進撃の巨人の作画に投入された人数が多すぎて「作画兵団」と呼ばれる
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作画オタ「作品の内容と質を落とさないために、心臓を捧げるのがお前らの務めだろうが!タダ飯喰らいが1クール振りに役に立ったからって、いい気になるんじゃねぇ!」2013/05/20
作画オタクはこの「作品の内容と質」という曖昧なものに興味がありません。
作画オタクの関心は5割以上が作画に、1〜3割が演出に向いており、残りは人によって世界観やストーリーだったり女の子の好みだったりそれぞれです。
一番好きなのは作画ですが、アニメにおいて最も重要なのは演出意図を的確に表現することであるということも同時に理解しています。
(というかみんなの言う内容とか質って演出の範疇だよね?
いやいや脚本だよ! と言われるかもしれないが、脚本なんて演出でどうにでもなってしまう。
映像作品という脚本の上に演出が乗っかる媒体で、フィルムを見て脚本の良し悪しを判断できる人っているんだろうか?
アニメファンの言う脚本は往々にしてストーリーでしかないし、実際に脚本を読んでいる脚本家と演出家以外で脚本を語っている人を、妄想で語る人を除いて見たことがない。)
進撃の巨人を好んでいる作画オタクは今のところあまりいません。
好き嫌いではなく、特に注目していないんです。
重いアクションと線の細かい装備ばっかで頑張ってるけど作画的な見所はねえな。今井さんパートバレありがとう。IGに珍しく田中きたね。後藤さんお元気ですか? とにかく大変そうだね。というところです。
以上が本当に素直な感想で、最大の魅力であろう原作通りのキャラが3D背動でビュンビュン飛び回る、これに全く惹きつけられません。
今期はゆゆ式とむろみさんに狂喜していますし、来期は恋愛ラボと君のいる町で脳汁垂らしているでしょう。
みなさんもなんとなくはわかっているのだと思いますが、クレジットが増えるのは単に手が足りないからです。
作画オタクは原画人数が少なければ少ないほど喜びますし、二原撒きとその遠因である総作監制は絶滅しろと日頃から主張しています。
大勢が数カットずつ虫食いの間に合わせでやるより、昔のように少人数が数十〜100カット単位でやってほしいと常々思っています。
余談ですが6話作画グロスのスタジオワンパックは作画オタクにとってあまり喜ばしくないスタジオで、エリートでも何でもありません。天使宮井ちゃんに注目している人は少しはいると思いますが。
(グロス先は童夢だが原画から処理・作監まで全投げ。動検と動画の一部は童夢っぽい。)
作監も原画も二原もワンパ社内のスタッフがほとんどもしくは全部ですから、Twitterのアニメーター募集とは全く関係ないと推測できます。
というか呼びかけのあった4/22は6話放送の約3週間前であり、この日以降に6話の作画作業がスタートしているとは考えられません。
それにTwitterの募集であんな大騒ぎになったのもなんか気持ち悪いなぁと思っています。
いつも横のつながりで仕事をしている業界が、知り合い同士でフォローし合ってるTwitterで募集するのは日常的なことでしょう。
こういったことは今回が初めてではないですしね。
さらには参加アニメーターが増えたところで1カット当たりの単価は変わりませんし、元々あったお金を仕事した分だけみんなで分け合うだけです。
追加予算キターとか金かけてんなーとかは売り豚の妄想なので、普通に作品を楽しんでいるのだったら影響されないようにしましょう。
様々な制作エピソードを読んでいると、アニメーターに対して心臓を捧げろとかタダ飯喰らいがと思ってしまうことは実際にあります。
ですがこういう遊びもなく興味の薄い作品に対して思うことは何もありません。
うまいこと言いたいがためだけに都合よく作画オタクを利用するのはやめてください。
id:inumashさん、デモを報道されたかったらリリースを出せと理路整然と諭していた貴方をよく覚えています。
他の分野ではわりと冷静な反応を見せるはてなーたちはなぜアニメ制作、こと作画に関しては頓珍漢なコメントを残し続けるんでしょうか?