2018-11-26

面白い小説を読んだ

趣味文章やら小説やらを書いてる人間です。

とは言ってもここ数ヶ月は私生活が忙しかったりだとか、書こうとしても文章が思い付かなかったりだとか、そんなんであまり書けてないけれど

そもそもたくさん書くときと全く書かないときの落差が激しいタイプではあるけれども

それでも文章は、物語は、小説は好きだから読んだら書いたりするのはとても楽しい

書かないときはもっぱら商業同人版権創作わず色々読んで、素直に泣いたり笑ったり怒ったり緊張したり恐怖したりと楽しんでいる。

多分、作者というより、読者側の人間なのだろう。

読者側の人間ではあるけれど、好きだから書いてしまう。書いてしまうから思考が作者側、というより小説を書く人間に寄ってしまうのかもしれない。

タイトルの話をここでするのだが、面白い小説を読んだ。

それはある有名な作品二次創作だったけれど、とても面白かった。

原作では語られなかったし、だからこそ創造できるもしもを体現たかのような話だった。

ストーリーもそうだが、何より文章が上手かった。

2次創作は、割と文章力よりもストーリー、何より発想の面白さが重視されているような気がする。

日本語ちょっとおかしくっても、面白ければオッケー。擬音語だらけでも内容がわかればオッケー。

最近ネット小説ライトノベルもそんな感じだ(昔からそういうものもあったけれど)

私自身、頭を軽くして読みたい時に重宝しているからそれをどうこういうつもりはない。

極論、小説など面白ければなんでもいいのだ。

綺麗な言葉だけで着飾った文章だって面白くなければキザで堅っ苦しいつまらないものだ。着飾った言葉でより話の世界に巻き込んでくるものもあるが、それは言葉面白さがあるからだろう。

とにかく、物語など、小説など、面白ければ何でもいい。

そこに好き嫌いは当然存在するから、話はここまでにするけれど

さて、話は戻るが、面白い小説を読んだ。

ちょっと湿っぽい感じだけれども、文章破綻なく書かれてて、むしろ言葉がよりストーリーに引き込んでいくものだった。

玉石混交混ざるネットの海で、たまに運良く見つかる宝石だ。

評価もそれに相応しくかなり高い。

読者の私は素直に感激した。ブックマークもしたし、高評価もした。掲載されていた場所個人サイトなら、拍手もしていただろう。

だが、それと同時に嫉妬する私もいた。

文章を書く、小説を考える、物を書く私だ。

文章の上手い人は大抵ずっと文章を書いている人間だ。

投稿作品からみても、おそらく小説の作者はずっと文章を書いていた人間だろう。きっと、どこかで筆を置くことがあったとしても、ふらりと筆を持ってそれからまたずっと文章を書いていく人なんだろう。勝手妄想に過ぎないけれど

私はそれが羨ましかった。羨ましかったら自分も好きなように文章を書けばいいのだけども、私にはそれが出来なかった。出来なくなっていた。

出来ないことは羨ましいのだ。だから、それが出来ていると勝手に思っている人を羨むのだろう。

というか、稚拙文章しか書けないことを自覚しながらも、自分より評価されている人間を妬んでいるだけなのだ

勝手だ。随分と傲慢だ。

私は勇気などないから、心の中でそう思うだけでそれを相手に伝えようとか、誰かに知って欲しいとかは特にないのだけれども

それでも、面白い話を読むたびにモヤモヤとそんな感情を持つ私もいるのだ。

深夜のテンションで書き散らしたこ感情ネットの海に放り投げる。

少しでも報われたらいいなぁ……

何に、とかどう報われたいとかは特にないけれどね。

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