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2022-12-11

anond:20221211005236

新品を買う習慣が抜けない

 

しかった学生時代の反発で就職してから新品を買うのが好きになったが、50代になっても全然変わらない。新品の方が好きになってしまった。新品にはメーカー保証が残っていて、派遣修理を頼むと修理員が説明をする。厳しい給料で開発してきた新技術を熱心に語る。そういうのを聞くのがすごく好きだ。

 

車も新車だし、服も靴も新品だ。椅子座椅子。パナの加湿器テントも大鍋も新品(大鍋は結婚祝いにもらった)。アマゾン専売の和平フレイズフライパンは蓋が別売りなのだが、それも新品で買った。横からおとしたためちょっとゆがんでいてきっちりしまらなくなったが蒸気逃がしにちょうどいい。

 

フェイルセーフなにそれ、蓋を閉めるたびに自分ミスを突きつけられているけど全然大丈夫。私は本人である自分些細なミスを引き受けるのは容易い。その蓋は「本来そういうものなのだ2000円のぴかぴかのフライパンを買い、ちょうど2年したら皮膜がはがれてくるので鍋物用にしてまた炒め物用に同じ鍋を買う。煮込み(圧力)以外はすべてフライパンでやる。なにしろ底面が広いからガスの熱効率がいい(IHコンロは嫌い)。蓋は今日目玉焼きを蒸し焼きにした。

 

オーブントースターはなくてウォーターオーブン。餅も魚も焼き芋も揚げないフライも全部こんがり。そういえば最近のコンロは過熱防止がついていて焼き芋ができないが土鍋焼き芋窯(これも結婚祝い)も捨てずにとってある。

 

正直にいうと防水シェーバーを買って風呂でつかってたら防水のくせに中身がさびたので、保証間内だと連絡したら修理よりはともう一セット送付されて来たけど古い方のさびをなんとかみがいたらまだつかえたので新品は未開封だ。つかえなくなったら次にあけて使う。一応過放電という言葉くらいは知っている。だが日常的に使いこんだ道具には特別な魅力がある。

住宅10年前に買ったやつ。新しくても次々に汚れ壊れていく。修理に何度も業者を呼んだし(エアコンエアコンエアコン、ドア、食洗機LAN、……)下水道高圧洗浄もシロアリ施工検討している。懐古趣味というか普通に生きるだけで大変だと思う。

 

食器も新品のパン祭りの方が好きだ。多くの人の手に渡って届く。百円ショップにはスレート皿とか、普通食器コーナーにも柵を切っただけの刺身が高く見えそうな皿が売っててたのしいけど食洗機不可。開き直ったように、食洗機自分を甘やかしながらものを愛している。実家からもらった器は母の顔を想像しながら取り出すこともあるけど、正直食洗機だと手を滑らすこともないのであんまり割らないし20年減ってないか普通にうちんちの皿になった。実家地震が多い関東北部からまあ避難といえなくもない。..あと赤い呉塗り?のお茶碗だけは全部食洗機ではがれてきたな。やっぱ藍染め最強。

 

状態が悪い中古もまた良い。手荒く扱われてきたものには独特のくたくた感がある。ナイロンポリエステルスタジアムジャンパーみたいに暖かいのに身動きしやす上着20年前に親の買った正月福袋からでてきてそこから着たおして親にも「まだそれ着てるの」とあきれられたけどポケットのはしがほつれてきただけだし着ればずっとほっかほかで暖かい20年前に買った、首にヒモはいってる色違いペアルックトレーナーも2歳ころの娘が抱き上げられながら首からヒモをすっかり抜いてしまってその娘が成人してから「おまえが全部抜いたからこっちだけヒモがないんだよ」といってくすぐったそうなカオをされる。今日普通にヒモのない服を着てる。

 

本は同人誌が好きだ。12年前のジャンルすごかった、プロ漫画家が一斉に頼まれもしないのに二次創作同人誌を書き出してまるで自分で選べるアンソロジーだった。その前のジャンルはすごい人が多いとおもったらほぼのきなみプロデビューしてていやそこに混じろうとおもった自分すごいな?っておもった。プロデビューした方以外もなかなか捨てられないでいる。

そのあと公式アンソロジーがたくさん出るジャンルを見たが、テーマがきまっていたり無理矢理感があったりでいまいちだ。これは公式ということもあってたくさん売れて、そのあと古本にたくさん流れている。こういうのは古本ざっと目を通してすきな作家だけ切り取るのにも躊躇しなくていい。切り取らないけど。やっぱ古書店に放流するけど。資金に余裕ができたらとなりの土地買って書庫でも建てたい。

 

新しいものというのは、誰にも使われていないものだが特許や開発部や消費者の御沙汰を経て発売されている。自分には後世に残すべきものを見抜く目がない。最大多数の最大幸福自分幸福ではないので、選べる余地がある新品から選ぶ。まだ背の高い人が腰をかがめなくてよい台所安価になってないのがイラつく。ただ古くてもいいものブックオフスーパーバザールにいって見繕うのだけれど、だいたい見当がつく。

ああこれはまっさらだな、見た目で暖かそうなのに触ったら見た目より暖かくないからだ。

これは手入れが悪く見えてさびてるけど、直火にあたる金属はだいたいさびから見た目ほど悪くないな。ただそれでもまだ高い。私が欲しいのはとなりの空き地雑草をボヤにせず灰にするだけのための焚き火台だ。

これはすごく欲しいけどもしかしてもう持ってそうだな。やっぱ持ってた気がしてきた。だれか他の人に買われろ、おまえはいいやつだ。

そして、一番ほしいフィギュアはやっぱりブックオフになんかながれないな。なかなか再販されなくてプレミアついてメルカリで数万してるものブックオフに売るやつなんかやっぱりいないんだな。

ブックオフは私からみると「残念」のたまり場だ。

  

私の生活歴史の集合であるが、モノは使い潰してどうにもならなくなってから捨てるものなので、めったに中古に売らない(本は放流はする)。

今日も、遠い小型家電ボックスに捨てるはずのモノに「これは遅いLANケーブル」とマスキングテープを貼っておく。さもないとまたゴミ箱をあさって再利用してしま自分から

  

追記1

 元増田が消したのでなんかパロディ剽窃みたいになっててイヤ。なんで消すん……

 おまえも消せよみたいな圧はあえて感じないよ

 とおもったら普通にうちの回線が遅いだけだった。LANケーブルェ……

追記2

 正確には「直火にあたる金属さびる」のではない。

 「火を消そうとして水をぶっかけるとすごい音はするし灰かぐらはあがるし灰が水に溶けて強アルカリになって金属さびて見た目が悪くてイヤになって売った」だと思う。

 水に濡れた炭の始末にも困っただろうな。キャンプ場は炭をそのへんに埋めるの禁止だし。炭鉱みたいにいつまでも炭は地中に残るし。

 蓋つきの炭いれ壺(漬物用でよい)をつくって、トングで移動して蓋しておけば次回も着火剤につかえるのに。

 自分もやったからわかる。

 
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