2022-03-13

ある東証一部企業のDX推進室社員による愚痴

プロフィール


会社


DX推進として会社がしてること


DX推進企画から2年が経過した現在の成果

素人キラキラ技術に手を出して資金流出を招く

名前もよく聞いたことがない中堅ベンダー人工知能製品を導入し、7000万の資金流出を招いた。

人工知能」と銘打っているが、実態定型データを取り込んでグラフにして可視化するだけ。

グラフ人間が目で見て将来予測を行う。

何が人工知能なのか。

責任者AIを全く知らないらしい。

ベンダー成果物スキルに不満があるのは私も責任者共通認識だが、「メインの大枠は内製化して単純なところだけベンダーに出せよ」と言ったら、「それはやりたくない(できない)」という答えが返ってきた。


担当者が「やった感」で満足するだけ

製品開発・企画チームは新しいことには興味があるけど中身は分からない。そもそもSE経験者ではなく元が事務だったり製品ハードウェア設計だったりがメインの業務だった彼らだ。

勤務記録を見ていると進捗は全然遅れているのに毎日定時帰宅している。

そもそも社内でノウハウを蓄積するという目標があったのに結局はできず、ベンダーへの丸投げに転換した。

結果、資金流出ノウハウ流出を招いたが、しか当事者たちは「自分たちは流行りのDXの仕事をしている」と得意げだ。


所感

世間がDXDXと言ってるから雰囲気につられて明確なビジョンもなく取り組んでいる印象。

変えたいと思うがなかなか難しい。

自分がそのうちやる気をなくすか、何某か変わるか、どちらだろう。


どこ企業も同じなのかしらね

DXは会社肝いり政策の1つだが、「DX」という名前で昔から変わらない同じことを繰り返しているだけ、の気がする。

  • 大手販社R社に言われて導入したチャットボットがこんなかんじ 結局はQ&Aを大量に手入力する作業が必要で、特に楽になるようなこともなく 資金が流出しただけだった

  • 7000万の資金流出ってすごいな。SIerからするとおいしいけど。

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