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2011-12-27

http://anond.hatelabo.jp/20111227145125

まぁ「オブジェクト指向」くらいでもいいかも。

モナドを理解してないプログラマはクソ」とかそういうレベルでないことは確か。

2011-01-11

Xenoblade批評

2ch神ゲーと名高いXenobladeをやった。プレイ時間100時間超。ここまでくると相当楽しんだろうと思うかもしれないが、実は、やっている最中から危機感を覚えていた。

最初に言っておくと、僕はFF12神ゲーだと思っているくらいなので(ストーリー最後はいただけなかったけど)、多少ひいき目なところがある。

このゲーム一言で評すると、「JRPGに必要な要件を外さずに詰め込んだ作品」、裏を返せば、「革新的なところが何一つ無い作品」。Xenobladeにある要素は、ほぼ全て他のゲームで体現されていたものばかりで、「ここが他のゲームと違う」というところがほとんどない。ビジョンシステムが他には無いかもしれないけど、実は、ビジョンを全て無視しても、ゲームは成り立つ。だから、これが革新的とは思えない。

他に欠点をあげると

結局のところ、「意欲作」という気がしなかった。なぜ、今、このご時世にこんなコテコテJRPGを作ったのか理解に苦しむ。任天堂FFを取れなかった分を補うものとしてJRPGを要望したのかもしれないけど、それにしたって、特徴が無い。FF7あたりを現代的なJRPGの出発点とすれば、バトルがシームレスになっただけで、10年間何も進化してないのではないか

そして、もっと問題だと思っているのが、こうした保守的な作品を歓迎しているプレーヤーたち。これを絶賛できる人は、ゲームに新しいものを求めてないんだろう。そして、そういうゲーマーに迎合しているうちは、ゲーム進化しないだろう。もちろん、他に進化し続けているゲームはあるから、まるでゲーム業界全体の話題として語るのは杞憂なんだけど、でも、プレーヤー反省してほしい

かなり傲慢に語ったけど、ここまで保守的な作品を神ゲー扱いする風潮が怖くなった。

そういう意味で、坂口ラストストーリーも気になるけど、なんだか戦闘システムが複雑になっただけな気がしている...。

2010-11-25

http://anond.hatelabo.jp/20101125224652

別々のものは別々のものであるから、それを同一視するのはナンセンスであるというのは自我に基づくものであって、他我の存在を無視していることに繋がる。

 正直に言うと、この一行を正しく理解できている自信がないのです

 つまり、『「別々のものは別々のものである」という解釈は、主観的な解釈である』(他我の解釈を無視している)ということでしょうか


 また、貴方が最終的に仰りたいのは、恐らく『自我と他我との断裂は埋め難く、それ故にレッテル自己内面との差異を言語によって証明することは不可能なのではないか?』ということなのだと私には思われました

 もしそれが貴方の問いたい内容なのであれば、私はこう答えます。「実に全くその通りだと思います」


 しかし、そう思うのと同時に、とある言説において反論が可能であるように思います。


 というのも、それは『自我とはそもそも言語化するべきでないものなのだ、あるいは自我とは言語化できない存在なのだ』という言説です

 すなわち『レッテルを貼るという行為における地平を超越した地平に、自我存在するのであり、そもそもそのようなことを証明する(レッテルを否定する)必要はないのだ』という言説です

 さてこの言説に則って更に反論を進めるとすれば『何故自己レッテルの地平を超越していると言えるのか』ということに対して証明が必要です

 しかし前提として、このことの(言語による)証明は不必要であると先に述べてしまったので、証明そのものがナンセンス化しているのですが、しかし敢えて説明を行います。

 すなわち、自己とは関係性の産物であるからです

 関係性の地平は、実在性の地平、つまりレッテルの地平を超越しているといえます

 というのも、関係性とは『ものとものの間にあるもの』なのです

 ですから、実在性(ものの地平)を超越しているのです


 では、どのようにして『関係性であるところの自己は、実在性(ものの地平)を超越しているのか』についてですが……これについては私も勉強中なので確たる答えが返せません! しかし敢えて言うならば、我々の自己意識自我)が、ある単独なもののみによって構成されることでは、存在し得ないからだ、ということが言えるでしょう。

 というのも、ある単独のもののみで構成されている世界には、存在理由がありません。

 このように断定することができるでしょう。(ライプニッツモナドロジーは否定されるべきだと私は思います)

 存在する理由(存在における『How、及びWhyという双方の質問に対する説明としての理由』)がないのに物事は存在できません。

 すなわち、自我存在する方法としては、ある単独のものを用いるだけでは不十分なのです

 そして、相補的な二つのものにおける関係性としてでしか人間自我存在できないのでしょう。


 そのような理由から言って、自我についてレッテルとの差異を証明する必要は無い、と言うことができるのではないでしょうか。

2009-09-29

http://anond.hatelabo.jp/20090928194445

寄生する、短絡的な生き物についてのことである。

集計値にはいかようにも解釈可能な幻想が施され、言霊となり「善」や「正義」を装いメンバーコントロールする。

それら「善」「正義」は、普遍的なものではない。厚生最大化の対象は、属するチーム内に限定される。

「他チームより優位に」が本質目標であり、その意味で、多分に偽善的な「善」「正義」であり、その裏の顔は、コミュニケーションの本性と同様、「他者の操作」である。

30年後、短絡的な生き物もおしなべてモナド化させられ、集計値(⇔単子)という言霊により宿主を操作する、ということも不可能化する。

一方注意深き者は、偽善自己防衛の狭間で苦しみ、要素価格の均等化に怯えながら暮らすのがそこまでの未来である。

タカリとは、前者のことをさす。

「善」や「正義」を捨て、評判を拠り所とし、私的言語世界に戻り、機械論者となり、生態圏をずらしにかかるのが、裕福な人間だ。 9.28 8:21 修正

2009-05-15

サイコロ

エコロ爺

サイコロ

-

オントロ爺

-

ソシオロ爺

バイオロ爺

-

アンスロポロ

-

モナドロ爺

-

フェノミノロ爺

エスノロ爺

-

エピステモロ爺

オプサロモロ爺

2008-11-07

Haskellerと付き合い始めたのだが

http://anond.hatelabo.jp/20081105135432

彼女ができた。なんとHaskellerだ。

8月に参加したLLイベントで知り合い、10月から付き合い始めた。なんでLLイベントにHaskellerが…

これまで5人くらいのプログラマと付き合ったことがあるけれど、一般的なプログラマと比較して

といった点が目立つ。

見た目はLisperを少し丸くしたようなかわいらしさがあるのだけれど、要するに中身はPrologだ。

初めは戸惑いもあったが、案外こういうプログラマとつきあうのは楽で楽しいと分かってきた。

コードは深い問題もFizzBuzzのような軽い問題も内容を伴って書ける。

いろいろメタプログラミング・アロー記法ユニコード演算子などを試そうとするなど好奇心が強い。

純粋関数型言語も習得しているというのに論理系の言語も習得しようと勉強していて向上心の強さがある。

反面、入出力のコード論理的・合理的なのかな…と思いきや、

IOモナドコントロールできない自分に「おかしいな、普段はこんなはずじゃないのに///」と恥ずかしがる。

Haskeller、はっきり言ってオススメです。

問題はどうやって知り合うかだけれど、職場(あるのか?)という戦闘モードの時に誘うのではなく、.emacsなどを書いているオフタイムが狙い目としか。

初めの一歩が難しいだけで、後は一般的な女の子よりも付き合いは簡単かも。

だって普段Makefileに書いている論理と同じでいいんだから。

2008-07-24

プログラミング言語オタが非プログラマー彼女言語世界を軽く紹介するための10言語

via Twitterオタが非オタの彼女にTwitter世界を軽く紹介するための10ユーザ

まあ、どのくらいの数のプログラミング言語オタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、

「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、

 その上で全く知らないプログラミング言語世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」

ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、プログラミング言語のことを紹介するために

習得させるべき10言語を選んでみたいのだけれど。

(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女プログラミング布教するのではなく

 相互のコミュニケーションの入口として)

あくまで「入口」なので、アーキテクチャに過度に依存するアセンブラ等の低級言語は避けたい。

あと、いくら基礎といってもBrainf*ckやUnlambdaのような難しすぎるものは避けたい。

ポール・グラハムが『Arc』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。

そういう感じ。

彼女の設定は

PCはほぼウェブ閲覧専用、Excel程度は使える。

ロジカル度が高く、頭はけっこう良い

まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

Java

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「Java以前」を濃縮しきっていて、「Java以後」を決定づけたという点では

外せないんだよなあ。ゴスリングもハゲだし。

ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。

この情報過多な言語について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報彼女

伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。

Smalltalk (Squeak), LOGO

アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうなプログラミング言語(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのものという意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには一番よさそうな素材なんじゃないのかな。

プログラミング言語オタとしてはこの二つは“教育用言語”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。

Haskell

ある種の言語オタが持ってるラムダ計算への憧憬と、ACM監修の関数型言語純粋さへのこだわりを

彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも参照透過な

純粋関数型で許される計算順序の規定」を体現するモナド

純粋関数型言語の非正格性」を体現する無限リスト

の二要素をはじめとして、オタ好きのする要素を言語にちりばめているのが、紹介してみたい理由。

Common LISP

たぶんこれを見た彼女は「Emacsだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。

この系譜の作品がその後続いていないこと、これがポール・グラハムの間では大人気になったこと、

ポールグラハムがウェブサービスの構築に使って、それがいろんなウェブサービス開発者にも影響しててもおかしくはなさそうなのに、

実際のウェブサービスでこういうのが使われないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

Perl

「やっぱりプログラミングバッチ処理のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「awk

でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この言語にかけるラリーdankogaiの思いが好きだから。

断腸の思いで延ばしに延ばしてそれでも2008年、っていうPerl 6のリリース予定日が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、

そのリリースというイベントへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。

Perlリリース延期を無駄だとは思わないし、拙速リリースは無茶だろうとは思うけれど、一方でこれが

GuidoやMatzだったらきっちり予定通りリリースしてしまうだろうとも思う。

なのに、各所に頭下げて迷惑かけてリリースを延期してしまう、というあたり、どうしても

「自分の言語を形作ってきた哲学(TMTOWTDI)が捨てられないオタク」としては、たとえラリーがそういうキャラでなかったとしても、

親近感を禁じ得ない。言語自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。

Postscript

今の若年層でPostscriptを直で書いたことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。

PDFよりも前の段階で、DTP哲学とか印刷技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、

こういうクオリティプログラミング言語エディタで書かれてたんだよ、というのは、

別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなくプログラミング言語好きとしては不思議に誇らしいし、

いわゆるJava VMでしかスタック言語を知らない彼女には見せてあげたいなと思う。

PHP

PHPの「HTMLに埋め込み可能な点」あるいは「RDBMSとの接続性」をオタとして教えたい、というお節介焼きから教える、ということではなくて。

HTMLテンプレートエンジンを作り続ける」的な感覚言語オタには共通してあるのかなということを感じていて、

だからこそアメリカ版『Yahoo!』の開発言語PHP以外ではあり得なかったとも思う。

「MとVとCを分離なんてできない」というオタの感覚今日さらに強まっているとするなら、その「オタクの気分」の

源はPHPにあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、

単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。

Prolog

これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。

こういう述語論理風味の計算をこういうかたちで言語化して、それが非オタに受け入れられるか

気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。

C++

9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にC++を選んだ。

Javaから始まってC++で終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、テンプレート以降のメタプログラミング時代

の先駆けとなった言語でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい言語がありそうな気もする。

というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら

教えてください。

「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。

こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。

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