それは多分実際その通りで、思えば、ある冬の日から始まっていた恋なんですよね。
しかしどうしようもない、どうしようもないダメ人間だった僕はどうしようもないのでどうしようもなかったんですよね。
グズグズしています。
気付きがありまして、気付きって言うのかはわからないですけど。
失恋して初めて気付く恋というものがこの世にはあったんですね。
フラれたんじゃなく失恋、ここがミソです。
僕はついに最後まで好きだった人に好意を伝えることができませんでしたね。
最後ってなに?って自分でも思いますが、最後は最後です。最後という意味です。
別にタヒぬとかそういうネガティブな意味じゃなく、もっとカラッとした気持ちで言ってるつもりなんですけど、まぁ実際は違いますよね。
同じことがずっとずっとずーーーーっと頭の中をグルグルしている。
まるで微弱なWi-Fiで見るYou Tubeのように、続きが一向に再生されない。
少し話が逸れるのですが、私は人生に於いて「嫉妬しない」ということを目標に掲げていまして、
嫉妬というのはとても醜い感情で、それが私のような人間になればより一層醜悪なものになってしまうわけです。
だから誰にも何にも嫉妬せず、応援や希望や羨望の言葉を持って尊敬や称賛にかえているわけです。
それは自分なりに正しい思考だと思っているので、それ自体を否定してくる人はあまり居ないのではないか、というか居てほしくないなとも思っています。
それは本心で、心の底からそう考えていることだと、そう思っています。
そう思っているはずなんですけど、なんですけども。
好きな人に恋人が居ると知った時に私の心に芽生えた感情は、それはそれは立派な嫉妬でした。
轟々と音を立てて自分の心がどす黒い曇天に変わっていく様子を私は呆然とした気持ちで観測していました。
本当に醜い。失恋からしばらく経った今でも尚その厚い雲は一向に消えません。どうしちゃったんだ一体。
ことの本質はたった一言で済みます。「別に付き合いたかったわけじゃない」と。
ずっとそんな気持ちをなんとなく抱えて誤魔化しながら生きてきたんですね。
相手は恋愛経験があまり無いほうらしく、いうなればそこに甘えきっていたんですよね。
なんとな~く「相手の身近な異性」というポジションでなんとな~く良い感じになれたらなんとな~く幸せなんじゃない?っていう。
甘い!クソ甘です。ぬるま湯にも程があります、どれだけ自分に甘いのか……反省しなさい。
ほんっっっっっっっっっっとうに自分大好き人間の思考ですよこんなの。結局、自分が傷付くのが怖くて、友達で居られなくなるのが怖くて、ああ好きな人って友達なんですけども、
それで特に何もアクション起こすことなくいつか相手が自分のこと気にかけてくれるの待ってて、でもそんな都合のいい話あるわけなくて、
バ~~~~~~~~~~~~~ッカじゃないの????
返す言葉もございません。
ずっとそんなことばかり考えています
失恋ってこんなに辛いんですね。
これは笑い話として聞いて欲しいんですが、失恋後2日ほど食事が喉を通らなかったんですよね。
なんなら食うやいなや嘔吐みたいな、そのくらい参っちゃってたんですよ。ウケますよね、根っからのデブなのに。こんな時だけはいっちょまえに飯食えないって。
上にもありますが私と相手は友人です。少なくとも私は相手のことを大切な友達だと思っています。
友達の恋路を応援するのは友達として当然でしょう?まるで女子中学生みたいなことを言ってますね。
それが自己満足なのはわかってるけど、友達として、心から、応援しているって、言ったんですよ。
相手の反応は芳しくありませんでしたけど。
凄くない???俺。
ほんとよく言ったよね。手震えっぱなしだったけどね。
本心じゃないとしたら私は友達の前ででっかい嘘をついたことになるわけで。
嘘つき呼ばわりされても仕方ないぐらいの嘘で、嫌われても、軽蔑されても、友達じゃなくなっても仕方ないくらいの
でね!?私は「それらがいつか本心になればいいな」って思っているんです
そもそも付き合いたい訳でもないし相手のことを幸せにできる自信がないクズなんですよ僕は!?
その上応援もできない友達なんてそんなの友達じゃないじゃないですか!?!?!!??!!?
だから!!!!僕は!!!!!その子に!!!!!!ハッピーになってもらいたいんです!!!!!
ご清聴ありがとうございました。