とは言ってもここ数ヶ月は私生活が忙しかったりだとか、書こうとしても文章が思い付かなかったりだとか、そんなんであまり書けてないけれど
そもそもたくさん書くときと全く書かないときの落差が激しいタイプではあるけれども
それでも文章は、物語は、小説は好きだから読んだら書いたりするのはとても楽しい。
書かないときはもっぱら商業同人版権創作問わず色々読んで、素直に泣いたり笑ったり怒ったり緊張したり恐怖したりと楽しんでいる。
読者側の人間ではあるけれど、好きだから書いてしまう。書いてしまうから思考が作者側、というより小説を書く人間に寄ってしまうのかもしれない。
それはある有名な作品の二次創作だったけれど、とても面白かった。
原作では語られなかったし、だからこそ創造できるもしもを体現したかのような話だった。
2次創作は、割と文章力よりもストーリー、何より発想の面白さが重視されているような気がする。
日本語がちょっとおかしくっても、面白ければオッケー。擬音語だらけでも内容がわかればオッケー。
最近のネット小説やライトノベルもそんな感じだ(昔からそういうものもあったけれど)
私自身、頭を軽くして読みたい時に重宝しているからそれをどうこういうつもりはない。
綺麗な言葉だけで着飾った文章だって面白くなければキザで堅っ苦しいつまらないものだ。着飾った言葉でより話の世界に巻き込んでくるものもあるが、それは言葉の面白さがあるからだろう。
ちょっと湿っぽい感じだけれども、文章も破綻なく書かれてて、むしろ言葉がよりストーリーに引き込んでいくものだった。
評価もそれに相応しくかなり高い。
読者の私は素直に感激した。ブックマークもしたし、高評価もした。掲載されていた場所が個人サイトなら、拍手もしていただろう。
だが、それと同時に嫉妬する私もいた。
投稿作品数からみても、おそらく小説の作者はずっと文章を書いていた人間だろう。きっと、どこかで筆を置くことがあったとしても、ふらりと筆を持ってそれからまたずっと文章を書いていく人なんだろう。勝手な妄想に過ぎないけれど
私はそれが羨ましかった。羨ましかったら自分も好きなように文章を書けばいいのだけども、私にはそれが出来なかった。出来なくなっていた。
出来ないことは羨ましいのだ。だから、それが出来ていると勝手に思っている人を羨むのだろう。
というか、稚拙な文章しか書けないことを自覚しながらも、自分より評価されている人間を妬んでいるだけなのだ。
私は勇気などないから、心の中でそう思うだけでそれを相手に伝えようとか、誰かに知って欲しいとかは特にないのだけれども
それでも、面白い話を読むたびにモヤモヤとそんな感情を持つ私もいるのだ。
深夜のテンションで書き散らしたこの感情をネットの海に放り投げる。
少しでも報われたらいいなぁ……
何に、とかどう報われたいとかは特にないけれどね。
文章や小説書ける人が羨ましい