ツイフェミがどうとか表現の自由戦士がどうとかそういうのはおいといて、ああいう争いは見ていてただただ気が滅入るなというのが正直な気持ち。
正直な気持ちとしては「月曜日のたわわ」はちょっと読んだだけだけど、あまりに欲望丸出しな感じがするところが正直好きじゃないし(ちなみに自分は男性)、何なら多少の気持ち悪さも感じるので、いわゆる「あの人たち」の気持ちは多少わからなくもない。ただ、この手の炎上が繰り返されるたびに思うことなんだけど、
根拠が「自分が気持ち悪い」であることに無自覚な人たちがいきなり相手を言葉の暴力で殴り始めるのを見てるのがただただしんどい。俺はあの作品は好きじゃないけど、それでも自分が気分を害する表現を排除する活動を許すままにしていくといずれは地獄になるだろうとは思うから、いわゆる「表現の自由戦士」と思想的にな近い立ち位置ではある。ただ、だからといって「あの人たち」と論争しても、相手のほとんどは感情だけで動いてるのは見ててわかるし、理性に訴える形でツイッター上で論争しても結局何も解決しないだろうなと半ばあきらめている。
ちなみに「あの人たち」の肩を持つつもりはあんまりないんだけど、発言の背後から伺えるのは、思春期あるいは成人してから男性に嫌な思いをさせられたみたいな原体験があったんじゃなかろうかってことかな。それで何かトラウマがフラッシュバックしてるとか(そう考えるとあの強烈な反応も説明がつくなーと)。ミサンドリーとか言われてるけど、どっちかというと男性恐怖症なんじゃないだろうかと少し疑っている。一方で、「表現の自由戦士」側の一部も標的を「あの人たち」だけじゃなくて、「女性全体」に拡大し始める様子が見られてちょっと辛い。曰く女性は他責的だの(白饅頭氏とかが書いてるけど別に何かのエビデンスがあるわけでもないよね)、しかもそれが今の状況ではなくて生物学的性差に違いないとか知識もなく決めつけてるし。そういう人たちの一部もミソジニーというよりかは女性恐怖症じゃないだろうかって人も見受けられる。なんかひたすら理屈だけ並べて反論してる辺りが、現実でのふつー女性との接点が薄い感じがするし。ちょっとアレなことを書くと、感情で怒ってる相手に理屈で殴り返すのは経験上事態を悪化させるだけで、いったん「話はわかった。それでも……」という風に言えばもう少し話を聞く相手も増えるような気がする。
男性恐怖症だの女性恐怖症だのは憶測にすぎないのであんまりいうべきじゃないんだけど、ただでさえロシアのウクライナ侵攻とか暗いニュースが続いてる中で、さらに気が滅入るニュースが続くし。吉野家のアレにしてもさすがに事前チェックするとかもうちょい空気読めとは思ったけど、役員を解任した時点で一応(現時点で)やるべきことはやったと思うし、延々と騒がなくてもいいだろうにと感じる。キャンセルカルチャーにうんざりするというより、遠慮なくサンドバッグにしてる相手だって生きてる人間で生活があるんだよという当然のことをSNSで闘ってる人は忘れがちだよね。
傍観者を気取って偉そうに語ってる自分もあんまり褒められたことはしてないんだけど、もうちょっと仲良くできないんだろうかとは思ってしまう。
正論は大きな声にかき消されるんだよ 残念な事にね
自分の感情を通す事以外考えられないキチガイになんで譲歩してやる必要があるんだ? たわわ自体は読んだ事ないけど広告見ても特に問題ある表現とは思わなかった というかあれが規制...
Twitterが万人向けSNSですってツラしてるのが悪いよ。Twitterさえなければこんな醜い争いなんて無かった。 Facebook、tiktok、LINE、インスタ、みんなそれぞれ適切なSNSを使って棲み分けてるの...
いずれBLも有害図書指定で規制されるようになるから表現の自由を守るために共闘しようって声かけたら 「BLは性犯罪と無関係だから規制されることはない」「キモオタ向けエロマンガ...