2021-11-28

チェリまほのドラマについて思うこと

30歳まで童貞だと魔法使いになれる こと「チェリまほ」が好きだ。

もともとTwitterで読んでいた漫画ドラマになり、軽い気持ち1話を見たら一気にハマってしまった。

原作を全巻購入して一気に読破した。

人を好きになる過程や恋の進み方がじっくりゆっくり丁寧で、原作ドラマも大好きになった。

そう、ドラマ11話が放送されるまでは。

ドラマ公式Twitterが動き、明日何かの情報解禁があるようなので

今のうちに吐き出したいことを書いてしまおうと思う。


インタビュードラマ11話・12話は一度しか見ていないのでうろ覚え


【ここが納得できないよ】

11話と最終話

安達性格原作ドラマで違うのは、飲み会屋上のシーンで「それどういう意味か分かってる?」の反応で

原作では頷くが、ドラマでは戸惑い「全然分かっていなかった」と吐露していることからも分かる。

しかエレベーター内でコンペ担当者の心の声を聞いたかとはいえ、『安達』は黒沢練習していたことがあんなに一気に吹っ飛ぶか?

自分を信じてくれた黒沢自分関係自暴自棄になって蔑ろにしたくなるか?

自己嫌悪からこれから関係不安になって、黒沢安達を泣いている姿を見て別れようってなるか?

事前に柘植から釘を刺されているのが何の役にも立ってなくて謎だらけだった。

そして最終話

柘植に諭されて安達黒沢約束した場所へ。

自分で考えて湊に土下座した柘植の方がよっぽど覚悟があって真正から向き合っているように感じてしまう。

柘植は助言をしてくれるけれど、自ら気付いて行動する力を安達は持っているのではと思っていたぶん拍子抜けした。

安達が今まで少しずつ他人とか関わっていくなかで、表情や行動が自信を持ったものへって表現されていたのにそれは何だったんだろう。

安達という人間像がブレてるというか原作と違いすぎるように感じた。

(もともとドラマ安達成長物語にしたかったらしいのを原作側がチェリまほはラブコメから…となった名残もある?)

あとどうしてあん場所六角藤崎さんが花火してるのか。不必要シーンNo.1

藤崎さんについての考えは後述。

脚本家インタビューで「BLじゃなくて人間ドラマ」のようなことを言っていたが、安達黒沢柘植と湊の関係の進み方が明らかにBL

付き合った日に肉体関係を持つ柘植と湊、復縁して朝チュンする安達黒沢

丁寧に書きたいと話していた関係精神面だけで肉体面は疎かなのはどうしてだろう。

ちなみにエレベーターキスが物議を醸した(ような気がする)のは「キスをしたところを映していない」からではなくて

キスまで進んでいない二人」を見てきた視聴者が「ベッドイン・魔法を失った安達エレベーター内で慣れたキスをする二人」に置いてきぼりになったからではないだろうか。

実際にキスをしているところを見せろと言っているのではなくて、キスさえしていなかった二人がいきなりそうなっている雑さだと私は思う。

脚本家思想藤崎さん

恋愛固執しない自立した女性が書きたかったのは分かる。

分かるけれど、不必要場所やシーンでの登場回数が多すぎる。最終話でそんなに藤崎さんのシーンいる?いらん。

恋愛別にいらないけれど、同僚男性達の恋を見守ってて相談もされちゃう自己実現のための勉強も頑張ってる私☆」じゃん。

それこそ腐女子妄想では???

安達黒沢関係に気付いているのはまだしも、それ以降の恋愛相談役としては適任ではないし何でそこで花火してんの?????

スピンオフでは何でチョコ配っているシーンが必要なの?しか恋愛対象いないですよアピールキャラ付け)しながら。

脚本家インタビューで「現実だと同僚でBLを考えているのは気持ち悪いと思われるかもしれないので藤崎さんを腐女子ではなくした(うろ覚え)」という話しており、

納得したが同時に「他のドラマで『恋愛がいらない女性』を描きたいと言ったら「その役いる?」と言われて出せなかったから今回出した」と話しており

「いや、あなたが出したい役を出す場じゃないんで」って突っ込みたくなった。

総じて脚本家自己顕示欲にまみれたキャラ付けしか思えない。

ちなみに六角ポッキーゲームで「そんな時代錯誤なことやってる~」みたいなことを言ったのも意図的らしく脚本家思想丸出しだった。

そういう問題提起原作があるドラマでしてほしくない。

③二つのカップルの差

黒沢安達

柘植と湊

つのカップリングが出ている限り比較はされやすい。

ドラマ柘植と湊の関係が先に進むのは展開的に仕方がないとは思うけど、スピンオフの差には愕然とした。

つげみなは原作関係性があまり進んでおらず、(原作要素を取り入れた)ドラマオリジナルなのは分かる。

しかしくろあだは二本立てで、しっかりとしたストーリーではなく短編二本。

六角編は第三者目線面白かったが、正直バレンタインがっかりした。がっかりした!!余りのことなので二回言う。

原作1話以前の内容でそれをスピンオフに持ってくるには内容が薄味すぎる。

これだったら二人ががっつり一緒にいるエピソードが見たかったし、何でチョコ会社で渡そうとするの…?浮かれまくってるの…?

黒沢の「甘いものが苦手」という嘘を原作安達は見抜いてたけど、ドラマは信じてたので性格の違いがよく分かるような気がした。

原作安達が嘘を見抜いていたのはドラマより後出しだったので、あまり関係はないかもしれないけれど。


明日何かしらの情報が解禁されると思い、今のうちに苦い思いを弔おうとしたが思い出してしまっただけだった。

ロゴだけのグッズとか微妙映像特典とかファンミで一話のオーディオコメンタリー今更いる?とか。

ドラマから爆発的な人気が出た故かドラマ至上主義者も多い。

もちろんドラマは大好きである。だからこそという気持ちが多いのかもしれない。

結局11話と最終話は一度しか見ていない。

新しい情報と共に、今後あるのであればメディア展開も楽しめますように。

悪い人はいない世界で、私も優しいその一人になれたらいいのに。

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