのは少数派。残りはもちろん下衆野郎893の頭目やら汚職議員ゾロゾロ。(特に西日本……)

 俺の勤め先だと、理事長前者タイプかな。お飾りでお神輿なとっちゃん坊やにして便利な宣伝灯。一番勢力の大きい部門の部長後者、分かりやすい俗物。昼間は数千人を前に人権尊重を講演し夜はセクハラ大王セクハラパワハラの合わせ技を連発しつつ部下の若い女性を片っ端から喰いまくるエロ親父。で、一番タチが悪いのが事務局長かな。表では大学講師の肩書きを背に正義平和と人道を説きつつ、事務所に戻れば部下を交換可能使い捨て消耗パーツとしていびりぬくことに楽しみを見いだしてるとしか思えん。いやいや、こいつの直属でなかった俺は幸せでしたよ。5年間で3人が潰された。

 さて、また話がそれた。ようやく本題に近づいてきたな。残る学者研究者だが、もちろん運動に正当性やお墨付きを与えてくれる先生方だけが、こういう連中と独立に存在してるわけもない。

 俺は上記のような講演・研修テキストとしての必要もあって、年間二桁単位ISBNナンバー付きの本を作ってきた。もっともほとんどが予算化している企業/団体への割り当てと組織内部の学習用で捌けてしまうんで、一般の書店にはそれほど出回っちゃいなかったが。俺の主たる任務もその一部の校閲編集だった。

 で、そういう出版物の著者が、市民団体と仲の良い学者研究者先生方だ。もちろん彼/彼女らの動機は俺は知らん。崇高な真理への欲求に基づく純粋なものかもしれんし、市民団体に利をもたらしそのおこぼれをもらうためかもしれん。書いて出版される内容は学術的に妥当なのかもしれんしデマゴーグなのかもしれん。読んだらためになるのかもしれんし洗脳されるのかもしれん。

 ただしその校閲編集をわずかなりとも担当した個人の感想として、「こんなもん出版して金取っていいのかよ」といいたくなる代物がそれなりの割合で含まれてたことは確かだ。上記のような市民団体幹部との対談をテープ起こしして「てにおは」を整えただけとか、(整えたのも俺だ。)出典とか引用元とかの調査を全部編集担当の俺に丸投げされて、インターネットの普及してないあの当時に泣きながら縮刷版とか復刻資料集(もちろん、本物の原典にあたるスキル担当者たる俺にはない。そのことは学者先生も承知の上だ。)をひっくり返しまくり、どうしても見つからないものは必死で出典に対するツッコミが入らないように原稿を書き換えたとか。もちろん「こんなんやっちゃっていいんですか」と上司にお伺いをたて、OKをもらった上で印刷所に渡し、ゲラ学者先生のチェックも受けましたがね。

 要は俺の脳内妄想レベル+αの代物が、ISBNナンバーがついて書店でもわずかながら売られて運動内部では「正典」扱いされる「歴史書」になっちまった。しかも対立団体からですら、その団体との分裂の前後以前の記述については特に誤りとまではされてないし、発行側と対立団体側の双方ともに大枠を認めてる代物を批判する学者さんも、少なくとも俺の目には入ったことはなかった。つまり外形的には「専門家間でもほぼコンセンサスのとれてる通説」になっちゃったんだ。

 うっかりそんなものを世に出す手助けをしちまったショックが強すぎてな、今更「正義平和と人道に関する歴史の通説」なんてもんを読む気にゃならんのだわ。いまだに書評やらその団体の内部評価を見ると、俺のでっち上げた代物が参考資料扱いされててな、正直、おぞましくてかなわんのだよ。とまあ、これが「俺はいかにして『まず学者先生の御本を読め』という言説にアレルギーを抱くようになったか」という妄想なわけだ。

2008-04-01

アクが強い野菜を食べるとEDが治るとかなんとかそういう

http://d.hatena.ne.jp/yappo/20080330/1206809229

ネタだとか似非科学だとか言われて心外なんだけど

誰もちゃんと論理的に指摘エントリ書かないのはなんでどうして?

そんなんメンドクサイからに決まってんだろう。でも書く。

農薬

農薬漬けで野菜が育つという事は、外敵への体制を持たずに貧弱なまま育つというわけだ。そんな野菜はたくましくない。

毒があるか無いかというレベルではなくて逞しいか逞しくないかというのが重要だ。

外敵への耐性というのは、表皮が厚くなったり、場合によっては毒を持ったりすることなんだが。もちろん植物組織がしっかりすることが食感のよさに繋がってくことはあるだろうが、その逆だってあるので、逞しさが即良いにはならない。

そもそも、順序が逆。農業は小さい面積で多くの収量を得ることが課題で、多くの収量を得るためには「密度」「品種(これは後述)」が重要になってくる。密度が高くなると当然ひとつの植物あたりの環境は悪くなるので、虫やらカビやら病気やらが発生しやすく、耐性が弱くなりやすい。そこで農薬が登場する。

農薬の影響だって高濃度の農薬を与え続けたときに食べる部分の残留農薬がどうなってるかは試験場で試験している。本当に危険なのは農家のほうで、食べても大丈夫な程度の農薬だって撒いてる方の環境は結構悪い。

とにかく、逞しい野菜は「逞しくなれる環境で生育されたから農薬が無くてもまあなんとか」なのであって「農薬を撒かないから逞しい」のではない。もちろん逞しくなれる環境を作るのは並大抵の努力じゃないだろ。有機野菜で商売しようと思って大変な農家さんに怒られるぞ。

園芸屋さんで売ってる種はF1種というもので、これは何を言っているのかというと、この種で育てた作物から取った種を翌年植えても売り物の種と同じように育つかわかりませんよ。という物である。

何を言っているかわからないと思うが、袋に入っている種は頑丈に育つように計算して交配して出来た種だから、その種から作った種の事まではうまく行くかは誰もわからないよ。

まあ大枠間違いじゃないが、間違い。

F1っていうのは交配したあとの第一世代ってこと。種苗メーカーは種類の違う植物を交配させて、味とか耐性とかに優れた品種を作る。この第一世代は親の遺伝子の重複が少ないので(ちょっとうまい表現が見つからない。識者のツッコミ待ち)、優性遺伝がでて均質な収穫物が得られる。ここから第二世代F2になると隠れていた劣性遺伝が出てきたりして、F1に出ていた性質を持たない収穫物になってしまったりする。(ここまで正確な説明ができているかは怪しい。ロハスとかでない本を読むなりすること。あと優性・劣性遺伝の言葉品質の良し悪しに直結しないからね)

F1から交配を続けた結果、安定した次世代を作るものを固定種と言う。人類が古くから続けてきた遺伝子操作だ。種苗会社は固定種も売ってる。固定種から取れた種は同じ収穫物が得られる。

すぐれた性質をもつF1を開発できた種苗会社F1を売れば毎年買ってくれる人がいるので、あえてそこから手間と時間かけて固定種を作ったりはまあしない。その辺がロハスの人から陰謀論を唱えられる理由だろうけど、あっちも商売だしな。固定種を作ってる間に他の会社がもっとすごい品種を作るだろうし。

F1のそういう性質を商売に利用しているけど、無理にF1の性質を持たせているわけではないよ。そんなわけで固定種とF1どっちが優れているとか一概に言えない。

よく考えてみて欲しいが、生物生殖活動とは何だろうか。多様性や環境の変化や環境への適応能力を次世代に伝える事だ。

F1種を使うと、そこの農作地に適応してより美味しい作物になっていく可能性が断たれるのである。

そういうことだからこの文章は全面的に間違い。そもそも、一代で農作地に適応はしないよ!それに雑草のような作物になってもそれはそれで適応だよ。固定種はバリエーションに乏しいのでむしろ適応の幅は狭いだろうね。

農薬を使って虫食い穴の無い野菜で、F1種で安定した形の野菜を作らないと市場では売れないという現実があるとどっかの漫画に書いてあった。

美味しんぼ史観か!

昔と比べてトマトがまずいというのは農薬F1種に原因があるらしい。

ソースソース

F1トマトでも熟れるまで木につけておけば十分美味しいとおもうけどなぁ。甘み重視で品種改良されたトマトに「酸味」がないとかへんな事いわないよね?

で、青虫が育てる環境キャベツというのは農薬は使ってないとも言えるが、実は本当に素晴らしいキャベツ無農薬でも虫が寄り付かないらしい。

ソースソース

ちょっと考えればカラクリ想像付くのですが、青虫に食べられまくってたらキャベツ絶滅しちゃいますよね?

真のパワーを発揮して成長すると害虫を寄せ付けなかったり害虫ウィルスに侵されても治癒するんです。

これは野菜雑誌に書いてあった。

考えてもからくり想像つかないので説明してください。ところで日本海外からミバエが入ってこないようにすることに気を使っていますよね?

「真のパワー」とかは、トンデモでよくあるイメージ先行で先行するものしかない言葉の筆頭ですよね。ですので、以降の「パワー」については無いものとして処理します。

ご当地野菜と遺伝

売り物になってる小松菜は全て偽物。

山岡士郎が「真の小松菜絶滅した」っていうと「まあ、環境植物とセットでブランド小松菜ならそうかな」って思うけど、遺伝持ち出してきたらアウト。

肥料

実はその土地に適合した種類の種を作って行けば肥料が無くても作れるらしいんですよね

休耕させるとか土を作るとかならともかくその前提で結果が導かれるとは思わない。って次の段落で連作障害って出てきてるじゃん!それ知っててなんでその前提を信じられるの?

強くするには肥料邪魔になるらしい。

肥料による。というか、「らしい」の部分がことごとく。

しつけ

トマト栽培は潤沢な水が必要だと言う話ですが

トマト栽培に潤沢な水が必要なのは温室トマトが水耕栽培だからです。水耕栽培のトマトは根っこがえらいことになります。ねっこ重要

野菜が強いと何がいいのか

突っこむのに疲れてきました。

野菜人間に食べられる事により繁栄に大成功した数少ない生物な訳だが、野菜というのは本来頑丈なので、農薬が必要なほど弱らせた野菜を食べるよりも、何もいらない野菜を食べた方が良くないか?

比喩の取り違えからくる「繁栄に大成功」ですね。

前述したので反論の必要はないでしょう。あなたはフォアグラとか白アスパラとか食うな!

ま、農薬のありがたみは飢饉でもないとわからないよな。

農業関係者トンデモ耐性は低いことがわかっていて、EM菌の跋扈なんかに象徴的ですが(あとヤマギシとか?)、経験則が必要な職業なのでしょうがないかなとは思うわけです。

追記

ミントとかセイタカアワダチソウとか、従来の環境から離れると「繁栄に大成功する植物」ってあるよね?

2008-02-27

ニート女の子感動して泣いたとかの話

先日、実家に帰った時、友人の妹のニート暦4年目の、19歳の女の子に会ってきたお話です。

実は彼女ニートながらも、セカンドライフで月に30万円もの収入を得て

全部自分で使っています。

そのからくりは簡単なもので、本来無料セカンドライフソフト

1万円で販売しているのです。

そんなことが本当に出来るのか?皆様疑問に思われるでしょうが

案外簡単にできてしまうのです。

最近電通の必死のプロモーションのおかげか、

ITに詳しく無い人もセカンドライフとやらがはやっているっぽい、ということは

なんとなく耳にしたりしています。

しかしそういうレベルの人は、セカンドライフを実際に試すことはもちろん、

セカンドライフ」というキーワードで検索することもできません。

そんな人の為に、セカンドライフインストーラーがオートで起動するCDを作成し

郵送しているのです。

もちろん、そんな人はインストールが出来たところで、

アカウントを獲得することもできないし、それ以上は何もできません。

でもそれでいいのです。

セカンドライフインストールした」

この言葉だけで、おそらく皆様の想像を上回るような賞賛が得られるのです。

※信じられない方は「セカンドライフ インストール」で検索してみて下さい。

検索結果を見れば一目瞭然だと思います。

無料ソフトを販売することの法的な、そして倫理的な問題が気になる方もいるでしょうが

1.セカンドライフの開発元、セカンドライフィスト社のサーバアメリカにある。

2.対価は受け取っても、善意からの行動なので許してほしい。

3.そもそもの前提条件が有り得る可能性を秘めていることが否定できない。またはそうすべき。

以上のことから状況は限りなく透明に近い白だと言えるでしょう。

さてさて、そんな彼女に、非常にベタではありますが

プロジェクトXDVDを見せたところ、大変感動していました。

私は彼女の出してくれたジュースのせいか、強い尿意を感じ

トイレに赴いたのですが、いわゆるウォシュレット付きの洋式便所でした。

最近は便座に座る軟弱男も増えているそうですが、私は男です。

あえて便座も上げずに、スタンディングしたまま、便座の中心めがけ放尿を開始しました。

そして、いつもは失敗しないのですが、私の一人息子、

人呼んでモーニンググローリーの調子が悪かったのか、

便座にかかるどころか、床もスリッパも、びしょびしょに濡らしてしまいました。

私はワシントンよりも素直に彼女に報告したのですが、

やはりニートのせいで心が狭いのか、心が狭いがアッチの方も狭いのかと

私がユーモアを効かせたせいなのか、彼女は泣き崩れました。

その後、何故か私は文具券を買いに行きました。

2008-02-12

http://anond.hatelabo.jp/20080212180451

それが何故か成立しちゃってるんだよね、ふしぎ!

と思ってたんだけど、どうやらその建物の持ち主が喫茶店やってるケースが少なくないらしい。場所代がかかるわけでもなく、ビルの賃料が入るから喫茶店自体の収入はあんまり当てにしてないんだとか。全部がそうではないんだろうけど、いつ見ても客が入ってないのにいつまでも潰れない店はこういうからくりで成り立ってるんでしょう。ビルじゃなかったら兼自宅とかで。

この状況で喫茶店が成立してると言えるかどうかは微妙かもしれないけど。

2008-02-08

http://anond.hatelabo.jp/20080208010430

たとえば、「からくり」とか「出来レース」とかが見えてくると楽しむことそのものが出来ない。

そうなると努力という言葉成功哲学というのは無力になっていき、他のものが主流になる。

そういう社会であるアメリカ、特に北部で成功哲学みたいなものが流行するのは不思議、というより不気味でさえあるけれど。

2008-02-04

http://anond.hatelabo.jp/20080204004643

ホントに単純に、毎日浄水器を探している可能性もあると思う。

(つまり、「浄水器は無い」と言われて帰っても、次の日にはそれを忘れてまた来てる訳)

散歩コースやその店で浄水器が使える事はずっと前からの習慣として深く記憶されてるんだけど、

その途中で認知が(いわゆるボケが)進行して、もう「浄水器が無くなった」って情報は覚えられてないというか。

割と認知賞の酷い方が来るデイサービスで働き出して少し経つけど、

昔は「からくり長寿クイズ」って台本があるんだろうなあと思ってたけど、今はあれはガチだと思う。

人って年取ったら信じられないくらい弱るよ。身体的にだけじゃなくて、頭も。哀しいけど。

2008-01-05

http://anond.hatelabo.jp/20080105183045

爆弾が手に入れば

んで爆死が実行できれば

世話はない。

何もできないんだ、お子様には分からんよ。

この社会からくりは。

2007-12-26

メリークリスマス

まずは次のデータを覚えておいてください。

1、  1355万円

2、  1570万円

3、  1427万円

4、  1572万円

5、  1112万円

6、   574万円

世の中は金がすべてだろうか。

答えはイエス。100%イエス

金がなければ、電車に乗って会社に向かうこと自体できないし

タネ銭がなければ金儲け自体を進行することが出来ない。

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「カネ」がそんなに悪いのだろうか?といつも思う。

北朝鮮マスゲームを見ていると

もったいないよな。これを企業に売り込んで

例えば広告として使ったり、大金持ち結婚式イベントとして売り込めば

結構儲かるのに」と思ったり、レバノンとかイスラエルなんかで

見る地中海の美しさを観光客用に整備すれば

紛争地域ももっと豊かになるだろうにと思ったりする。

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カネまみれで生きることは確かに美しくしくはないし、

近寄りがたい印象が強い。

しかし、金儲けのことを考えるだけで北朝鮮レバノン

平和な社会が見えてくると言う矛盾。

「カネ」という道具は使い方によっては争いにもなるし、

平和の道を作ることができる。

誰もが欲しいくせに、「カネ」というトーンは、

どこかネガティブイメージを抱える。

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例えば金持ちは手にしたカネを贅沢に使い、

ビジネスを大きくするためにさらに投資する。

一般の感情からはそんなに儲けたいのか、と思ったりする。

しかし、ある程度の富を手にしたらその富を回転させて

再生産を繰り返すのが理想の姿。

金儲けに人生を掛けている人間というのは、近づき難い、

嫌なやつといったイメージ

ところが資本主義ルールだと、金を世の中に

送り込む作業をする人間というのは

社会のために生きていることになる。

金儲けがいいとか悪いとかを真剣に考え抜いたとしても、

明日になって買っておいた宝くじがあたったりすれば

嬉しくてしょうがないのが人間の感情。

お金に羨望の眼差しを向け続けるのに、

世の中のほんの一握りの人間にしか微笑んでくれない現実が

金持ち」に対する嫉妬心を増幅させる。

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今年ももう終わり。

クリスマスイルミネーション

あと1週間もすれば門松に変わる。

ここ何年かで経済面で大きな事件といえば

ライブドアショックを忘れることができないでしょう。

同じ頃に起こったマンション耐震偽装問題も

当事者にとってはまだ終わっていない問題です。

ライブドア堀江社長ヒューザーの小嶋社長も、つい2??3年前までは

成功者」として「格差社会」の頂点に君臨していたわけですが、

気まぐれなマスコミからは今は忘れ去られようとしています。

奢れる者は久しからず。

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こう見てみるとここのところメディアを騒がせている

格差社会」という仕組みも、

実は勝者がずっと勝ちつづけるわけでも

ないことが見えてきます。

これまでの安定した人生が保証されなくなったのは事実で、

格差に怒りを感じてしまうことも事実

しかし、格差社会というものが今一つピンと

来ないところがあるのも事実

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この言葉自体や、振りまいている人達に抵抗感を感じてしまうのは、

どうもうまく仕掛けられている、といった感覚。

今は本当に格差社会なのか、という疑問がふつふつと沸いてしまう

のです。

このあたりの分析は「新平等社会」(山田昌弘著)で詳しく解説されていて、

格差社会」と言うキーワードを引っさげて、

なんでもかんでも小泉改革のせいにしてしまう短絡ぶりに

疑問を投げかけている。

「希望とは努力が報われると思う時に生じる、

絶望は努力してもしなくても同じだと思う時に生じる」

?? ランドルフ・ネッセ(社会心理学者) ??

この言葉が紹介されていて

1990年頃まではほとんどの人が希望を持てる条件が揃っていた」

と書かれていたが実際には努力が報われないことも結構多かった。

とくに企業が安定していた頃は実力よりも

「社内政治」??会社で生き残ることだけしか頭にない人間

結構威張っていて、それを思えば能力がないくせに権力だけは

持っている人間がいなくなるだけでも格差社会も悪くはないか。

昔はよかったというけれど、安定していた昔はそんなに良かったか、

とも思う。

自分の力で生きるという選択肢が少なく、ほとんどの人が、

企業奴隷として生きることを強いられた時代。

私も初めて就職した会社を辞めるとき、周囲から「この世の終わり」と

いうような脅しを受けたけれど、今思えばあのまま奴隷人生

生涯の価値基準にならなくて良かったと思っています。

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一方では相変わらず「成功者」たちがメディアに顔を覗かせる。

「格差」の一つの正体には他人の成功に対するねたみもある

のかもしれません。

テレビを見れば自称「セレブ」が信じられないような生活を送り、

自分もいつか、と夢を膨らませる。

勝ち組」という虚像に対する憧れや絶望感を感じながら日々を

生きさせられている嫌な感じ。

羨ましくも「うまくやりやがって」という、モヤモヤした感情。

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ところで最初に見てもらった金額は

ある企業に勤める社員の平均年収。

会社名は何かと言うと

1、テレビ朝日

2、TBS

3、日本テレビ

4、フジテレビ

5、テレビ東京

6、三菱UFJフィナンシャルグループ

7、永谷園

(MSNマネー企業概要より)

格差社会を憂いている人達が、社会の最も頂点に存在している皮肉。

普段給料が高いと批判をされている銀行でさえテレビ局には勝てない。

お茶づけ”の永谷園がこの中では最も一般社会の感覚として

納得できる企業。

こういったレベル人間が弱者の味方の振りをしたり

格差社会に怒る振りをして、スポンサーからお金をもらい、

そのスポンサー商品を我々が買う。

バカ高い広告料は販売コストとして商品価格に添加され、

それを消費者が支払い、デフレで賃金が押さえられている今でも、

テレビ局には大量のカネが流れ込む。

結局は「格差社会」という言葉事態が、

勝者で居続ける大手マスコミの商売道具であるという一面。

テレビ局なんていうのは、ほぼ独占ビジネスで、

彼らは競争相手が少なく勝ち組の代表。

郵政省からの天下りと談合に守られ、生涯が保障されている人たち。

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しかし、彼らを支援しているのは結局は我々で、

たとえば亀田兄弟。

亀田を持ち上げ、批判し、また持ち上げ

何をやっても思考回路停止のままついてきてくれる

視聴者の皆様のおかげでTV局員の高額報酬が

永遠に約束されております。

職員に代わりまして、わたくしが御礼申し上げます。

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格差社会」に限らず、テレビ、新聞の大企業マスコミ

何か言い出したらロクなことはない。

「地方の時代」と言う言葉が使われた時代があって、

そう言っている割には自分の会社は東京のど真ん中にあって、

地方の実態なんかにはこれっぽっちも興味のない連中が発信をしていた。

「女の時代」と言う言葉が使われた時代もあって、

そう言っている割にはマスコミ各社の役員に女はどれくらいいたのか。

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格差社会」は多分真実でしょう。

また、「格差」は仕方がないという言葉を、

今の時点で一応成功している企業の経営者なんかが

語っているのを見るとカチンとくるけれど、まあ真実の声でもある。

しかし、メディアが喜んで使うキーワード

いちいち振り回されるのもまた腹が立つ。

大手メディア学歴社会やコネ社会の

勝利者が集まる空っぽの洞窟。

彼らの持つ価値観は、大企業生きること以外

は敗北者という「勝者の視点」。

物凄く狭い価値観の中で、勝った負けたと騒いでいる状態。

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格差社会」というキーワードも、観測地点を変えればその通りだったり、

そうじゃなかったりするわけです。

例えば障害者に対する援助の打ち切りは格差の助長だと思うけれど、

都会に住む中産階級の子供が大学に行けるとか行けない、

というレベルの問題に関しては格差でもなんでもない。

そんなもん知るか。

メディアは一方では「格差社会」への不安を警告し、

一方では消費社会をひたすら煽る。

消費だけが幸福バロメーター

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格差社会」とか「閉塞感」という言葉が出てきた理由は、

人間味を殺ぎ落としてまでも効率よく収益を上げることが正しい経営、

という価値観に影響を受けた経営者が増えたからかもしれません。

メディアの振りまく「成功イデオロギー」だけしか選択肢が無くなった不幸。

これが格差社会の正体。

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フリーライターの宮島理さんのブログにあった記事。

―「弱者」というものが、常に「エリート」によって「発見」されるという、

これまた古典的な構図による。

 ネットカフェ難民ニート年金生活者、在日コリアン……というように、「エリート」同士の

政治闘争に利用できる、明白な「弱者」だけが「発見」されていく。

エリート」は「弱者」を利用して政治的なライバルを攻撃し、「エリート」内の階段をのぼる。

「弱者」のなかにも、それを見透かして、政治的な「利権」を手にする圧力団体

ようなものが出てくる。両者は共犯関係にある。―

http://miyajima.ne.jp/index.php?mode=res_view&no=56#nmjp57

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弱者の味方として商売を続けるエリートインテリ達は

彼らの将来を間接的に奪ってるんじゃないか。

「かわいそうなあなたたち」という視線は絶対に救いにはならない。

「自分は不幸だ」「悪いのは世の中だ」と彼らに煽られても

誰もチャンスも仕事も金も持って来てくれないぜ。

特にあいつらは。

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下流社会 第2章」の新聞広告コピーライティング。

□2005年9月の衆議院選挙で初めて自民党投票した。

石原慎太郎に心ひかれる自分がある。

オリンピックサッカーワールドカップでは心から日本を応援する。

□中国や韓国はいやだと思うことがある。

これらのコピーの上に「以上の項目が半分以上当てはまる人は下流的である“!」

と書かれていて、「格差社会」「下流社会」という言葉が、

ある種のバイアスのかかった人達の『商材』であることがなんとなく見えてしまう。

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問題は、以前ほど未来に対しての安心感

ないまま日々を送らないといけないこと。

もう一つは、一度企業社会のコースを外れてしまうと

落伍者として見られる価値観がいまだに残っていること。

フリーターや職歴の多さ、履歴書での空白を企業は嫌う。

なぜ嫌うかというと、そういう決まりだから。

なぜそういう決まりかというと、そういう決まりという決まりだから……………

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リトル・ミス・サンシャイン」という映画を今年見ました。

7歳のオリーブという少女美少女コンテスト

出場するために車でニューメキシコから

カリフォルニアに向かう旅を描いたストーリー。

アメリカ映画と言うとアクション、CGやパニック物で

エンターテイメント」としての役割を背負った作品が

圧倒的に多い。

そういったファンタジーものとは別に、

現実のつらさを描いたのがこの作品。

おもしろいのはこの映画に出てくるオリーブちゃんの父親は

金持ちになる方法を教える成功コンサルタント

人間には2種類しかいない。勝ち組と敗け組だ」が口癖。

しかし生徒は集まらず本人はビンボー。

2種類のうちでは敗け組の方。

成功コンサルタントの裏面を皮肉的に取り上げていて

この映画を見ると「ギクッ!」とする人も多いのでは?

「オレたちはみんな、敗者だ!」

映画の中で誰かが叫ぶ。

アメリカ人がみんな勝っているわけじゃない。

アメリカ人自身が「成功を追いかけ続ける敗者」で

あることをうすうす解っている。

アメリカ型成功には無数の敗者が存在することを知っている。

その成功をありがたがる「いいお客サン」である日本人

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アメリカ型を追いかけるのが難しい理由としては、

日本アメリカとのマーケットの大きさの違いがあると思います。

人口が日本の2.5倍の3億人という巨大なマーケット

抱えるのに加えて、英語圏全ての地球規模で

ビジネスの勝負ができる条件。

例えば映画ビジネスを取り上げると、作品が映画館で上映され

その後DVDキャラクターグッズが販売される。

このマーケットの大きさはアメリカ日本の5倍。

日本国内でビジネスがほぼ終わってしまう

日本との環境の差は無視できない。

もしあれだけ大きな市場があれば一発くらい狙ってみたくなるし、

多少のリスクは背負ってもいいかなと思う。

しかし、一発でかく儲ける戦略を取るには

日本ではリスクが大きすぎる。

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億万長者を生み出すベンチャービジネスからくりの一つを見てみると、

株式を上場して上場益の恩恵に浴するという戦略があります。

強引な売り込みを仕掛け、訴訟をいくつか抱えて裁判沙汰に

なってたとしても、株式上場で金が手に入れば

それでOKとする考え。

もちろんその戦略があたればバンバンザイだけれど、

上場できなければ会社は破綻。

メディアに出てくるこういった成功者達の極端な考え方が、

いつのまにか今の世の中基準になってしまった。

多くの人が抱えていることは、こんなことをしてまで

金儲けをしなきゃいけないのかよという感情。

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ビジネス成功者として華やかな世界の人達がよく取り上げられる。

しかし例えば、スナックの経営で儲けている人とか、

好きな仕事でそこそこ生きている人達なんかは

絶対にメディアでは取り上げられない。

彼らは「成功の法則」からは外れたところにいる透明人間

結局のところ、巷に言われている「成功」とはメディア

流通させるための包装紙に包まれた商品であって、

成功にも本当は色々あることは知っておいて損はない。

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成功するというのはすばらしいし、

誰もが「勝ち組」になりたいのは正直な気持ち。

しかし、「勝ち」とか「負け」とかはどっちでもいい

というベクトルも世の中には存在している。

勝つこともあれば、負けることもある。

勝ち組企業の社員になれば幸福なのか?

「勝利」を維持するためのノルマと無理な目標設定。

どんなに給料を貰っても、心を開く友人のいない職場や、

責任だけは日々大きくなるくせに何も決定権を

持たしてもらえない状態が幸福とはいえない。

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この先、我々はもう一つの成功者

生み出す必要があるんじゃないかと思います。

金とはさっぱり縁がない。だけれど成功者という存在を。

多分「格差社会」ということに関しては

我々が試されているんでしょう。

たった漢字四文字にうろたえて人生を振り回されてしまうのか、

冷静でいられるのか。

この世は金が全てか?

ノー。100%ノー。

「カネが全て」だけでは人の感情や行動にも

限界があるという事実

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格差と言う割には日本社会はかなり「のし上る自由」のある国で、

世襲制度がイギリスとかフランスよりも強くないという現実もあります。

エスタブリッシュメントは『永続性のある権力と威光の階層』を

意味するのですが、イギリスなんかは貴族社会ですから綿々と

この手の権威が継承されてきています。

しかし日本エスタブリッシュメントと言われる存在はほとんどなくて、

歴史的に見ても「下流の人間」がのし上れる社会でもあります。

豊臣秀吉は百姓出身、伊藤博文大久保利通

岩崎弥太郎は下級武士の出身。

本田宗一郎坂本竜馬も権威とは無縁の人達

ということは弱者が強者にだってなれるということ。

しかし「欧米的なもの」が進んでいて自由である、

という、でたらめばかりを言ってきた連中は、

この手のことには触れようとしない。

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別にカザフスタン型成功でもポルトガル型成功でも

カンボジア型成功でも好きなのを選べばいいのです。

ごく一部の人達が、人生ゲームでの

「あがり」を生み出す思想からの脱出を。

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アントニオ猪木の逸話の中で、こんなのがあります。

どうしても敵わない相手に押さえ込まれて、

全く体が動かない状態になった時、

小指の一本でも動かせないかともがいてみた、

という話。

とにかくもがいてみる。

すると小指の先から徐々に動かせるようになっていく。

そして小指が動くようになったら今度は手が動かせないか。

手の次は腕。

そして足、という風に少しずつでも抵抗をしていく。

うまく行かないときは絶望感に襲われてしまうけれど、

小指の先から暴れてみることを考える。

誰もが出来る小さなレジスタンス運動

結局「勝者」とはこういうことを少しでも考え、

実行できる人だと思う。

====================

冒頭に見てもらった年収を稼ぐ人達がつくる「社会の常識」が

いつのまにか社会を支配してしまいました。

彼らの生活基準がいつのまにかこの世の幸福になり、

そこから外れたら敗北者。

東京のごく狭い範囲で起こっていることが

日本社会の価値観として定着する。

しかし、絶望ばかりでもなくて今までよりも

時代が変わっているのも事実

例えばセレブ人達としてあこがれの的だったのは歯科医

親が金持ちで、格差の頂点にいる勝者。

絶対に負けない人達

ところがこんな事実がある。

現在コンビニが全国で4万店。

歯医者が7万店。

そして今は歯科医が開業をして初年度で25%が倒産

つまりスタートして四分の一は消えてなくなる。

今までの金持ち勝ち組が永遠ではないという証拠。

社会環境が完全に変わり、今までのやり方が通用しなくなったのも事実

これまでアウトサイダーだった「オタク」が巨大なマーケットを作り、

マンガアニメゲームが外貨を大量に獲得する。

今はかつての「負け組」が勝つ時代でもあるというのは本当でしょう。

つまり今年までの負け組来年には勝ち組にもなれるということ。

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今年の終わり。

この日記を読んでいる方は残りの数日間、

ふと一人になった時、こんなことを考えてみてはどうでしょう

自分にとって金より大事なことは何なのか。

これがこれから先のあなたを成功に導く。

金より大事なもの。

      自分の子供。

      レスポールギター

      古本屋でやっと見つけた本。

      仕事仲間とのクリスマスパーティ

      家族。

      ヒップホップダンス仲間。

      大枚をはたいて買った骨董品

      一人になる時間。

      いつも通う喫茶店の窓際の席。

      成功。

      愛車。

      ロックンロール

クリスマスのこの日。

世界中幸福を感じる人間がいて、

その何倍も不幸を感じる人間がいる。

元々クリスマスなんて家族と静かに過ごす日なのに、

いつのまにか孤独や不幸が通常よりも

増幅してしまう日になってしまった。

今、日本を覆っている「閉塞感」(マスコミだけで通用する

つまらない言葉)の正体は結構こんなことじゃないでしょうか?

他の突出した人間と比べて勝手に不幸を感じたり、

負け組」を探し出して、勝手に見下しているだけだったりする。

カネ以外のものに対する情熱を持っていれば、

この先の時代はあなたは有望。

今の時代の「成功」はまもなく消え去る。

時代は変わる。

「オレだって」「私だって」という野望が

結構受け入れられるのが、日本社会です。

そのためにはカネよりもまず「情熱」という

革命用の武器を手にする必要がある。

美しい人生を手に入れるために、心に情熱を!

そして、メリークリスマス

== == == == == == == == == == == == == == == == == == == = == == ==

      コーヒーブレイク

== == == == == == == == == == == == == == == == == == == = == == ==  

Gladys Knight and the pips - Neither one of us

http://jp.youtube.com/watch?v=1p57xtVXEAM&feature=related

この曲はサンボーンバージョンが好きでよく聴いていました。

デヴィッド・サンボーンバージョンも好きだけれど

ボーカルものもやっぱいい。

ドラマチックな盛り上げ方に時代を感じるものの、

いまこれがやれたら結構かっこいい

安室奈美恵チャンも、アメリカブラックミュージック

トレンドばっかり追いかけないで、この路線で勝負すればいいのに。

Dean Martin, Gladys Knight & The Pips

http://jp.youtube.com/watch?v=3thV0XGJlEE&feature=related

グラディスが太った安室ちゃんだった頃の映像 

アメリカシャボン玉ホリデー

"Memphis Soul Stew" King Curtis & The Kingpins (Live)

http://jp.youtube.com/watch?v=6WHcWu-1iUg&feature=related

フィラデルフィアからメンフィスヘ移動。

ギターコーネル・デュプリー

ドラムバーナード・パーディ

ファンク系は司会までラップノリでグルーブしまくっているところが

超かっちょいい。

Jaco Pastorius- Soul Intro- The Chicken (Live 1982)

http://jp.youtube.com/watch?v=RJfiYdQcQtc

メンフィスからお次はニューヨーク

ソウルつながりでジャコ。

82年のオーレックスジャズフェス日本でのライブ

ドラムピーター・アースキンの髪の毛が健在な頃で

このバンド自体は当時のジャズ界ではかなり異端な扱いでした。

どっちかというとオーケストラロックバンド

やってしまった例。

Smile by David Sanborn

http://jp.youtube.com/watch?v=9wQKl2P7Ql0

最後は東京に戻って

さんまの番組でのデイヴィッド・サンボーン

Smile 」はポール・サイモンの曲(サンボーンのライブ盤での曲)

じゃない方のスマイル。(ナット・キング・コールが歌っていた。)

この映像は以前ユーチューブで削除されていたので、

もしかしたらもうなくなっているかも。

さんま。お前は判って聴いてんのか?)

それでは皆さん、よいクリスマスを。

2007-10-07

http://anond.hatelabo.jp/20071007013108

そうそう、そのことを言ってた。なんだ、いちいち編集している人が存在してるわけではないのか。学校の七不思議からくりを知ってしまったかのような気分だ。ちょっと残念みたいな。

情報とんくす。

2007-08-14

http://anond.hatelabo.jp/20070814103723

まあそんなもんじゃないの?

「失敗率」とか見ると30%とかいう数字が出てきたりするけど、どういうからくりだって話。

1度妊娠した人はその先約1年妊娠できないわけだし。

避妊とかしないコミュニティがあって、100組の適齢の夫婦がいて、1年間に生まれてくる子供が5~6人ってことでしょ、大まかに言い換えれば。

2007-06-07

ずんたっずんたっずんたっずんたっ

ペケペケペケオッペケペー

ホロホロベベベベボンボンボン

チュルチュルチュルチュルチュンチュンチュン

パラパラポロポロポポポポポ

ハラヒレホロハレフンフフフ

ところころころところころ

からくりからからかんからかん

ラグラゴログラモンモロモン

もんもんももももんももも

すべすべすべべべすっぺんぺん

2007-04-03

Marco11が壊れちゃったんだよ

さっきまで「なんかむかつくからもうこねぇ」みたいなエントリがあって、

それが無くなって「匿名で誰かを名指しで叩く奴は第二分類の馬鹿」ってエントリにさし代わったっぽくて、

そのエントリでdivタグスタイルシート適用荒らしが仕掛けられていたと言うからくり

こりゃ嫌われても無理ないわMarco11

2007-01-30

finalventĎ???? - ??????"a??´????a??j??ĢăĈ??ĩĊĤĈ

広辞苑

き-かい【機械・器械】

??しかけのある器具。からくり

??〔機〕(machine)外力に抵抗しうる物体の結合からなり、一定の相対運動をなし、外部から与えられたエネルギーを有用な仕事に変形するもの。原動機・作業機械など。

◇「機械」は、主に人力以外の動力による複雑で大規模なものをいい、「器械」は、道具や人力による単純で小規模なものをいうことが多い。

明鏡国語辞典

き‐かい【機械】??名??

動力によって作動し、一定の運動・仕事を行う装置。「工作─」「精密─」◇一般に「機械」はそれ自体に動力源を備えた規模の大きな装置をさし、「器械」は比較的小規模な装置や道具をさす。「機器(器機)」は両者をあわせた総称。

きかい 2 【機械/器械】

(1)動力源から動力を受けて一定の運動を繰り返し、一定の仕事をする装置。主に、きっかけを与えると人力を借りずに自動的に作動するものをいう。からくり

(2)精密な作動をする実験・測定用の装置。

「観測―」

〔規模の大きいものを「機械」、小さいものを「器械」と書いて区別することがある〕

(3)(器械)うつわもの。器具。道具。

(4)書名(別項参照)。

三省堂提供「大辞林 第二版」より凡例はこちら

きかい-ろん 2 【機械論】

〔哲〕〔mechanism〕あらゆる現象を機械の運動になぞらえ、因果法則によって解明しようとする説。一七世紀の科学革命を通じて広く流布した世界観目的に向かっての現象の生成・完成を認めない点で目的論に、また、生命特有の現象を認めない点で生気論に対立する。

三省堂提供「大辞林 第二版」

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