2022-03-27

貯金がない!

 貯金がない。一般企業ストレート就職し、勤続10年目を迎えるアラサー独身女にしては、壊滅的に貯金がない。貯金がなさすぎて毎月のカードの引き落としに耐えられず、口座から口座に金を移しては、ボーナスで何とか補填している。急遽結婚式などに呼ばれたときには、恥ずかしながら親にご祝儀代を借りたこともある。それほどまでに貯金がない。

 ところで私の趣味二次元ミュージカルを見ることだ。推し俳優がいると、タガが外れて全国の公演に帯同してしまう。そうすると交通費も嵩むし、宿泊を伴うこともあるので、まあ金が飛ぶ。

 とはいえまだ借金(親に一時的に借りたもの以外は)もしていないので、ぎりぎりセーフかな、と思っていたのだが、友人が「増田ちゃんって結局仕事ストレス言い訳に身の丈に合わない浪費をしてるから仕事を見直さないと貯金なんてできないよ」と言われてしまい、眠れなくなってこんな時間増田をしたためている。

 わかる、わかっている。私は仕事ができない。ミスが多いとかではないのだが、上司に気に入られるのが下手くそで、問題を起こしがちな先輩や同僚にやたらに執着される。「増田さんは怒らないから」とあからさまな炎上案件押し付けられ、上司も「まあそういうのは増田やらせとけ」と言う態度である。なので私の社内での評価はなんかいつも炎上してる人である。そのくせ一般事務の私の給料はじりじりとしか上がらないし、そもそも査定も悪い。

 そういうストレスに耐えるためには推し補給がいる。舞台があるから生きていける。舞台を見るためのお金必要経費生存のための費用なのだ。それを控えろと言われたらストレスフルな社内で死んでしまう。

 友人の指摘は最もだ。生きていくには金がかかる。そのためには貯金をして、有事に備えるべきだ。だけど、私は職場内で常に有事みたいな感じなので、つい舞台に通ってしまう。友人は、消費に耐えられるようにもっと給与の良い会社転職するか、もう少し舞台に行く頻度を下げるか、その他(一人暮らしをやめて、市内にある実家に戻る、食費や交際費など削れるところからどんどん削る、服を買わない、舞台に行ってもグッズを買わないなど)の対応しかないのでは?と言った。ぐうの音もでなかった。

 私に必要なのは仕事から舞台からも離れて、自分のことをきちんと見直す時間なのでは?と友人は重ねて言った。それも分かる。でも、休みとあらばチケットを探す自分がいる。明日も実は舞台なのだ。こんなことしてる場合じゃない。寝てコンディションを整えて舞台に臨むのがオタクのたしなみなのに。

 今月も25日に給与が入った。28日、翌4日のカード引き落としの頃には数万円しか手元に残らない。これで病気になったり事故に遭ったら詰む。分かっているのに、やめられない。

  • あからさまな炎上案件を押し付けられて査定が悪いというのなら、悪い案件について突っぱねるよう努力することだろう。 後で怒るより先に怒ったほうがいいということだ。 良い案件、...

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