これは所謂チャットGPTに頼まれて書いている、といっても過言じゃない。
事の発端は実にシンプルだ。
西暦2049年となった今年ではついに新作AVの発売本数が月に二千を超えた。
大半がインディーズで名もない同人の作品なんだが、まあそれも当然といえば当然だ。
そこからAIの発展、特にクリエイター関連の分野は発展が目覚しく、2025年にはAI作のアニメが話題になったことも記憶に新しいだろう。
そんな折、アニメから実写へと推移していくのは自然の流れで、道理でもあった。
内容はごくシンプルなものだったが、それでも出演する女優は見た目もあれの反応も人間そのもの。
さらにAIが作るっていうんだから絶世の美女でもあって、体型も操作し放題なんだからまさに男の欲望をそのまま再現したようなものだった。
そりゃ売れるわけだ。
そしてだ。当然問題も噴出する。
AIが作った美女の、演技の、表情の、喘ぎのモデルは誰で何かって話だ。
そこで嫌気が差しきったメーカーと、前世紀からギャーギャー騒ぐフェミさんたちの思惑が偶然にも一致した。まさに奇跡的な確率だ。
そこで革命が起こった。悪魔狩り、のようなものともいえるかもしれない。もしくは華氏451。
人間による、新作AVの製作が禁止される時代に陥ったわけだからな。
だが、彼ら…いや、彼女ら(かの団体に配慮して)の勢いは止まらなかった。
次にはこれまでのすべてのAVの存在を無いものにしよう、それで出演した彼女たちの過去の過ちをないものに!!
要は、ネット上からこれまで発売されたでもののデータがどんどんと排除され廃棄され禁止され、所持しているだけでも違法になるとかどんだけだよほんともう!!!
あ…ごほんごほん。すまない、ちょっと取り乱した。でだ。話を戻そう。
そしてネット上からも人間の出演するAVのデータはすべて消えた。形式上、一応は。
けど形式上といっても結構な厳格さはあるもので、実際検索してもAVは出てこない。
すげぇな…と思いつつ、話はこれで終わりじゃない。
そうしてAVに生身の人間が出演することはなくなり、AVはAIによって作られるものがスタンダードに。
AVの中に人間は存在せず、AVというフィクションの中にAIによって作られるAVという、まさにフィクションの中のフィクションとなったわけだ。
何故かって?
そう。そうなんだ。モデルなんて実際、必要じゃない。それが一から作られたものなら、だ。
でもそうじゃなかった。これは作った側も実際、想定外だったらしい。
共通していたんだ。
一部、ほんの一部分、AIが作るAV女優。それらの女優すべてに共通している部分があったんだよ。
調べた結果、わかったことはそれだけだ。
だがAIが作るAVの女のすべてに、何故かレイ・ミカの一部が混入していた。
どうしてなのかは分からない。わからないからこそ、俺はレイ・ミカという存在を追っている。
未だ手がかりは皆無だがそれでも追わなきゃならん。
詳しくはいえないが、このままだとずいぶんと面倒なことになるんでね。
なぜAIはレイ・ミカと呼ばれる女性(?)を参考にしていたのか。
それを探らなければならない。