2022-05-14

シン・ウルトラマンのどの辺がセクハラ的だったかという感想

※シン・ウルトラマンネタバレを含む個人的感想です。

下記を読む前に、作品をご自分の目で鑑賞されることをおすすめします。




















【この文章を書いた理由

楽しみにしていたシン・ウルトラマンをさっき見てきた。

昨日今日セクハラ描写話題になっているのを知って心配してたけど、

メフィラス星人の演技やゼットン解釈など、映画自体結構楽しめてホッとした。

特に大学から出向してる滝明久(有岡大貴)が自信を持って修めていたはずの専門分野への絶望、やるせなさ…からの立ち直りはかなりグッときた。

でも前評判の通り、浅見弘子(長澤まさみ)周りでセクハラ的と感じる箇所は複数あった。

Twitter見てたら浅見弘子へのセクハラとの話と浅見弘子によるセクハラの話が混在してて、ところどころ話が噛み合ってない。

フィクションの中での描写糾弾するつもりもないけど、前提が噛み合ってないのはなんか気持ち悪い。

それでセクハラ関連描写をまとめて、他のみんなが実際はどのポイントでつまづいてるのか知りたいと思った。

【作中のセクハラ関連描写

(気づいたところだけまとめました。見逃したくさんありそう)

A 浅見弘子(長澤まさみ)の撮られ方

気合いを入れるポーズ自分の尻を叩く)の多用

・下からアングルによる下半身の強調

・巨大化時のパンツ見えそうなアングルポージング

B作中の世間から浅見弘子へのセクハラ行為

・巨大化時に映像を撮りまくろうとする群衆

・巨大化時の映像が大量拡散される描写

失踪時の「美しすぎる元公安」的な週刊誌報道

・(神永により)同僚の前で体臭を嗅がれる描写

C 浅見弘子から他者への身体接触

・船縁由美 (早見あかり)の尻を叩く(同性へのセクハラ

・神永新二(斎藤工)の尻を叩く(異性へのセクハラ

D 浅見弘子から他者への発言

コーヒー自分に持ってこない神永に「男なら〜すべき」「(そんな行動は)モテない」と発言

(神永の行動を異常に把握・管理しようとする発言、滝の私物を見てオタク揶揄する発言セクハラというよりパワハラ的かも)

【分類】

おおざっぱに

ABが浅見弘子へのセクハラ行為

CDが浅見弘子からセクハラ行為

とまとめられそう。

【印象】

個人的には、ABよりもCDがキツかった。

1番気になったのはDで、

神永が自分コーヒーを渡さなかったことに腹を立て「そんな男はモテない」とねちねち責めるシーンは、非常に前時代的なセクハラ描写でげんなりした。

こんな発言がのさばる職場か…と一気に心が現実に引き戻されてしまって没入感が削がれ、残念。

他のキャラクター周りにはそう言った描写が少ないから、浅見弘子がセクハラパワハラが当たり前の星から来た外星人のように感じた。例えばそれが明確に指摘、改善される成長エピソードがあればまだしも、そういった描写がないのでモヤッとする。ラストウルトラマンのお尻を叩いてたし…

なんだか作中でセクハラされる・セクハラするキャラクターをどちらも浅見弘子に集中させることで、

「性をアピールする言動を行う女はセクハラしてもいい」「セクハラされるのは周りに性的な魅力を感じさせた被害者が悪い」といった間違ったメッセージ性がでてくる気がする。

映画が楽しかっただけに、セクハラ関連描写個人的には本当にノイズだったです。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん