インターネットユーザーに馬鹿が増えた。そう感じるようになったのがここ数年の出来事だ。
しかし、良くも悪くもSNSの普及によって受け身な姿勢でも情報が手に入るようになった。
SNSの代表格として挙げられるのがやはりTwitterだろう。
しかし、ここ数年、Twitterユーザーのマナーが目に見えて悪くなったと感じる。
情報源を明記せず、ブログなどをスクショしたツイート、他人のツイートをスクショしてツイート、
YouTubeの動画を無断でTwitter上に投稿している人もいる。
そして多くの人はそれを真実だと思い込み、リツイート(拡散)する。
今日もデマツイートが全国に拡散されていた。Twitterの利用規約に関するデマだ。
他人の著作物をアイコンに使用したり、画像や動画として投稿すると、アカウントを凍結される、といった内容である。
これだけを見れば確かに全うな内容であり、本当にそういう風に規約が変わると取れる。
問題のツイートは200文字ほどメモ帳アプリに書いたものを、画像にして投稿したものであり、Twitterの利用規約のページですらない。
それどころか、文末に「そうです」だの「らしい」だの、曖昧な表現が使われていた。
そしてそのツイート主は、リプライで来た質問に対し、「アニメのキャプチャはNGだがゲームのスクショはOK」など、
根拠のない返答をしていた。著作権に引っかかる、という理由であればゲームのスクショも許されるはずがない。
挙句のあてには、彼は利用規約で明文化されていた「凍結対策のための複数アカウント作成」を推奨していた。
さらには、そのツイートに対して来た「規約違反ですよ」のリプライに対して返答が「それデマですよ」である。
にも拘わらず、そのツイートは私が確認した段階でも6万回以上リツイートされている。
非常に残念なことだと思う。
ところで、昨日あたりから「紙一重で天才」というアカウントを私のタイムラインでもよく見かける。
このアカウント、初ツイートが昨日、総ツイート数が十数程度であるにも関わらず、そのツイートのほぼすべてが数千から万単位でリツイートされている。
しかし、これらのツイート、どうも見覚えがある。ツイートの一つを選びGoogle検索すると引っかかる引っかかる。
アカウント名、ツイート数、フォロワー数、どれを取っても"臭い"としか思えないアカウントが日本中で拡散されているのである。
もうこれは地獄絵図だ。
ちょうど1年か2年ほど前、CopyWritingというパクツイアカウントが炎上していた。しかし、CopyWritingを叩いていたはずの人間が、
「紙一重で天才」をリツイートしているのを見ると、彼らはCopyWritingがなぜ炎上していたかなど理解せず、周りが叩いていたから叩いたのであろう。
元々マナーとかいうほどのメディアだったっけ?
そもそもツイッターはSNSではないというか、SNSではないからこそ色々な問題が起きているというかなんというか。
そういう一部の頭の悪いフォロワー切り捨てて、頭のいいフォロワーだけにすりゃいいだけなのにな お前には頭のいいフォロワーと縁が無い、頭の悪いフォロワーが多いって言ってるよ...