2021-02-12

anond:20210212204335

どこにもかけないのでここにかく。

新疆ウイグル自治区に関する問題に触れられない。

なんで新疆ウイグル自治区に関する問題に触れられないのかって、それは実際の不利益があるからだ。

森の発言なんかはバッシングしても全然キャリアに響かない。

しかし、新疆ウイグル自治区に関する問題に触れられない。

左派界の同調圧力に引っかかるし、なにより本が出版されなくなるし、中国問題に口出しすること自体リスクだ。

自分ナチを許せないと思っているし、過去日本は糞だと思っている。

まりネトウヨサイドの人間ではない。左に属する人間である。だから新疆ウイグル自治区同化政策は、非難せねばならないと思っている。

しかし怖くてできない状況になってしまった。

匿名ダイアリーに書くしかできない。

中国に睨まれるということ自体がもうすでにリスクになっているのだ。

報道学者創作、全て中国批判すること自体リスクだ。

一言でも表の名義で中国批判すると、キャリアを棒に振る覚悟必要になってしまった。

リチャード・ギアハリウッド干殺しを見ればわかるだろう。

いまのリベラル市場において、中国に対する批判リスキーすぎるのだ。アレだけリベラル学者中国への批判を恐れているのは、実害があるからだ。

学者も怖いのだ。学者漫画家映像作家に限らず、中国市場わずかでも関わりがある場合批判わずかでもしたらキャリアのものが潰される。

から女性がどれほど強制収容所強姦されようが口を閉ざすしかない。見ざる聞かざる言わざるになるしかない。

日本政府はどれだけ批判しても安全牌だ。

日本批判放送局コメンテーター学者も気兼ねなくできる。どれだけ馬鹿にしても痛くも痒くもない。

しかし、中国政府は違う。

他国学者ジャーナリスト作家であってもお構いなしに全力で圧力をかける。

キャリア作品のもの排除されてしまう。BBCのように、放送のものシャットアウトされる。映画のような市場になれば、中国の言いなりとなっているし、睨まれたらキャリアをすべて失う。

BLMのような運動は実は真の勇気ではない。業界において、キャリアを失うことはないと誰もが思っている。

BLMに賛同してもキャリアを失った俳優はいない。口ではそう言うが、怖くはないのだ。

しかし、中国について批判をするとそれだけでキャリアを失う覚悟必要だ。

リチャード・ギアのような名優ですら、大作からは締め出されてしまった。

学生の頃は「ナチが再び出てきたら、勇気を出して戦う」と思っていた。

しかし、いまはそういうことができない。政府批判安全牌なので、率先してやる。だが、いまは中国が怖くて批判ができない。

レイプ不妊手術強制が行われているということを知っているのにだ。

安倍を叩き、菅を叩き、野党を叩くことは怖くない。与党野党是々非々批判できる。しかし、中国に口を閉ざす。

そんな人間になってしまった。

自分ナチがいた時代ではナチに声を上げない人間だった。

ネトウヨに「ウイグルについてどうなんだ?」と言われても、お前らみたいに失うものがない人間じゃねえんだよって。中国に今後関わりがあるかもしれないってだけで、口を閉ざさないとキャリアがなくなるんだよって、ふてくされるしかできない。

ナチ蛮行や、日本軍の蛮行批判するときはノーリスクだ。しかし、中国はそうではない。

真の勇気自分は持っていなかった。

これからさき、自分に嘘をついて生きていく。

人権侵害に怒るときも心底怒ることはできないだろう。

男女平等とか差別反対とか、そういう当たり前のことを、自分キャリアがかかったときには当たり前に言う勇気がないのだ。リチャード・ギアのように真の勇気を持っていなかった。

消されそうだから、全文引用しておく

  • おかげでリチャード・ギアの素晴らしさがわかった。ありがとう。

  • 実際問題本当にそんな事起こってるの? 間違いない事実なわけ? なんで君はそれを知ってるの? すごい確信を持って言ってるけど根拠は? 実際に中国行って見たの?

  • これからさき、自分に嘘をついて生きていく。 クーカッケーw

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