偉そうなことをいうと、増田の練習への熱意はすごいし当然絵もうまくなったと思うけど、「周囲との比較」で自分の絵柄に自信をなくしたなら、それこそ「うまいと思う人の模写」ももっとやった方がいいのかもと思った。
(控えめな性格で謙遜してるのかもしれないけど、「上手くなったかどうか」の記述が少なくてなんかモンヤリしてるのかと思ったので)
増田には「人体作画のスキルアップ」って目標があったけど、デッサンや美術解剖のスキルって「持っていてもイラストに生かすにはまた別のスキルが必要」なんだよね。
例えばテルマエロマエの作者なんて美術留学でイタリアまでいってて、ほとんどの漫画家やイラストレーターより美術的にはうまいはずだけどあの絵だし。
もちろん本人がああいう絵でいいと思ってるんだろうけど、他の美大出身の漫画家もめちゃくちゃリアルに書き込んでるのに結構「え?」っていう絵の人が多い。
(今は上手くても初期の漫画だと目の上下位置すらずれてて、これで美大?と愕然とする人もいた)
逆に、漫画やイラストがすごく上手い人でもデッサンやらせると「こんなもんなの?」ってレベルだったりするし。
だから、地道な基礎練習ができることはもうそれだけで尊敬に値するけど(1日平均3時間は普通にすごい)、周りの絵に圧倒されたなら、同時に「最新のうまい・きれい・かっこいい絵」を模写するのも結構大事かも、と。
そういう「漫画やイラストのスキルと美術的なスキル」を合体させる技術って、模写やトレス以外に学べる方法って他にないんじゃないかなあ。
「ここ10年で絵のスキルがあがった」っていうのも、みんなが地道な勉強をやったっていうより、ネットで模写とかの参考にできる絵が増えた、あんちょこ的なショートカットが共有されたことも大きいんじゃないかなあ。
基礎的な画力の高さより、「よく見ると歪だけど、めちゃくちゃ魅力的なイラスト」ってのがすごい増えた印象がある。
模写はちゃんと考えられる人がやると理解度が全然違うし、「センスや流行を理解しそれに乗る」ってのもイラスト的に超大事な高等スキルだし、増田ならすごい速度で吸収できると思う。
線一本で表現の深さが段違いになる世界だし、漫画やイラストはそれこそ知識よりセンスで書く人が多いからこそ、美術的な知識で考えてもわからないスキルだらけなんだよね。
「なんでガタガタの線で綺麗な肌を表現できるの?!」とか、「この線がなくなっただけで全然違う絵になる!」とか、「よくわかんないけどここに細い線が2本重なってるのがかっこいい!」とか、模写やトレス練習すると予想外の気づきがある。
あと、絵自体は下手でも構図とかで「前後のストーリー」や「感情」を表現するのが上手い人とかもいるからね。
自分より下手でも「なんか気になる絵のひと」は、何らかの能力がめちゃくちゃ高いんだよね多分。
漫画は特にコマ割りで語るものだし、絵の技術だけでは推し量れない部分が多いからね、そういう人の漫画や絵をトレスすると新たな視点を手に入れられるかも。
不思議だけど、見てるだけじゃだめで自分の手で描いてはじめて気づくことも多いんだよね。
地道な練習も大事だけど、新しいことを知る刺激は単純に楽しいし!
だから、漫画を描くことが目的なら、他の漫画やイラストを模写を増やして絶対損はしないと思う。
流行とかセンスって、頭で学ぼうとするよりも実際に体を動かしてやってみる方が圧倒的に理解度が高いし。
まあ単純に頭の切り替えにもなるし、よかったらやってみた方がいいんじゃないかなあ、と偉そうに思ったり。
※初心者がゼロから絵を始める話ではなく、中級者が上級者になれないか試行錯誤する話です ※練習は主に人体について ※2020年の3月から始めました スペック 30代・女 描くのは一般...
偉そうなことをいうと、増田の練習への熱意はすごいし当然絵もうまくなったと思うけど、「周囲との比較」で自分の絵柄に自信をなくしたなら、それこそ「うまいと思う人の模写」も...
すばらしいな ワイも練習したけど時間泥棒ではあるよな絵は おもしろいけど
絵を晒さないなら嘘松だよ こういうことやったつもりで書いている妄想なのかな さっさと絵を晒そうね
自分も似たような感じで最近ひしひしと画力不足を感じていたのでめちゃくちゃ参考になった
おっぱいだけ上手く描けるようになりたい人はどうすれば・・・
自分のお胸鏡で見て書くといいです!
おむねがないときは
雄っぱいがあります!
べつに3Dをやる気がなくても一回3Dモデリングソフトで人体をモデリングすると、人体に対する解像度が上がる気がする。 2Dの絵と違ってシャシャっと線を誤魔化すことができず立体とし...
同感