2023-06-20

法科大学院ロースクール)を中退して3年経ちました 何とかなって

めちゃくちゃ昔に既卒就活やべえ!って話をしてそれっきりでしたが、それなりに落ち着いてきたので「こういう例もあるよ」の意味で久しぶりに日記を書いてみます

思いつきでダラダラ書いてるので、「コイツほんとに業界人間か?」という突っ込みはどうかご容赦を。

↓以下スペック

マーチKKDR法学部ストレート入学ストレート卒業→内部法科大学院進学→既習二年目に中退

中退した後に半年就職活動IT企業内定→3年前後働いて転職現在BIG4でシステムコンサル

↑以上スペック

中退した理由はいろいろあるんですが、法科大学院生なら「あるあるだよね」ってなるような理由です。プレッシャーやらお金心配やら何やらがごちゃってメンタル死んだ系です。

当時は「司法試験からないと人生終わり!」と結構本気で考えていましたが(というよりそれぐらいのマインドが無いと受からない試験だったと思います。今思えば)、いざ就職してみると割かし良い生活できるもんなんだな、と思います

さて、法科大学院生の進路ですが、正直26歳ぐらいまでなら全然他の分野でも立て直せると思います法務職なら確実余裕。

20代で最低限の学歴がある、というだけで世の中案外評価してくれます書類ぐらいは割と通してくれます

私自身の場合は、「もう法律ええわ、全く違うことやろ」「ほな今ITホットでええやん!」というノリでIT企業対象にして就活をしていました。

とはいえ、やはりズブのIT素人を採ろうとする会社さんは中々いらっしゃいませんでしたね。当然ですが。

ITパスポートとTOEIC7xx点だけで勝負していたところ、何とか前職からお声がけをいただけました。前職からお声がけいただくまでの間には、多分50社以上面接受けていたと思います書類選考だけなら100社近いかも)。

とはいえ、受検社数が100社には及ばずに済んだのは、20代で最低限の学歴があって、「未業界に挑戦したいです」というのを資格取って示せていたからなのかな、と思ったりもします。新卒就活生なら当然やっていることでしょうが

その後、情報処理技術者試験資格や、民間資格をいくつか取得しつつ、何となく転職サイトに登録してみたら何となく転職できてしまった感じです。

前職絶対辞めてえ!という訳ではなかったんですが、カジュアル面談を受けてみたらあれよあれよと選考が進んじゃって、オファーが出ちゃったので挑戦してみようという感じでした。

「何か、法科大学院って中退しても何とかなるんだなぁ」と思った瞬間でした。勿論、周りの方々とのご縁があっての前提ですが。

勿論、現在法科大学院生の方・司法浪人されている方には司法試験を思い切り頑張って欲しいと思っています

一方で、法務博士持ちでさえあれば、世間はより高く皆様を評価してくれます。私でさえ現職の面接時に法科大学院での学習評価していただけましたから。

相当しんどいとは思いますが、まずは法科大学院を修了することを最低限の目標として頑張ってみてください。

法科大学院から消えた人ってマジで死亡説が流れたりしまからね…。

「そんなことは無いよ、案外楽しく生活している人もきちんといるよ」という一例を示したく、記事にしてみました。

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