需要あるかわからないが、TLが摂食障害で賑わっているので書く。
簡潔に書くとこう。
17歳 摂食障害を発症(過食嘔吐。とくに生理前がひどくなる)
23歳 PMS、PMDDがあまりにもひどくなり、ピル(低容量)を服用。副作用で過食嘔吐がさらに悪化。死ぬかと思った。ピルは1ヶ月経たないうちに中止。
33歳 おそるおそる超低容量ピルを服用。過食衝動がおさまる。食事が普通に取れる。
現在 超低容量ピルを服用して約1年半ほど。ほとんど過食衝動が出ません。かろうじて生理前になるとわずかに起きる。
※低容量ピルと、超低容量(ULD)ピルは別物で、配合されているホルモン量が違う。超低容量ピルは、副作用をぎりぎりまで抑えて作られたピルのため、避妊の効果は不明。
以下、思ったことを書くので、読みたい方は読んで欲しい
・摂食障害は、精神の病であると同時に、人間関係の病、そしてホルモンの病だと思う。
・生理前は多くの女性が食べる量が多くなり、過食におちいりやすくなる。生理前だけは食欲が異常になる人も多い。
・低容量のピルを飲んだときの副作用はすさまじかった。過食衝動につねに襲われている感じ。あっというまに3キロ太った。ただ太るんじゃなくて体の線がめちゃくちゃ丸くて、まるで土偶みたいになった。ものすごい嫌悪感。
・低容量ピルだとホルモン量が多すぎた?超低容量では問題がほとんどなかった。
・糖分中毒のような状態だった。ピルを飲み始めてしばらくして、糖質制限を始めたのもよかったかも。
・嘔吐して食べ物が出きった時の快感がすごかった。脳内ホルモンドバドバ出てる。これのせいでやみつきになる人がいる。
・嘔吐すると体が一気におかしくなる。胃もおかしくなるので、次の食事でまた吐かないとムカムカしてくる。胃が弱っていて、食べ物をうまく消化できなくなって戻すという状態にもなっていく。
・摂食障害の人がもとからそうなのか、それとも障害によっておちいるのかはわからないが、自己のボディイメージと現実との乖離がすさまじかった。
自分の中では自分はもっと華奢なイメージを持っていた。現実は骨太い骨格をしていて、痩せれば痩せるほど骨が太いことが浮き彫りになった。というか骨が太いから頑張っても頑張ってもなかなか痩せた感じにならないんだよね。自分の中にある、華奢な自己ボディイメージに体を近づけるべく必死だった。もともとの骨格が華奢なタイプだったら摂食障害になっていないかもしれない。
・摂食障害がひどいときの自己の肉体への違和感がすさまじかった。低容量ピルのときもそう。意に反してモリモリと丸くなっていく体が気持ち悪くて仕方なかった。
・年齢が若いときのほうが過食衝動がひどかった。内側からガリガリと体を掻かれて、いてもたってもいられなくなるような突き上げてくる衝動という感じだった。歳を取るにつれて衝動が軽くなってきた感じがする。これもホルモンの作用だと個人的には思う。
・病院には行っていた。精神科にもカウンセリングにも自助グループにも行った。なにもかも意味がなかった。超低容量ピルで、やっと普通の食事ができるようになった。
・ブコメを読んだけれど、自分の場合、たまたまホルモンと関係性の深い摂食障害だったのかもしれない。ホルモンバランスが整ったことでストンと憑き物が落ちたように過食が消えた。ただ他の人も同じようになるかはまったくわからない。ここは注意すべきところだと思います。ご指摘ありがとうございます。
以上です。
お疲れ様でした。 同じような道を歩いてきたので本当にお疲れ様でしたと言いたい。 嘔吐は本当地獄への近道で私止められなかった。前歯溶けた。 吐いた後って凄い体が動くようにな...
× 低 “容” 量ピル・超低 “容” 量ピル ○ 低 “用” 量ピル・超低 “用” 量ピル タイトルも、「超低用量ピルで過食嘔吐が治った」のほうがいいんでないかと。 わたくし16歳のころ...