この文章はジョギングを始めようか迷ってる人、やってみたけど続かない人向けに書きました。
僕は運動音痴だし、長距離走が世界で一番嫌いでした。そんな僕が今では一回に10km、月間40kmを走れるようになったので、その体験を共有できたらと思います。
身長180cm
76kg(当時) 70kg(現在)
それまでの習慣的な運動なし
友人に誘われたのがキッカケです。
三年ぐらい昔。
相手は走り出したばかりの人で、みんなで皇居ランしようって話になり、付き合うことに。
この時点ではジョギング嫌い。
ただ、はてなのエントリーを何度か見ていたので、本当は面白いんじゃないか?何か得られるんじゃないか?
と、ネタ的な気持ちで走りました。
結果は最低。
まず装備が違ってました。
友人は市民マラソンに出てくるような格好だったのに、僕は家に転がってた運動靴に普通のトレパンとロングTシャツ。
他のランナーも友人みたいな感じだったから、恥ずかしかったです。
次に走行結果。
勢いで二周したのだけど、息は辛いし、足は痛い。
終わった後のシャワーの爽快感とビールは美味かったですが、得られるモノが少なすぎ。
友人には
「もう二度とやらない」と宣言しその日はおしまい。
一つだけわかったことは、前準備もなく根性だけで10kmは走れるということでした。
それから半年ぐらいして、仕事が全然うまくいかなくなってきたんです。
当時は外回りしてたんだけど、動けば動くほど辛くて。
土日は極力、引きこもってました。
上司や周りからは「ちゃんと考えろ」って何度も叱られたんですけど、体がだるくて思考が正常に回らない状態になっていました。
そんな時に「変わらなきゃいけない」って思ったんです。
で、いろいろ悩んで
・体力をつけること
・どうせなら苦手なこと
の三点でジョギングを選びました。
最後の「苦手なこと」を選んだのは「何かを克服することで得られる達成感」が欲しかったからです。
といいながら、いきなり走るのは抵抗があったので、まずはウォーキングから。
走るイメージをしながら、コースを作成。歩ける道ならだいたい走れるだろうと思って。信号だけは避けました。
意外とよくて、どうやって走ったらいいのかをアドバイスくれるんです。
ポイントは、気張らずに六割の力で走ること。
指示に従って10分、足踏みするだけでも自信はつきました。
そんな感じで自信とイメージがついたところで、いざ屋外へ。
初めは超ビビッてました。
僕みたいな初心者「クズ」ランナーを他の人が見たら笑われるんじゃないか?
という黒い感情が渦巻いて、やっぱりやめようか…と思も思いました。
でも「そんなの自意識過剰なだけじゃん。」と思い改め開始。
ラン自体に目標もなかったのでなんとなく家の近所の散歩コースを15分ぐらい走りました。
この時には事前の準備が効いていたのか、無理もせず、初めのような辛さはありませんでした。
ただ、翌日は筋肉痛でした。
なんとなく定着させるには、二回目、三回目を早い段階で乗り越えるのが大事だと思っていたので、週一回のペースでチャレンジ。
初回と違ったのは、景色を見る余裕や考え事する余裕が出できたこと。
特に三回目は走る前に仕事で嫌なことがあった時だったんだけど、これがよかった。
(普段なら深酒して泥酔して大事なお金と二日酔いで次の日を失っていたでしょうね。)
「嫌だ嫌だ。自分はなんてダメなんだろう。消えてしまいたい」なんて思いながら淡々と走っていました。
するとどうでしょうかだ、その黒い気持ちが段々と薄らいでいき、走り終えた頃には「ま、いっか」と開き直っていたのです。
これがウワサの「汗と一緒に悪い物も流れる」なんだなと感じました。
それ以来、嫌なことがあったり、頭の中がいっぱいになったら、走るようになりました。
結局、それが週一ペースに繋がったんですね。
あとは他のブログの方たちと同じです。
走ってるうちに他の楽しさ見つけたり、友人が繋がったり、大会に出たり。
モチベーション維持に役に立つのは、スマホアプリとSNSでした。
Twitterの仲間だけじゃなくて、Facebookの同級生とか、走ったことで新たに絡める人が増えるんです。
そういう人たちと結果を褒め合ったり、励ましあったりすると「よし、今日も走ろう」ってなんです。
走った記録も残るし、Twitter、Facebookへの自動投稿で、また話が盛り上がる。
走りたいって思う気持ちが続くことは本当に大事です。
ありきたりだけど、フルマラソンを走ること。
やっぱり高みを眺めてみたいです。
あと、息子(0歳児)が大きくなった時に一緒に走ること。
そのためには継続あるのみです。
>みんなで皇居ランしよう 解散
真似したい。本当にもやもやしたときは走るのは効きますね。
走れ! リア10