今就職難で、氷河期以上とか言ってるけどさ、正直働いている側としては今すぐにでも辞めたくてしょうがない。贅沢な悩みだとか、勝手に辞めて採用枠広げろとか思うかもしれんが、そんなこと言われなくてもうちの会社では若い人が毎年5人以上辞めている。100人規模しかない会社で。そして2年ほど前から新卒の採用はストップしたままだ。
俺が就職したのはちょうど4年前で、新卒の雇用状況が改善されつつあると言われていた時だった。会社は50社ぐらい受けて実際に面接行ったのが30社ぐらい。そのうち内定は3社。大学はDランクぐらいかな。俺はいわゆる普通の学生だったから希望も大志も無く、内定した3社のうち今の会社を選んだ理由は休日が一番多かったから。年間125日だったかな。実際取れてるかわからないけど、土日祝日は基本休みで、GW、盆、正月も普通に暦通り休み。まあ取れているだろう。3社とも当時はそんなに内定を取るのが難しくない(今でもそうかもしれない)業界だった。メーカー直販の車の販社と、資格学校の会社、あと不動産系の会社だった。自分はどれも興味が無かったが、かといって興味があることなど無いので、いちばんマシそうなのを選んだ。労働条件という意味で。
辞めたところで仕方が無いし、お金ないし、底辺の生活が確実に待っていることはわかっているんだけど、それでも今の会社に勤め続けるのは吐きそうなぐらい嫌だ。何が息詰まるかというと、この会社機構というか、組織形態というか、システムというか、毎日通うのが嫌でしょうがない。毎年辞めて行ってる5人が俺と同じような理由で辞めたのかはわからないし、そこらがその後どういう仕事をしているのかわからないけれど、今の仕事は介護でもしているかのようだ。イエスマン、ご機嫌取り、ヨイショ、それが仕事。特に、社内に対して。社外にはまだ真っ当に仕事を進めているが、それでも社内から、「こういう仕事の仕方をしろ」と、ご機嫌取り、ヨイショを勧められる。アホらしくて反吐が出る。それをやる方も、それをやられて喜んでいる方も、それで成り立つ関係も、社会も。
嫌なことも我慢するべきだとか、仕事なんてそんなもんだとか、サラリーマンの宿命とか、そうやって成長するんだとか、上の世代にはそういう意見が多いだろうけど、実際のところ嫌なことを毎日続けるのは人としてどうかと思うし、限界が来る。外人から見たら頭おかしいって言われるらしいじゃない?日本のサラリーマンって。そして、実際にそういう嫌なことをずっと続けてきたジジイたちが犯罪に手を染めたり過労死したりリストラされたり、今となってはジジイたちの意見がとても正論じゃない、むしろキチガイじみた妄信だという現実を我々は目の当たりにしているよね。
でも、よく言われるように、「続けるも地獄、辞めるも地獄」でしかない。転職という形で辞めた人が実際は多くて、彼らが新しい職場で悠々自適でいるかは不明だが、そのうち2人は公務員になっていたり、いわゆる社員からみた優良企業に転職していたりする。実情、内心はどうだか検討はつかない。彼らは辞めてからも新たな地獄が始まっただろうか。どちらにしても、俺が辞めるとしたらどうせ地獄だ。俺は夢や希望があってやめるわけではないから。そんなものは元々存在しないし。じゃあどうすればいいだろうか?まず、続けることが出来るだろうか?続けるべきだろうか?やめたとして、生きていけるだろうか?その生活は、今より苦痛の少ないものだろうか。ジジイたちは続ける地獄を選んだ。俺にとっては、どちらの地獄がマシだろうか。
個人的には、外国に移住してみたいという気持ちがある。言葉もわからなし、専門的な技能があるわけでもない、外国人は差別されるだろうし、仕事なんかないかもしれない。住むところもままならないかもしれない、その日暮らしもままならないかもしれない。だとしても、この日本の閉塞感は耐え難い。
差し支えなければ、業種を教えてくれないか。 そういう自分は4年前に製造業(開発部門)に入社して、ここ1年程増田と同じようなことを考えている。
あんたの業種を先に書いてほしかったよ。 俺は半導体。
悪かった、精密機械だ。 製造業が日本の閉塞感を一番感じてるんだろうな、とふと思った。
日本の場合さ、少し前までは大卒の社会人一年生になんか期待してなくて、自社で育ててたんだろ。 大卒時にみるのは大学名くらい。 大学には受験時にどのくらい成績がよかったかを図...