2017-05-27

すべて批判しないと気が済まない母

母がタイトルのようになったのはここ数年の話だ。

母は今、五十代前半。専業主婦社会人経験なく、二十代前半に結婚

私が高校卒業する頃から、母の性格が変わったような気がする。

今、私は実家に住んで新入社員として働いている。

とにかく、人間に対して関心が強くなったというか、不満が増えた。

以前はそんなことなかったのに、とにかく人の悪口を言いまくるようになった。

私がリビングにいるときにはもう、マシンガントークなのだ

家族、親戚、近所の人、有名人、同じ電車に乗っている人

とにかく誰でも。すべての人間自分と同列に見て、批判しまくる。

他人に対して攻撃的で、店員さんなどに対しても横柄な態度をとるようになった。

店員さんに向かって店の料理を「不味いんだよ」と言うなど)

これが原因で父も家から消えた。

もともと別居状態だったけど、完全に別居。離婚はしていないっぽい。

最近兄弟と母の関係悪化している。

わたしも今は落ち着いているが、一時は限界の域を超えて家出を繰り返していた。

母の気持ちに寄り添おうと考えたこともあったが、

冷静な話し合いもできないくらい気が立っていることが多く、

泣いたり叫んだりする回数も増えたので、

もうどうしようもできなくなっていた。

母は自分が熱心に信奉している人に対してのみは狂信的で、

その人の批判聞く耳を持たない

宗教的なまでに熱心な執着ぶりで、個人的危機感をおぼえるレベル

ある一定の年齢を過ぎたときからこういう性格になった気がする。

いろいろ調べたら更年期障害?って意見も出てきたけど、

それはもっと以前にあったから、過ぎていると思う。

(そのときは異常で、ここに書くことができない)

ちなみに、私は生まれから一度も

母が他人と出かけるところを見たことがない。

いつもどこかに行くとき家族といっしょで、

買い物はひとりで行くけど、旅行などは家族以外の人とは行ったことがないという。

一度、高校時代の友人と電話しているところは見たことがあるが

たぶん、友人と呼べる人はいないと思う。

個人的にはもう少し趣味を増やしたり、習い事教室に通ったりして外の人間関係を作れば

状態が良くなるのではないか、と思うのだけれど、

また色々と不満を言われそうで、なかなか提案できない。

そもそもそんなふうに社会から自分孤立させたのはお前達子どものせいだと言われそうで、母について思うことがあっても、口出しができない。

もしかして軽度の認知症なのか、とも考えたけど、

上記以外は特に問題はない。恐ろしくキレイ好きで、家事完璧毎日こなしているし、精神が落ち着いているときはとても優しい。

正直、母という人間が年々わからなくなっている。

まるでモンスターを見るように母に接してしま自分が苦しい。

どこかでまだ母に認められたいと思っている自分がいるのも、事実だ。

から今日も母の意味からない他人批判をえんえんとリビングで聞いている。

母のことを思うと泣きそうになる。ほんとうは、批判している本人も苦しいのではないか、と思う。母はストレスが溜まっているだけなのだろうか。それとも病気なのだろうか。

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