もれなく毎日。
何か卑猥な妄想をしていたわけでもないのに、ねっとりしている。
それが何日か続いた。
寝る前に意図的にシコシコとする。
翌日、トイレ休憩時に汁が我慢した形跡がパンツの中に広がっているのが確認できた。
自慢ではないが他人と比べても性欲は強くない方で、
自慰は月1ほどで十分。
そんな40手前のオッサンだ。
一回シコるだけで翌日疲労感でボーっとするようなレベルの精力のない人間が。
念のため前日に引き続きシコシコとする。
その翌日、パンツの中の状況は何も変わっていなかった。
ゲッソリしてるけど体調大丈夫?と声をかけられたぐらいだ
こんなのは嫌だ。
我慢汁の原因はなんとなくわかっている。
誰にでも分け隔てなく仲良くしようとするタイプの女であっという間に社内の人間と仲良くなっていく。
たまたま自分が仕事のやり取りをすることが多いこともあって、すぐに距離を詰めてこられた。
向こうのコミュニケーション能力故か、経歴が似ていたこともあってか
会社帰りに何度も二人で飲みに行ったり遊びに行ったりした。
おかげで仕事中も軽い冗談を言い合うようになり、毎日楽しいのは事実である。
向こうが気づいているかは知らないが、会話中三回に一回はちんこが甘勃ちしている。
別に色気のある話をするわけでもないし、向こうから好意を示されてるわけでもない。
仕事をしていて人としてかわいいやつだなと思うし、これは親愛だと思う。
こちらから男女の仲に持ち込もうという気もないしそもそもそんな行動力自分にはない。
自分は貯金もなけりゃ彼女は生まれてから出来たこともないほど全く冴えないし、矢印がこちらに向くことなどあり得ない。
「勘違いするなよ?」という念押しを定期的にされているようなもので進展などまずない。
そんな状況なのに分をわきまえず我慢汁。
久しぶりに女と密にコミュニケーションを取れていることで、
身の程を知れといいたい。
全く解決策など見えないまま、また明日を迎えると思うと精神的にもこたえる。
若い女と話をしただけで我慢汁を毎日垂れ流しているオッサンが自分なのかと思うと、
つらくて仕方がない。
助けてもらえるなら誰か助けて欲しい。
性依存症で調べて病院に行きなさる